「韓国の出生率」最後のピクニック La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国の出生率
夫にも先立たれ懸命に生きて来て年老いたけれど、気が付くと、子供は親の金を頼りにするばかり。そこで、60年前に捨てた生まれ故郷に帰り、昔の友達と心を通わすが・・というお話です。
韓国映画なんだから、厳しい現実を生々しく描きながらも最後は暖かく目出度し目出度しなのだろうと思っていました。ところが、描写は軽やかで笑いを交えながらも、こんなにもクールに幕を閉じてしまうのかと驚きました。日本以上の出生率の低下で急速な高齢化が進む韓国でも「年老いる」描写にもはや余裕が持てなくなって来たのでしょうか。
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