プロジェクト・カグヤのレビュー・感想・評価
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わぁぁぁぁぁ!わぁぁぁぁ!
2025年劇場鑑賞309本目。
エンドロール後映像無し。
プリンスオブレジェンドみたいなイケメンハイスペックが一人の女を取り合うコメディかと思いきや・・・。
一発目に司会が複数のカメラに1回1回向いてしゃべる演出でもうちょっとヤバい臭いがし始めたのですが、参加者紹介の一人目がもうIT企業のよく分からない担当の時点でうっさんくさいなと。そして女と金が手に入るゲスなゲームが始まるのですが、最初の試練が相撲をしてもらうけど脱落者は出さない、戦う所を見たいから、という時間の無駄ゲームが始まり、しかもそこに一人遅刻してくる参加者がいて、てっきりそいつが主人公かと思いきや本当にただ遅刻してきただけでした。中の人のスケジュール合わなかったのかもしれませんが、別にいなくてもストーリーに全く関係ないので降板してもらえば良かったのに。だってこの映画より大事な仕事あったんでしょ?
しかしこの映画の最大のうんざりポイントが、割と序盤からわめく演技が多すぎる事です。片方がわぁぁぁぁぁ!とセリフを叫ぶと、相手もわぁぁぁぁぁ!と怒鳴り返すのでもうみんな怒鳴りっぱなしでめちゃくちゃ不快。ピンポイントならまだ効果あるけど、最初から最後まで誰かしらわめいているのでメリハリも何もなく、うるせぇなぁとしか思えませんでした。
ネタバレになるので具体的には書きませんが、なんか話の設定におかしなところが多かったです。まぁそんなのどうでもいいやと思えてくる演技でした。それ考えるとキラメイジャーの水石亜飛夢(観てる時は彼だと気づかなかったです)だけはちゃんと演技してたなぁと思いました。
単純におもしろくない
脚本も演出も微妙でした。センスが一昔前。
プロデューサー?役の人が謎にオカマ仕草するのをこのご時世でやること自体センスない。
美味しい役をもらっている数名の役者はいいが、他の役者の扱いがあまりにも雑。この映画にその役が必要だった意味が皆無。ただの人数合わせ。
劇中で発生したエピソード(試練に遅刻した)にも意味はなく、これはこの役者がこの海辺のロケに参加できないスケジュールだったから、仕方なく何か理由をつけていなかったことにしたのかな、と思ってしまった。
そんな理由でなかったとしても、そんな理由でもあったんじゃないかと思うくらいに意味のないエピソードだった。
ミステリーという割には先の展開に予想がつきやすいし、恋愛リアリティーショーという割にはそれ特有のあるあるがほとんどなく、テーマの扱いも雑。
この映画で何を表現したかったんですかね。
この俳優とこの俳優使って、なんかいい感じにチャチャッとやっちゃってよ、とでも言われて、とりあえず作ったって感じがします。
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この映画の監督は、『ストレスが溜まったら変な映画を撮る』そうですが、この映画はそのストレス発散の映画なのか、それともストレスの元になったのか、気になるところです。せめて、前者だといいですね。
びじ…ん?
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