「どこにも運んでくれない鬱映画」テレビの中に入りたい ケージさんの映画レビュー(感想・評価)
どこにも運んでくれない鬱映画
こじらせ青春映画の傑作を期待させるが、どこにも運んでくれないままの何時ものA24映画になってしまった。
ティーンエイジャー男子の年上女子への、こじらせをまともに描かないのは本質を突いていないし、ただの閉鎖的世界内で終わってしまっている。
主人公オーウェンが2度マディから逃げることで、我々は希望を見失い、この映画に失望する。
逃げない選択からの喪失、絶望が映画を切なく豊潤なものにするのだと思う。
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