「ギリギリの世界」ハウス・オブ・ダイナマイト 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
ギリギリの世界
最近観た映画の中で一番怖かった。
この世界にヒーローはいない、
ただ今起こってる事を見守り続け右往左往せるだけ。
奇跡も起こらないと言う現実に
ただただ恐怖を感じました。
エンディングもスパッと終わり、
それが逆にその後を想像させて怖くなった。
弾道ミサイルが撃たれました。
と言うニュースが流れても、
あぁまた北朝鮮か…で終わってたけど、
一つ間違えばこんな恐ろしい事になるのだなと、
改めて思ったし、
そもそも弾道ミサイルの発射が、
ニュースだと聞き流す程度だったのに、
この映画を観ると
いかにヤバい事なのかがハッキリと分かりました。
仮に舞台が日本だと、右往左往する時間もなく
この世界はギリギリのバランスで出来ているのだなと
感じました。
これからこの世界で生きて行くのも
怖いくらい恐ろしい映画でした。
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