「アメリカの分断」ワン・バトル・アフター・アナザー クロレッツさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの分断
「マグノリア」、「パンチドランク・ラブ」、「ファントム・スレッド」、「リコリス・ピザ」と観てきましたが本作は異色です。
予告は観た時には『えっ?あのPTAがアクション映画を?』と意外性を。
しかもPTA監督初のIMAXでの上映とは!
それまでのPTA監督の作風からしてIMAXはイメージ出来ません。
怖いもの見たさな感覚でIMAXでの鑑賞。
IMAXは正解でした!
特に後半のカーチェイスのシーンは見応え十分です!
主演のディカプリオの演技は言わずもがなで、本当の主演はウィラ演じるチェイス・インフィニティとロックジョー演じるショーン・ペンではないでしょうか。
特にショーン・ペンの変態振りには笑っちゃいました。
物語に大きく関わってくる白人至上主義の組織「クリスマス冒険クラブ」の暗躍など今のアメリカの分断を描いていて見応えがありました。
惜しいのはフレンチ75のメンバーとして出演していたアラナ・ハイムがあっという間に射殺されたことです。もう少し活躍してほしかったです。
テヤナ・テイラーも逃亡してからも手紙を残すのみというのもモヤモヤ感が残りました。
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