「また3時間」ワン・バトル・アフター・アナザー オーばやしさんの映画レビュー(感想・評価)
また3時間
最近、上映時間が長い作品多すぎ。
ただし、今作は視聴中「長いなぁ」とは感じなかった。とは言え、それが面白いかと言うと難しい作品。
ディカプリオ役をドウェイン・ジョンソンが脳筋パワーで演じたら「何も考えずに楽しむエンタメ作品」になるが、変に上手い役者揃いだとそうもいかない。
なのに、この作品の最大のテーマは何か?と言われると、分散し過ぎていてよく分からない。
難解な作品を撮り続けてきた監督が「ほら、こういうアクションとか、こういう設定とか入れときゃ人気出るんだろ」みたいな感じにしたけど、そもそもが社会風刺臭キツめなので、エンタメに振り切れもせず消化不良起こしてるような感じ。
逆に?エンタメ作品ばっかり撮影してた監督が「こういう要素入れておけば、人種問題や分断されたアメリカなどの社会風刺が効いた素晴らしい作品って批評家が褒め称えるだろ?」って撮った風にも見える。
つまり中途半端ってこと。
エンドロール見ながら「う〜ん?」ってなる。
スッキリ感が無かったなぁ。
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