「タイトルなし(ネタバレ)」ハウス・オブ・ダイナマイト トトメさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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結末が描かれていないので消化不良がありますが
敢て各自が思い描いてくれる未来が良いものであることを期待しているのではないか。
仮に報復をした場合は確実に人類は過酷な未来が待っていて勝者はいない。
軍幹部は報復すれば自国民は助かると思っているようだが自動報復があったり潜水艦も存在するので無理ではないだろうか。
しかし、システムだけの判断で話が進んでいるが、戦闘機など発進させて目視確認とかできないのだろうか。
この映画を見て昔にあった映画「ウォー・ゲーム」を思い出した。
この映画では軍に戦略コンピュータと入替した後にある少年が間違ってこのコンピュータにアクセスしてしまい仮想核戦争をシュミレートし全面核戦争の一歩手間位にまでなったお話。
ここでは戦略コンピュータが自我を持ったが核戦争で勝者がないと学習させてミサイルの軌道が消えた。着弾地点の何も起こらなかったで幕引き。
今回の始まりも発射位置の確認ができていないところが「ウォー・ゲーム」に似ている。
良き未来は、この大統領が報復をしない道を選び実際には着弾していなかった。
悪き未来は、報復しない選択をしたが実際に着弾し被爆国の道に。
報復した場合には安全な場所がない。
人とのつながり、信用。システムだけの情報でどこまで信用するかがこれから試される物語ではないだろうか。
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