「反ワクと言われても」ヒポクラテスの盲点 su-zuさんの映画レビュー(感想・評価)
反ワクと言われても
緊急事態宣言(うろ覚え)がでて、明日から映画やエンタメ禁止となった日。
私は朝8時半から新宿ピカデリーで、インド映画を見ていました。
私以外には男性が一人だけ。
その日はこのあと仕事だったこともあり、あー、もしかしたらこれで一生映画館では映画は見られないかも、見納めかもと思い、仕事前に見に行ったのですが、なんだか悔しくて泣けて来て、映画どころではなかった記憶があります。
この日のことは決して忘れないと思いました。
映画や演劇、生のエンタメがなくなってしまったら、もうどうやって生きていくんだろう、そう思いました。
そういう個人の体験と同じ時間軸で戦ってくれていた人たちがいる。
打ってしまった人たち、なんでもなかったと豪語する人たちは、薬害に苦しむ人たちや家族、遺族がいることを知って欲しい。
推奨した人たちは、謝ってほしい。
謝らないのならば、自分がどういうことをしたか理解してほしい。
なんの裏どりもない中、薦めたばかりに亡くなった人がいることを。
映画の作り手も含めて、エールを送りたい良質のドキュメンタリーです。
ちなみに私が見に行った日は満席でした。
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