劇場公開日 2025年12月5日

「登場人物紹介だった」WIND BREAKER ウィンドブレイカー Scottさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 登場人物紹介だった

2025年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

二時間の尺で10人の人物紹介をしないといけないんだよね。
みんなヤンキーだから性格に似たところあるの。
だから事情で差をつけてるんだけど、その事情説明をやらないとなんだよね。
そりゃもう、メインのストーリーを語る余裕なんてないよ。
だから「あれが、こうして、こうなりました」って説明台詞を使いながらやるしかないね。

誰か演技のうまい人がいたら、そこでもつんだけど、水上恒司は《九龍ジェネリックロマンス》で思ったんだけど、そんなにうまくないよね。
でも今年は3本の映画に主演で、事務所が推してるな。これだけ頑張って推してるのを見るのは成田凌以来。

濱尾ノリタカは綺麗な顔をしてるんだけど、役に難がありすぎて、ちょっと気持ち悪い人に観えるんだよね。それで良かったのか濱尾ノリタカ。
でも最後に水上恒司との戦いを終えて吹っ切れると綺麗な顔になって良かったよ。

獅子頭連のスカジャンがカッコよくて良かったね。
それをキチッと決める佐狐くんの着こなしがよかった。

ストーリーは、なんか、それっぽい台詞を連発してく感じだったな。
それでも「あんたはまだ他人を諦めてないし、諦める必要はない」って八木莉可子が言うシーケンス良かったな。

ヤンキー映画というと《High & Low》や《クローズ》のレベルを期待してしまうけど、あれは、できすぎなのかも知れない。
少し疲れた日に、ぼーっと観るのに良い作品だと思うよ。

Scott
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