「テロリストとして追われる恐怖が、よくわかる作品」ワン・バトル・アフター・アナザー ごまさんの映画レビュー(感想・評価)
テロリストとして追われる恐怖が、よくわかる作品
最近のハリウッド映画は、安心して観ていられる作品が増えたように思います。
この作品も上映時間は2時間を超えますが、まったく飽きることなく、
ストーリーにぐいぐい引き込まれました。
予告編も事前情報もなく、ただ一枚の「銃を持った写真」を見て、
「面白そうだな」と思い鑑賞しました。
途中でふと気づきます。
「あれ? この冴えない中年男性の俳優、どこかで見たことがある…?」
しばらくして思い出しました。
「もしかして、レオナルド・ディカプリオ?」
顔立ちは少しふっくらしていますが、間違いありません。
驚きました。「レオ様」と呼ばれたあのディカプリオが、
見事に“冴えない中年男性”を演じているのです。
そのギャップに、観ている側も思わず唸ってしまいます。さすがの演技力です。
また、観ていて印象に残った点が二つあります。
一つは、脇役として登場する俳優陣が、意外に有名な顔ぶれだということ。
昔のマフィア映画で見かけたような俳優がいたり、
過去の名作を思わせる配役がいくつか見受けられました。
もう一つは、映画の一部で「マッドマックス」を思わせる車のシーンが
あったことです。
おそらく、あの名作へのオマージュ(リスペクト)として意図的に
似せているのだと思います。
ストーリーは予想がつかず、最後まで目が離せませんでした。
細部の演出にも工夫があり、映画好きなら気づいてニヤリとする場面も多いです。
総じて、とても楽しめる作品でした。ぜひおすすめしたい一本です。
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