「ワクチン推進派の声やデータが少な過ぎる」ヒポクラテスの盲点 falsemanさんの映画レビュー(感想・評価)
ワクチン推進派の声やデータが少な過ぎる
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危機感はとても分かるが、偏った映画に見えました。ワクチン推進派の声やデータが少な過ぎる
ワクチン推進派の森内医師のインタビューはあり、比較的中立に伝えようと言う気は感じた。しかし、森内医師から共有があった、ワクチンの安全性を示唆するデータは一切紹介されない。ワクチン否定派の医師もそのデータには一切言及しない。データ自体が存在しないのかもしれないが、それであればそう伝えるべきである
ワクチン否定派の方々の提示するデータも、それは本当にワクチンが原因か、他の原因は考えられないのか、という議論が足りないと感じる
また、海外の方が検証が進んでいるはずだが、その論文の検証も少ない。その点でも偏りがあるように見えてしまう
科学とは真実を見つけるために反証を繰り返す行為でもある。その点で推進派と否定派、両方が参照するデータをちゃんと精査し、反証を繰り返して真実を見つけることが必要である。一つずつ丁寧に反証しないと中立的にも見えない
温暖化の時も、一部の学者が一部のデータのみを見て偏った議論をし、それを一定以上の人が信じるという問題があった。一部のデータだけ見ていては真実には辿り着けない
映画のテーマも姿勢も良いものに見えるが、もう一段中立的に作って欲しかった。個人的には色々考えるきっかけになった良い映画でした
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