プリンス・オブ・ブロードウェイ

劇場公開日:2025年7月4日

解説・あらすじ

「ANORA アノーラ」でカンヌ国際映画祭パルムドールおよびアカデミー作品賞を受賞したショーン・ベイカー監督が、2008年に手がけた長編第3作。

ニューヨークの路上でブランド品の偽物を売り、生計を立てる黒人青年ラッキー。ある日、かつての恋人が現れ、彼が存在すら知らなかった“息子”を連れてくる。突然“パパ”になったラッキーと幼い子ども、そんな彼らを取り巻く人間模様をチャーミングに描き出す。

後に「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」の製作総指揮を務めるダーレン・ディーンがベイカー監督と共同で脚本を手がけ、ベイカー監督が撮影も担当。「ANORA アノーラ」にも出演するベイカー監督作の常連俳優カレン・カラグリアンが出演。日本では、2025年7月の特集企画「ショーン・ベイカー 初期傑作選」にて劇場初公開。

2008年製作/100分/アメリカ
原題または英題:Prince of Broadway
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2025年7月4日

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映画レビュー

4.0あの俳優

2025年7月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキドキ

ショーン・ベイカー監督のお抱え俳優さん?彼が一番光った作品はこれですかね。

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あくび

4.020年来変わらないS・ベイカーの弱者への暖かな視線

2025年7月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 2件)
sugar bread

5.0インディーズ配給であったため不当に埋もれてしまった傑作。

2025年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

癒される

ドキュメンタリーのような自然な演出で、演技を感じさせない。幼児や猫の表情さえ的確に捉え、ショーン・ベイカー監督の人間への深い眼差しがにじむ。雪の路上で子を抱えながらコピー品を売る姿に惨めさはなく、それでも不法移民の生きづらさが胸を打つ。観終わると「人間っていいな」と思える温かさが残る。こんなに素晴らしい映画が、なぜ世界に知られてこなかったのか不思議でならない。

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Syochan17

4.0ニューヨークって寒いんだ❄️

2025年7月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

カワイイ

バッタもんの店の店主Levon役、カレン・カラグリアンはANORAでトロス=キリスト教の神父=ロシア人富豪息子のお守り役の人ですね!今作はANORAの時より若いからか役作りか、彼の最初の登場シーン:横顔見せて店まで歩く姿は、若いときのデニーロか!と思うほどかっこよかったです!ラッキーも仲間も色々な彼女たちもよかった。ベイカー監督はキャスティングがとても上手いと思いました。

ボスであるレヴォンとラッキーの仲間や友達や彼女やその親友がそれぞれに事情があり、面倒であり、勝手でもあり、泣いたり吐いたり喧嘩したり謝ったりクールダウンしたり。アップダウンが激しいけれど、いつしか赤ちゃん「プリンス」が中心に居ることで、なんだか笑えて幸せになり、寒いニューヨークのお伽話のようだった。本当はまだまだ大変さが待ってる!不法移民、グリーンカードと問題山積。でも前を向くパワーと仲間に力づけられる💪生きていくんだ!

この映画だけでないかもしれない。でも、映画で救われたことがある、かな。この監督にとても救われて。なんていったらいいかわからない、だけど、ありがとう、頑張ってみる、を言えるかな

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talisman