劇場公開日 2025年12月12日

「【”アガペー、そして「君の名は。」”今作はゲーム三昧で恋愛興味0の女子高生に恋愛エネルギーが不足した魔法界を救う為に現れた魔法使いリリが恋をさせようと奮闘する恋愛コメディである。流石、英勉監督!】」ロマンティック・キラー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 【”アガペー、そして「君の名は。」”今作はゲーム三昧で恋愛興味0の女子高生に恋愛エネルギーが不足した魔法界を救う為に現れた魔法使いリリが恋をさせようと奮闘する恋愛コメディである。流石、英勉監督!】

2025年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

<Caution!内容に触れています。といっても、フライヤーに記載してある範囲+αね。>

■チョコを食べながら、ゲーム三昧の日々を送る杏子(上白石萌歌)。興味は愛猫だけ。そんな杏子の下に魔法使いリリが現れ、”魔法界の為に、恋愛エネルギーが必要なの!。貴女も恋をしなさい!”と告げられ、断固拒否する杏子であったが、敵もさるモノであり様々なシチュエーションを用意し、杏子に恋をさせようとし、二人の可笑しなバトルは始まるのであった。

◆感想

・リリが杏子の前に送り込んだのは、
 1.憂いを帯びたイケメン香月司(高橋恭平)。で、料理が上手い。
 2.幼馴染の速水純太(木村柾哉)。元眼鏡おデブだったが、マアマアイケメン。
 3.どっかの国の高飛車な王子様、聖(中島颯太)。
 で、杏子は彼らと強引に絡ませられるのであるが、杏子の影響で、三人は少しづつ変わって行くのである。杏子自身も。

■面白いのは劇中で描かれる何処かで観たような恋愛映画風シーンの数々である。
 冒頭のバスが暴走するシーンは「スピード」だし、RADWINPSっぽい曲が流れる中、階段で男(倉悠貴)と擦れ違いざま振り返るシーンは「君の名は。」だし、韓国人SATが現れるシーンは「愛の不時着」だし、「君の膵臓を食べたい」「名探偵コナン」もチョイあったな。
 あとは、恋愛映画あるあるの、自転車の外れてしまったチェーンをササっと直す男(豊田裕太)にキュン!とか、不良なのに動物に優しい男(白濱亜嵐)にキュン!とか、イロイロとリリは設定するのだが、杏子は気が付かないのだなあ。何だよー。

・だが、香月司が”恋愛に興味が無い。”と言っていた背景が描かれたり(ストーカー女。怖いなあ。)、高飛車な王子様、聖に対し、杏子が”ごめんなさい”を教えたりする中で、皆は杏子に惹かれるし、杏子も”恋って何だろう?”と考えて行くのである。

・で、杏子は純太の試合に行ってトランペットを吹いて応援して(ここは、「ナイン」か「タッチ」の様な気がするが、良く分からない)、”次!”と言って高飛車な王子様、聖の結婚式に行って想いを打ち明け”次!”と言って巴里に料理の勉強をしに旅立つ司を追いかけて・・、時計の針はリリと約束した時間を過ぎて魔法が解けて・・。何だよー。

・けれども、その後には杏子の恋がハートマークで”昇華(アウフヘーベン)”する様が描かれるんだよねえ。正に無償の愛(アガペー)なのである。

<今作はゲーム三昧で恋愛興味0の女子高生に、恋愛エネルギーが不足した魔法界を救う為に現れた魔法使いリリが恋をさせようと奮闘する前代未聞のクスクス恋愛コメディである。
 流石、恋愛映画の名手、英勉監督である。外さないねえ。(因みに、読みは”えいべん”じゃなくって、”はなぶさつとむ”である。>

NOBU
uzさんのコメント
2025年12月16日

自転車は「お前のだろ!」っての含めて面白かったです。
トランペットは、『竜とそばかすの姫』パロのシーンでも歌ってた妖怪ウォッチですね。

uz
SAKURAIさんのコメント
2025年12月14日

👍️

SAKURAI
SAKURAIさんのコメント
2025年12月14日

おはようございます!

今日は寒いですね~
シャドウズ・エッヂは観て損はない!とだけ書いておきます!楽しんで下さいね!

SAKURAI
SAKURAIさんのコメント
2025年12月13日

明日は関東天気悪いので劇場には行かず、ネトフリで配信されたPRIDE観ます!

エディントンは月曜、ジ・エンドも観れるんですがミュージカル調作品みたいなので悩んでます(笑)

SAKURAI
SAKURAIさんのコメント
2025年12月13日

お~楽しめたみたいで良かったですね!

ジャッキー作品に☆5付けましたが私的には本作の方が好みでした!
コメディ作品は笑える笑えないで評価変わりますよね!

SAKURAI
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