「こんなのが好きなんだから仕方ない」ハンサム・ガイズ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
こんなのが好きなんだから仕方ない
オリジナルは未視聴。
殺人鬼と間違われた男2人が巻き込まれる災難。最初は強面を強く印象づけるためのシーンが続いて、ちょっぴりわざとらしいと感じたが、溺れたミナを助けたあたりからどんどん笑える方向に転がっていく。いろんなことが勘違いされていく様はコメディとしての基本だなーと妙に感慨深い気持ちに。
人が簡単に死んでいくのに、なんか笑えてしまうこの不思議。当のジェビルとサングは、災難に遭う人たちを心底心配しているのに。これじゃ、観ている側がサイコパスだ。でも、笑えてしまうんだから仕方ない。予告編ではどこまで笑えるのか、正直半信半疑なところもあった。結構ベタな展開もあるし、死に方は派手に見えて実は地味だったりする。後半、ヤギの悪魔が復活する流れもどうなのか?と思う。力技で強引に終わらせた感じもするし。でも、やはりあれだけ笑わせてもらったのだから文句も不満もない。これでいい。逆に浅い話でいいんだ。
イ・ソンミンとイ・ヒジュンがこんなコミカルな役を演じるのもなかなか貴重。2人の新境地を楽しむのもありだ。
さて、こうなると気になるのはオリジナルだ。こうなりゃ観ておかないと。もしかしたら少し先になるかもしれないが、ちゃんと観ておこうと思う。
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