さよならはスローボールでのレビュー・感想・評価
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SQUEEZE
おじさん達が草野球するだけの映画?と気になって観ましたが、本当におじさん達が草野球する映画でとても新鮮で楽しめました。
球場の取り壊しが決まり、それによりこの球場での最後の試合をやろうとする2チームがひたすら試合をするってだけの内容で、どこかから隕石が降ってきたり、他のチームが参戦して三つ巴になったりとかはせず、しっかり1対1の様相を崩さない姿勢はナイスリアルでした。
特別なプレーも存在せず、ちょっと捻った投球はあったりしつつも、投げて打って捕って走ってをしっかり表裏やっていくだけなのも本当に草野球で、そこにおじさん達の日常の愚痴も混じってダラダラしている感じ、それでもこの空間が好きなんだなぁと感じれるシーンが所々あってそこも好みでした。
どんどん日が暮れて暗くなっていってからは、メンバーのやる気も盛り下がっていき、試合がめっちゃグダグダしていくのが面白かったです。
試合としての見栄えなんてあったもんじゃないですが、なんとか決着だけはつけようと躍起になっているおじさん達を応援するに限ります。
ヌルッと終わってヌルヌル退散していく様子込みで本当に普通の草野球だなぁといったところまでまったりしていて良かったです。
映画としての見応えはと聞かれるとかなり微妙なラインですが、たまにはこういうユルっとした作品があってもいいんじゃない?と思いました。
そこでしか出会えない人たちとの縁も大切ですね。
鑑賞日 10/20
鑑賞時間 19:15〜21:05
ただの草野球の話とは聞いていたが
クダグダと始まって最期までクダグダで終わる
ホットドッグは永遠
中学校建設の為に取り壊されることが決まった野球場で、地元のおっさん達が最後の試合をする話。
40km先まで行かないと中学校が無い町にある野球場ソルジャーズフィールドに、地元のザ・草野球2チームと2人の審判、そしてこの球場が好きな野球観戦&スコアリングが趣味のおっさんがやって来て巻き起こって行く。
雑談とヤジを聞きながら、下手くそでも楽しく野球をやっているおっさんたちの様子を観戦して行くだけの作風で、ほのぼのとなかなか良かったんだけど…草野球とはいえどんだけ試合時間長いんだよw
しかもアメリカでは9回まであるんですね…。
そして日没後はただただ怠いし、これといってみどころらしいものもないし、どんどんテンションが下がって、結局冗長になってしまって残念だった。
日没ノーゲーム、とはならず
予告編を観た印象は、ほのぼのと、そして淡い感動が訪れる作品なのかと思いましたが、最初から最後までオッサンたちがグデグデの草野球をやり続けるのを観続ける作品でした。
プレーしているご本人たちにも「今日でこの球場ともお別れだから」みたいな感慨もさしてうかがえず、いつの間にか夕暮れに、そして闇が訪れますが、何故か試合終了とはならず、白い息を吐きながら車のヘッドライトを頼りにゲームは最後までやり切るのでした。
野球愛に最も溢れていたのはスコアブックを付けているおじさんだった気がします。
途中ふらりと現れリリーフをして、不意にいなくなった方は実在していたのでしょうか?検索してみたら元メジャーリーガーだったようですが、作品との繋がりは不明(不勉強なのと、元来野球に親しみが無いのがいけませんね、ハイ)。
観ながらスッパイものがこみあげてきたと思ったら、作品とコラボのひと缶1,000円のビールに含まれているオレンジピールとコリアンダー含みのゲップだったようで……
野球が好きな人や、実際にプレーしている方たちにはささる作品だったのかなぁ。
お前らとずっとこうしていたいんだ。ってのが痛いほど伝わる。
草野球
楽しめる人を選ぶ作品だけども、楽しんだよ
みなさんのレビューを見たら、う〜ん……観るかどうか考えちゃったけど...
なんかいい
「終わるまで終わらない」ヨギ・ベラ
オッサンだらけの最後の青春の一ページ
悪くはない。期待していた自分のせい
私の子供時代は、学校の昼休みや放課後は野球をやって過ごしていた。だから上手い下手はあっても野球やったことのない人は同年代ではいないんじゃないかと思うくらいにメジャーなスポーツだった(今でも十分メジャーではあるが)。他のスポーツと比べて野球が特異なのは試合時間が長いこと。にしたって午前中から始めてあんなに夜遅くまでやるなんて普通じゃありえない。
閉鎖される予定の野球場での最後の試合。他の野球場が遠すぎるってことでこれで野球をやめるって人もいる。でもあまり感傷的にはならずに普段通りに野球を楽しむ男たちの姿が描かれる。ユニフォームは統一していないし、アルコール禁止と言いながら合間に飲んだりする人もいる。途中で抜ける人がいたり、知らないおじさんがリリーフしたりする。なんて自由なんだろう。
あんな時間まで頑張って試合を続けたのにあんなにグダグダな終わり方なのもおかしい。感傷に浸る暇もない。でも、彼らの今後を考えると妙に切なくなる。そんな終わりもありなのかもしれない。
野球の映画と言えば真っ先に思い出すのが「フィールド・オブ・ドリームス」。それを想像させるシーンもあった。え?あの人はもしかして霊だった?なんて気持ちになる。あの野球場の最後を見届けに来たのかもと。
想像以上に大したことは起こらないし、わかりやすい終わり方でもない。予告でちゃんとそう宣言していたっけ。そういう意味であまり高い評価にしないのは、期待しすぎていたこちらの問題。
ただただ野球するだけ
記録じいさんのセルフエコーで始まる、なんとなく雰囲気よさげなオープニング。
若そうなのから爺さんまで、続々と集まってくる男たち。
盗塁するデブのほか、オーディションがあったのかすら疑わしい、その辺から連れてきたようなゆる〜い体型の男たちが、延々と草野球をするだけのゆる〜い映画。
有名なスターなんか出やしないし、たいした事など起きやしないから、退屈する人もいるだろう。
観る前の時点で、星平均2.7というのも分からないではないけれど、楽しかった。
そういえば小学生の頃、近くの陸上競技場で暗くなるまでサッカーやってたなぁ、と懐かしい気持ちになった。帰りが遅くて叱られるまでがセットだった。
『ひみつきちのつくりかた』でも思ったけど、男って世界共通でずっと男子なんだなぁ。
ずっと会話もくだらないし、おっさんなのにヤジが子ども。
こういうの好き。
もっと人間ドラマの要素があっても良かったのでは?
「おじさんたちが草野球をするだけの映画」という触れ込みだったのだが、本当にそれだけの映画であったことに、逆に驚いてしまった。
実際、たまたま通りがかったグラウンドで、知りもしないチーム同士が草野球をしているのを眺めているような雰囲気は楽しめるし、どちらかのチームを応援するでもなく、下手は下手なりに一所懸命プレーしている選手に拍手を送りたくなるような気分を味わうことができた。
ただ、いくら「野球はドラマ」だとは言っても、野球の試合(スコアボードが映らないので、試合の経過がよく分からない!)にしても、選手達の生き様にしても、もう少しドラマチックな展開があっても良かったのではないかと思ってしまう。
確かに、審判が帰っても、日没でボールが見えなくなっても、試合を続行しようとする選手達の姿は面白いし、車のヘッドライトを照明代わりにするところは、この映画で最も笑えるシーンでもあったのだが、だからといって、それで、試合の展開や、選手達の人間模様がドラマチックに盛り上がったかと言えば、はなはだ疑問に思わざるを得ない。それどころか、疲れてやる気をなくす選手や、勝手に帰ってしまう選手も出てくる始末で、暗闇での試合が何だか苦行に見えてくるのだが、ここは、もう少し、「最後の試合をいつまでもやっていたい」という空気感を出せなかったものかと思えてならない。
途中から審判を務めることになった老人が、どうして、あの球場の試合を欠かさず観戦して、その経過をスコアブックに記録していたのかとか、試合の中盤でリリーフとして登板した謎の老人は誰だったのかとか、野球のルールを知らずに観戦していた2人組の若者はどうなったのかとか、色々と気になるところも多いし、原題にもなっている超スローボールがストーリーに活かされていたとも思えない。
そうしたところは、あえて「作り込む」のを避けたのかもしれないが、それでも、なくなる球場や、最後の試合に対する哀惜の念のようなものが感じられなかったのは、物足りないとしか言いようがない。
例えば、途中から審判を務めた老人が、球場に通い詰めていた理由がラストで明らかになっていたら、その理由次第で、もっと奥の深い物語になり得たのではないかと、残念に思ってしまった。
“きょうは大相撲千秋楽なので” イチロー
ジジイたちの下手な草野球とタワゴト
地元の野球場が、中学校建設のため閉鎖されることになった。草野球チームの仲間たちは、週末ごとに通い続けた球場に別れを告げるために集まり、最後の試合に挑み・・・そんな話。
ビール飲みながら、ヤジったり、下ネタ話しながら、野球を楽しんでる様な感じは見えた。
なんて言ったか忘れたが、日本をバカにした様な発言はいかがなものかと思ったが、まぁいいか。
何時に試合を始めたのかわからないが、6対5の試合があんなに真っ暗になる程かかるか?とは思った。
有名なMLBの選手や監督の言葉が出てきたから、良く知ってる人にはツボだったかもしれないが、良くわからず、ふーん、くらいだった。
原題のEephusとは英語?ヒンディー語?スローボールの事?
ま、何でもいいけど。
多少笑えるところは有ったが、ゲームセット後のオチも無く、そんなものか、という感想。
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