「コメディとして観るべきかも知れんがイラついた」SEX エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
コメディとして観るべきかも知れんがイラついた
ノルウェーのダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督が首都オスロを舞台に描くトリロジー「オスロ、3つの愛の風景」の第1作。
煙突掃除人として働く妻子持ちの2人の男が、とある体験を語り合うところからスタートした。
客先の男性とセックスしたことを何の悪気もなく妻に話したことで夫婦仲がこじれてしまった男A。
デビッド・ボウイに女性として意識される夢を見たことから他人の視線が気になりはじめた男B。
まあ、コメディとしてリラックスして観なあかんのだろうけど。
ゲイではないし、もう二度としないと言う男Aのメチャクチャな言動にイラつく。ゲイでなかったらセックスはおろかキスさえできないわけで。奥さんがかわいそうなる。
そう、デビッド・ボウイに女性として見られる夢を見る男Bがメチャいい人に見えてきた。ラスト、彼がコーラスで、そして息子がフリューゲルホーンで参加した音楽会に救われた。まさかの素晴らしい音楽が空気を変えた。
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