「バトルシーンがメイン⁉︎」ロマンティック・キラー 愛を求めてさんの映画レビュー(感想・評価)
バトルシーンがメイン⁉︎
<総評>
イケメン襲来⁉︎のくだりは予告通りのものが出てきた感じ…だが、少年漫画ばりの熱い展開からのバトルシーンが描かれており、単に女性向けというわけではなく、男性にも勧めることのできる映画だなと感じました。
若干無理のある展開が多く見られたものの、コメディ映画であることは予告段階から伝わっていたため、無理せず受け止めることができたように思う。
鑑賞中、挟み込まれたパロディでちょくちょく笑うことができた。
<バトルシーン>
1回目:ヒロイン杏子を狙って迫り来る男たちとの乱闘。女の子一人相手にあれだけの人数で襲いかかるのは若干怖いなと思うものの、途中で挟まれる萌歌ちゃんの歌に笑ってしまった。この辺りから某妖怪の影が見え隠れし始める。
2回目:モリカス&悪そうな男たちvsクラスのみんな
香月(なにわ男子)のストーカーであるモリカスが、学園祭の演劇(かぐや姫)に乱入してくる。香月(なにわ男子)はモリカスにトラウマのような恐怖心を抱えていたものの、ヒロイン杏子を守るために奮起する…といった過去のトラウマを克服するシーン。他の男子たちも戦闘シーンで見せ場があるため、総力戦とかが好きな人には熱くなれるかもしれない。
3回目:リリー&異なる選択をした杏子たちvs杏子&今まで出会ったイケメンたち(主役3人除く)
誰か一人を選ばないといけない、その決まりを打ちこわして3人に好意を伝える決意の杏子。それを阻止するべくリリーと並行世界の杏子たちが立ち塞がるものの、今まで出会ったイケメンたちが足止めで手を貸してくれるシーン。自分との戦い(同キャラ対戦、ミラーマッチ)が好きな人や、俺に任せて先に行け!な展開が好きな人は熱くなれるシーン。
<ラスト>
一人だけではなく三人全員を選んで逆ハーレムエンドになるかと思いきや、記憶がリセットされて3人との関係もなくなってしまう無エンド。ただそれでも想いをぶつけて、必ずもう一度出会って親しくなるという覚悟を語る杏子。まさか最後も熱くなる展開だとは一ミリも思わなかった。そして最後は偶然なのか空港で再開する3人でラストシーンになるのはよかった。
<追記>
最初のリリーの恋愛至上主義ゴリ押しの主張と、男たちとの接点を無理矢理つけられるシーンはなかなかキツかったものの、なんだかんだ人の好意に触れて仲良くなる杏子はよかったように思う。
序盤でクマムシにされたモモヒキ、チョコもゲームも元に戻らないのでは?と懸念に思ったものの、終盤の杏子のアガペーで妖精界のエネルギー不足は解決された?ようであり、元に戻ったのを見て安心した人も多いはず。
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