WIND BREAKER ウィンドブレイカーのレビュー・感想・評価
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ヤンキーは拳で対話!
ウィンドブレイカーの原作とアニメは知らなくてヤンキー映画が好きなのと撮影場所が地元の沖縄だったので見ました。(ストーリーに沖縄は全く絡んで無かったけどw)
内容は水上演じる桜が不良の巣窟で知られる風鈴高校で頂点を目指す物語。なのだが。。。。風鈴は頂点は愚か今までのヤンキー映画とは違って派閥やチームがあって喧嘩やろうぜ!ではなくむしろ全員家族みたいな感じで町の平和を脅かす奴には制裁を与えるといった用心棒的存在。そこに暴力でねじ伏せるライバルの獅子頭連という集団が立ちはだかる! 桜は頂点を取る為に風鈴に来たのに家族の様な空気に戸惑うが徐々に変わっていって獅子頭連に立ち向かって最後はヤンキー映画お決まりの皆仲良くなって終わり。
只、桜は頂点目指すんだったら風鈴じゃなく最初から獅子頭連に行けばよかったんじゃね?
世界の雰囲気を味わいたければこれでもよし
発掘作品だと思って 暖かい目で観てやってネ。今をときめく吉沢亮じゃなかった、目元や声が クリソツな子 (上杉しゅうへい) ってのネ
鈴蘭高校 クローズ 東リべ 好きな私が観ないはずないじゃんって、
予約の段階で1番乗り、TOHOシネマ日比谷 まさかの観客たったひとり!に愕然。。
ドシタ トーホー。
ついに貸し切りと思ってたら 普通の若者が 上映中に ひとり あと、ひとりと、、
合計3人で鑑賞とあいなりました。
土曜のラスト夜12時終わりとしても さみしすぎる。
コロナ前なら六本木のTOHOシネマ 深夜上映 いつも観客結構いたけどなー。
映画の話になると、
水上くんの演技力はもうNHKの「life」で証明済み。
根が好青年。 どこかに ぶっ壊れた狂気 誰かみたいなもの 生まれてくる と良いね。
若い世代の ニューカマー期待度高い若手俳優がたくさん出演しているところが見どころ。
唯一 鼻についたのは、テヘペロ手越 演技の子、対立集団のトップ役。
居心地悪い演技。 ボーイズラブのように、○○君がほしいってのやめてけろ。
次世代若者映画 過去作では
帝一の國(ていいちのくに)は、菅田くんの他
野村周平や間宮、 竹内涼真 千葉雄大、志尊など後世で人気の高まった俳優達の発掘場
クローズ や東リベ出演では、言いうもがな、今では勢いのある人気俳優になっている若者がたくさん出演していた。
将来ある若者達
麻 がさして 壱番隊長 の永山絢斗
バリハラ副隊長の清水尋也くんみたいに 末法に挙げられないでネ
今後の俳優活動に黒いレッテル貼られてしまわないよう この映画の若者達も
日常生活に気をつけて 健康的にいてほしいものだ。
原作未読だが
日本企業と外資のバトルをヤンキー映画に落とし込んでる
ズートピア2でも観ようかなと思ってたら2週目まだまだ人気で入れず。時間的にちょうどいいのが、これしかなくてアイドル俳優のヤンキー映画かよと、頭をアホにして観たらめちゃくちゃおもしろかった。
まず、アクション映画としてよく出来てる。高校生のヤンキー映画だから、当たり前だけど武器とか銃とかないし殺したりとかもなく、ただ殴る、蹴るだけ。これが懐かしの昔のカンフー映画みたいにシンプルだけに面白く観れた。
実際、カンフーぽい技を習得してるキャラも出るけど、アイドル俳優だからむちゃくちゃすごいアクションをするわけじゃないけど、使い所とカメラワークでうまく映画の中のポジションをとる。
ヤンキー通しの抗争を描いてるとみせかけて、実は裏側に企業の組織論を忍ばせる。
例えると、主人公側がチームワークを大切にする日本型企業、敵対するのが、実力至上主義の外資系企業。外資系企業の大型ショッピングモールが、古い日本の商店街を潰しにくる。
この狭間で揺れる主人公を水上恒司さんが熱演する。精神世界の描写まで入れてきて驚いた。
会場にいるアイドル俳優目当てのお嬢様方は置いてきぼりかもしれない。全く届いてないけど、アクション映画好きのおじさま達、特に企業の経営層、マネージメント層には刺さる内容に仕上がってる。
配給は洋画の配給は年内ラストのワーナーさん。邦画はどうなるのだろうか。本作の制作は伝統の日活なのであまり影響ないのか?ちょっと心配ではありますね。
原作勢ですがかなり満足できました。
※原作既読・実写化に強い忌避感を持っていた立場からの感想です。
結論から言うと、この映画はもっと評価されていいです。本当に。満点はつけられないけれど、5点中4.5点の「当たり映画」でした。
まず正直に書きます。ビジュアルは原作に似ていません。宣材写真も正直もったいない出来で、原作ファンとしては不安要素が多く、私自身も最初は「観に行かない」と決めつけていました。その点については、実際に観た今は少し反省しています。本当にすいませんでした。食わず嫌い、案ずるより産むが易しということですね。
見終わった今では、丁寧に映画を作ってくださり感謝しています。
そして、映画レビューを生まれて始めて書きます。
それほど期待以上に良かったです。
まず、この映画は「原作再現」を期待すると合わないと思います。アレンジはかなり強く、原作通りを求める方には向かない部分も確実にあります。ただし、それは雑な改変ではありません。原作の意味や感情線を分解し、映画の文法に正しく置き換えた再構成だと感じました。
特に脚本が素晴らしい。原作をきちんと読み込んでいないとできない構成です。原作では後から出てくる要素やシーンを、映画の序盤や別の文脈に配置し直しているのに、不自然さがない。順番は大胆に入れ替えられているのに、キャラクターの行動原理や関係性は一切崩れていません。
象徴的なのが序盤の導入です。原作では桜と交流のない男子生徒がきっかけになりますが、映画では楡井くんが起点になります。これは映画として非常に理にかなっています。観客はまだ桜に感情移入しきっていない段階で、名前も思い入れもない男子生徒が殴られても心が動きにくい。しかし、桜に憧れ、感情を向けている楡井くんが傷つけられる構図なら、「助けなければ」と自然に思える。この選択は、観客の感情導線を理解していないとできません。
また、原作冒頭の桜が足を切られる描写をカットし、序盤はバットで殴られるシーンに変更した判断も的確です。足の負傷は映像的に分かりにくく迫力に欠けますが、バットのシーンは視覚的にも感情的にも分かりやすい。その流れで柊がバットを折る演出は、映画として非常に強度があり流れがとても綺麗です。
さらに秀逸なのが、ケガと手当ての配置です。確かにケガはしますが、映画では違う演出になっています。映画序盤の桜は人に強く警戒心を持ち、誰にも心を許していません。その状態で最初から優しさを受け取らせてしまうと、後の展開に違和感が出る。だから癒しのシーンを後ろに回し、終盤のやり取りと対比させる。ここで桜の人間的成長がきれいに立ち上がります。切り取り方が本当にうまい。
原作にないシーンも印象的でした。特に、亀ちゃんと桜の組み合わせが好きな方は見ることを強くオススメします。宣材写真では亀ちゃんはそこまででしたがあれは亀ちゃんでした。とてもいい解釈です。
原作にはありませんが、亀ちゃんと桜の組み合わせが好きな者としてはかなり刺さりました。本当です。ビジュアルは似ていないのに、「亀ちゃんだった」と感じられたのは、キャラクター解釈が的確だったからだと思います。
あとは楡井くんの手帳のシーン。あれはちょっと泣きました。気になる方は是非。
だからこそ、宣伝の仕方が本当に本当にもったいない。再現売りではなく、最初から解釈売りをするべき作品でした。原作至上主義の方には舞台版という、原作準拠で本当に完成度の高い選択肢もあります。この映画は別のアプローチで原作に向き合っています。
一言で言うなら、この監督はピカソ型です。写実的にそっくり描くタイプではない。でも、構造と本質を誰よりも理解した上で分解し、映画という画材で描き直している。だから壊しているように見えて、ちゃんと“それ”に見える。
ビジュアルで敬遠してしまった方には、ぜひ一度観てほしい。原作を読み込んでいる人ほど、脚本と構成の巧さに唸る映画だと思います。
面白かった!
限界オタクですみません
タイトルにもありますがオタクの為、良い点と悪い点を分けて書きます。
良い点
・水上さんのビジュアルが抜群に良い
・アクションシーンの大迫力
・十亀役の濱尾さん似すぎで賞
悪い点
・梅宮役の上杉さんがガチ細身
・原作と似てないキャラが多すぎ案件
・八木さんの演技力足りない
簡単に書かせて頂きましたが、特に思った事をわかりやすく書いていきます。まず水上さんですが、演技、気迫、圧倒的なビジュアル、全てにおいて良かったです。これは本当に劇場でも叫び散らかそうかと思ってました。(※実際には叫んでません)
そして濱尾ノリタカさん、新進気鋭の若手俳優という事で、十亀の演技を観た上でとても良い役者だと思いました。十亀のトゲトゲした部分が段々削げ落ちて優しさに変わっていく姿を見事に演じ切っていたと思います。そして何より!ビジュアルが!!十亀に似すぎて!!スクリーンで観たら眼球爆発するかと思いましたよ!!
ただやっぱり梅宮役の上杉さん含めて似ていないキャラの方が圧倒的に多かったですね。上杉さんに関しては本当に梅宮なのかと思うほど体格が物足りない。特に蘇枋はかなりの人気キャラなのでもう少しキャスト何とかならなかったのかな?とずっと思っていました。
個人的には乱闘シーン好きだったので応援上映やってほしい。ガチでペンラ持って行きたかった。
きれいなHigh&Lowっぽいもの
ハイローや東リベの足元にも及ばんな。
完全女子受け狙いのイケメンヤンキー映画。
いや、ヤンキー映画ではない。ヤンキー映画に失礼。ただの甘口青春アクション映画。
ヤンキー映画好きな身としてはかなり不満な出来。気になった点、不満な点を3つ。
まず1つ目、絵面が綺麗過ぎ。キャストだけじゃなく、町の色彩や雰囲気まで爽やか。ヤンキー映画っぽくはない。あくまでフィクションだから細かい事言いたくないけど、あまりにもリアル感がなくてもはや異世界。
2つ目アクションシーンが微妙。どっかで見たような構図で新鮮味がないし迫力もない。初手でスライディングして足元狙うのって流行り?さすがに飽きたんですけど。
そして3つ目、臭すぎる青春模様。これが見ていて一番しんどかった。特に楡井の手帳の中身を見た時は絵の画風も相まってマジ寒気した。
原作未読でキャラに対する知識や愛着とかないのも重なってキツかったな。
この映画見て改めて思ったのは
ヤンキー映画って「汚さ」「暗さ」「粗さ」が大事だなってこと。
この映画は綺麗過ぎる上にお行儀良すぎる。
トップ
になりたいだけの奴とトップになって成し遂げたいことのある者、
そこには雲泥、天と地の差があることを日本中が今実感している。
まさにそんな映画だった。
映画になりそうな原作は避けているのだが、これはたまたま観てしまっていた。
予告編を観た限りではキャスティングに違和感あり過ぎと思っていたが、
覚悟していたせいか意外にすんなり入れた。
ヤンキー映画にありがちでシリーズ化を念頭に製作する場合、
ある程度年長の者を起用せざるを得ないのだろうが、何とかならないのだろうか。
そんな中、ヒロインと敵方のNo.2の俳優は存在感があって印象的だった。
ストーリーはほぼ原作通りでちょっと建前論すぎるきらいはあるが、
前もってわかっていたのでこんなもんかなという感じ。
最近つまらな過ぎる映画が続いていたので、それに比べれば十分過ぎるほど楽しめた。
キャラ再現度高い!
アニメファンです。ビジュアル見てキャラ再現度高いなと思い観てきました。
まずはなんと言っても桜役の水上恒司くんが、現実的にはあり得ない風貌ながら、うまく自分の物にしていたなと評価してます!
彼がアップで映るとなんとも映える!!さすが主役の風格でした。格闘シーンも迫力あったし、ボソっとつぶやく内容もくすっと笑える感じもよかった。
あと、楡井と蘇枋もメインキャラですが、二人とも良かった。楡井役の木田大聖くんは気になる役者さんですが、過去のエピソードのとこでグッときて思わずホロリときました。
蘇枋はめっちゃ人気キャラで、格闘も特徴がかなりあるので表現難しいところでしょうが、落ち着いてるけど、ただモンじゃない感出てたとおもいます!
ことはもめっちゃ良かった!いい演技してました。
そして、獅子頭連の兎耳山と十亀のクォリティの高さが1番すごいかも!!
ビジュアル完璧!演技や喋り方もアニメに限りなく近づけてる感じで二人ともイメージ通りすぎてすごい!!ちょっと興奮しました笑
闘いは完全タイマンじゃなくなってはいたけど、そこは許容範囲。尺的に厳しいよね。
若干見た目的にキャラ相違な人もいたけど、演技はみんな良かったし、全体的に最近よく見る若手俳優さんたくさんで、ウィンブレの世界観すごく再現出来ていて、いい映画に仕上がっていたし、単純に気楽に観ても面白かったなって思いました。後味もとてもよい!
出来れば続編で椿野さんまでみたいです!!
ケンカ
過去はよくわからなかったがビジュは最高だった
ボリュメトリック撮影で捉えた迫力のアクション、色鮮やかの世界観色彩、映画的演出は良い
Windbreaker はアニメ鑑賞派。令和の不良漫画のテーマはスポーツ漫画と同様にキャラクターありきのバトルがメインではあるものの、生き方の孤独さと仲間や敵との遭遇や葛藤による内面的な焦点がビルドゥングスロマンとして描かれるのが特長。
映画的にはうまくまとめてありプロットもスムーズで主人公桜遙、楡井、敵役の十亀などの成長と変化を無理なく見せている点は良かった。原作厨は嫌いかもしれないが、映画のドラマツルギーは上手にコントロールされていて余計なキャラがいないのもシンプルで良い。
最初は軽いドラマかとみくびっていたが、この手のキャラが多い実写化にありがちな自己紹介的な音楽と派手なオープニングが無くて硬派な作りだった。
クレジットでボリュメトリック撮影があり、迫力がある殴り合い格闘シーンは演技だけで無く撮り方も一役かっていたと実感。喧嘩シーンは本当に痛そうだが、その分迫力が伝わってくる。
原作のある意味ファンタジー的な設定や舞台は、リアルなことよりも劇場的な舞台演出と色彩のコントラストが世界観として表現されていて違和感なく見ることが出来た。緑と黄色がうまく背景として生きている。
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