「現代アメリカ政権を揶揄しつつエンタメを追究!」ワン・バトル・アフター・アナザー シネマ大好きさんの映画レビュー(感想・評価)
現代アメリカ政権を揶揄しつつエンタメを追究!
作品はかなりハッキリと前半と後半でテイストが異なり?ます
前半は、さもトランプ政権を揶揄するかのような移民排斥、有色人種差別、などなどへの皮肉!まさに武力蜂起革命か!と思わせるハラハラぶりで、ここまで描けば政府から「圧力」ないのか??しかし、表現の自由が日本より力を持つアメリカ、おまけに製作は大手のワーナー・ブラザーズ。すごい肝っ玉?です、、、
後半は、時系列が十数年後へ。父子の絆へと大きく舵が切られます、、、
なんと父とは!!!という怒涛の展開の上にハードアクション・サスペンスへとまるで「ジャンル映画」に、、、
僕は、前半が余りに面白かったので、、、後半の追跡アクション・サスペンスは「定番」っぽく感じられてしまい、、、
全体としては確かに面白かったですが、大御所監督の仰る「革命的作品」とは、どこを指すのか???
僕は、前半は画期的でエキサイティングな設定、描写、物語展開で、好きです。
俳優陣は、ディカプリオが相変わらずの熱演、ショーン・ペンはもっとキレキレかと思っていましたがブラックに笑える?役を微妙な力加減で演じていて抜群の演技を魅せてくれました、、、ターミネーター?と化して道路に現れるところは、劇場内に声を上げる反応も!! デル・トロのセンセイは、もう少し掘り下げると更に興味深かったのではないかな、、と。
PTAは、音楽の使い方が上手く、緊張感のあるシーンも、ゆったりと息抜きをさせてくれる、安定の演出で、この作品にはユーモア、それもブラック・ユーモアが溢れていて、まさにPTA印の満足度をMAXに上げてくれます!
僕は、巨匠たちのように、絶賛とまではいきませんでした、、、残念💦💦💦
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