ヘッド・オブ・ステイトのレビュー・感想・評価
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バディものアクション・コメディ
私は80年代のバディコップ映画が好きだ。「リーサルウェポン」「ミッドナイト・ラン」「エイリアン・ネイション」とかね。
正反対の2人が、困難を乗り越えるうちに固い友情で結ばれる、という定番&安定の展開。
単純とかマンネリとかご都合主義とか悪口は聞かないよ。
で本作。
まさにそんな映画。上記3作よりコメディ色、というか「おバカ色」が強いのは、
ジョン・シナが大統領を演じてるせいか、それとも彼の演じる大統領が軽薄すぎるせいか。(褒め言葉です)
おバカ映画だけど、アクション&カーチェイスは見応えあり。
特に女スパイを演じるプリヤンカー・チョープラがGOOD。ドラマ「シタデル」の時よりずっと生き生きしてて、主役2人を上回る活躍を魅せる。
アクションコメディとして万人に勧められる良作。
(評論家ウケしない?知らねーよそんな連中)
私は大好き。
それにしてもAmazonは昨年の「レッド・ワン」に続き、ギャラの高そうな人気俳優の共演作を配信してきたが大丈夫か?
「レッド・ワン」の製作費は2〜3億ドルらしいが、本作もそれに近い額を賭けているだろう。そんなペースで超大作がリリースし続けられるのか、大いに疑問。
タイトルなし(ネタバレ)
二大国のお頭は片や黒人片や白人。アクションものなので男性が多数出演しているが、敵味方どちらも最強ファイターに女性を配置、東洋系もチラホラ。
空中戦・銃撃戦・カーチェイスにブン殴り合いなど各種取り揃えてあるが、恐怖や嫌悪を煽る表現が無く安心して笑っていられる。色々と気遣いがある。
繰り返しや言葉を使った小技が多く、前半のスピーチシーンで主人公二人のチグハグさを見せラストでは息の合った掛け合いを見せるなど、ストンストンと収まって楽しめた。
○○ファーストなどの排他主義が内外で目につく今、友愛や信頼を芯に据えた善きアメリカの夢をまた見せてもらえてほっとできた。
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