「ただひたすらにおっさん達の野球」さよならはスローボールで にしさんの映画レビュー(感想・評価)
ただひたすらにおっさん達の野球
予告を見てちょっと観てみたい。と思って足を運んでみましたが。
感動するシーンはほぼありません。
取り壊しの決まった小さなスタジアム(草野球場といったほうがいいか?)、取り壊された後は新しく中学校が建つらしい、現在は約40kmも離れた所の中学に通っていることもあって、地域のお母様方は中学校が出来る事に賛成の様子。
本編はスタジアムが取り壊される前に控えたラストゲーム、本当にただ「草野球」で「ただのおっさん達」がダラダラと愚痴や野次を飛ばし、体の現状を報告しあいながら草野球をするだけの映画。
彼女が応援に来てくれるも格好いい所が見せられず腐る若者、子供が応援に来るも良い所を見せられないお父さん、姪っ子のめでたい日だと試合中に呼び出されて球場を去るおっさん、ボールバケツもなくファウルボールを探しに行くおっさん、「俺には仕事もあるしもう帰りたいんだ」と愚痴りだし、本当に帰るおっさん、ビールを飲みまくって酔っぱらうおっさん、時間が来たからと試合中にも関わらず帰宅する審判のおっさん達、電気代を払っておらず日が暮れてから照明もなく試合をするおっさん達、ラストゲームという事もあり「引き分け」でゲームセットなんて嫌だと駄々をこねるおっさん達、苦肉の策で皆が乗ってきた車のヘッドライトを証明代わりにするも所々見えずにグダって行く試合。
そして…後に中学校ができた。とかのエピソードもなく、真っ暗な中スタジアムをさっていくおっさん達で終了。
途中、レジェンドたちの名台詞が挟まり、時間の経過も表現するも…。
観る人を…選ぶ映画かもしれません。
ただ本当に、古き良き?おっさん達の草野球を垂れ流しているだけの映画です。
※噛みタバコを吐き出すシーンなども多々ある為、そういった表現が苦手な方は控えた方がいいかもです。
良くも悪くも「アメリカ草野球」で日本の野球アニメ、映画とは違いますので、ジョーク的な野次等も多く含まれています。
好きな雰囲気の映画だが、途中寝そうになってしまったぐらいだった。
予告を観て観てみたいと思って映画館に足を運んだもののにしさんのコメント同様全くの感動シ━ンは無く期待外れでした。
ただ日没後も各自の車のヘッドライトで試合を続行するのは日本では考えられ無いので彼らのべ━スボールに対する熱量は伝わってきたので良しかな。友人には推しは出来無いけどね。
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