「クリティカルなテーマを扱いつつ、家族愛へのグラデーション」ワン・バトル・アフター・アナザー Wingさんの映画レビュー(感想・評価)
クリティカルなテーマを扱いつつ、家族愛へのグラデーション
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字幕通常版を鑑賞。
限りなくノンフィクションに近い、フィクションと言った感じでしょうか、いつ起きてもおかしくない社会の分断。
しかし、政治的なメッセージ性を持たせることはなく、最終的にはとても身近で意識し難い家族愛を描くというグラデーションは素晴らしかったと思います。
説明的なシーンが少なく、会話から状況を察することのできる作り方も凄いと感じました。
個人的にはジョークが刺さらず、後半に向かうにつれて展開が読めてしまった点が減点にならざるを得ませんでした。
ポール・トーマス・アンダーソン監督作品は今回が初めてだったので、こういう感想に落ち着いています。
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