配信開始日 2025年10月3日

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ロスト・バスのレビュー・感想・評価

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2.5熱い

2025年10月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

見てて、熱い、けむい、辛い
山火事の迫力がある
それだけ

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jyojyo4649

4.0【戦うスクールバス】

2025年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

山火事と戦うのが“スクールバスの運転手”という、これまでにない斬新な視点で描かれるパニック映画。ブラムハウス製作と聞いて「低予算の工夫系ホラー」だと思ったら大間違い。往年のパニック映画を思わせる本格派で、2時間しっかりと見応えがある。

前半はのんびりした展開ながら、次第に山火事の恐怖が忍び寄る。実話ベースということもあり、悲劇を避けられない緊張感がじわじわと胸を締めつける。

そして何より、登場人物の“イラつくキャラ率”が異常に高い。パニック映画あるあるではあるが、マニュアルを持ち出して右往左往する姿に思わずイライラし、気づけば演出にまんまと乗せられている。

スクールバスが主役級の活躍を見せる映画といえば『SPEED』が有名だが、本作はそれを超える迫力とアクションを展開。配信限定(Apple TV+)なのが惜しいほどの良作で、自宅のテレビでも十分に迫力を味わえる。

もしPrime VideoやNetflixで配信されていたなら、もっと多くの人に知られ、話題になっていたはず。Apple TV+だけでの配信というのが、本当に惜しい。

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abu

3.5山火事

2025年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2018年アメリカ加州北部で起きた山火事で街の小学校の子供たちを乗せたスクールバスが火事から脱出するまでを描くスリラードラマ。とにかく山火事の描写が迫力があって見ているこちらがヒリヒリとさせられる。火だるまになる人や容赦なく家屋が燃え落ちるところなど迫真性があった。マシューマコノヒーが家庭に問題を抱える落ちぶれた運転手ケヴィンを見事に好演。劇場でも見たかった画力の連続で山火事の怖さが伝わってくるスリリングで秀逸なドラマだった。

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maku

4.0山火事は怖い

2025年10月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

山火事の怖さを知らしめてくれた。アメリカでは定期的に起こりますよね。街まで広がったら絶望的。人間はなすすべなきですね。

そしてこの映画実話ベースに作っているんですね。それにも驚きです。

子供たちを乗せたスクールバスによる火事からの脱出劇。強烈な火事の中子供を守るという難しさ。でも見事に守り切ったのが良かった。

主人公の家庭での苦悩も、いいスパイスとして映画を面白くさせてますね。ただ、あのラストの息子とのシーンは、ちと唐突すぎたかな。何も2人には起こってないのに。。。

ま、でも火事の迫力といい、子供たちを守り切ったスッキリ感といい、けっこう面白かったです!

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いちごだいふくもち

2.5素直に感じたままです。

2025年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

森林火災のリアルなシーンもキャストや演技、カメラワークも、とてもよくできていて良作だと思います。みなさんの評価の通り。ただ、終始主人公が会社の規則と家庭の事情に翻弄されながらも、危険を冒して子どもたちを助けるという、三重苦が続く展開にストレスがすごかった。実話なので当然ですが、主人公が特殊技能を持っているわけでもなく、奇跡がおこるわけでもなく、救世主的な人物が助けにくるわけでもなく、ずっと赤い画面の中を苦悩する主人公と先生と子どもたち。消防隊や警察もまったく役に立たない。救いのない状態が全体の9割を占めます。こういう英雄譚を世間に知ってもらうのは意義のあることですが映画にする必要があったのかな?

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すかちん

4.5本人が演じるリアリティー

2025年10月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

AppleTV+で配信始まった、
ポール・グリーングラス監督の最新作『ロスト・バス』凄かった...
実話を映画化した時は、実際の人を本人役で出演させることが多い監督だけど、今回も消火に当たる人たちの数人は本人が演じていて、リアリティーと迫力はさすがのポール・グリーングラス監督。
配信じゃなくてIMAXとかで観たかったなぁ...

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nude512

4.0生きてさえいればやり直せる死ぬ気でドライブ

2025年10月3日
Androidアプリから投稿

人災によって引き起こされる今日の「災害」を描いたこのディザスター・スリラーは、多くのディザスタームービーが陥りがちな「自分(とその家族さえ)よければ全てよし」という考えに慢心することなく非常時でも他の人を気にかけながら、自分の人生すらも見つめ直すというヒューマニズムを描いている

『ブラディ・サンデー』『ユナイテッド93』『7月22日』の名匠ポール・グリーングラスが、またもや実話を映画化した本作は、彼の卓越したストーリーテリングと、それに応えるようなマシュー・マコノヒー✕アメリカ・フェレーラの熱演によって支え高められている。
パラダイスは辺り一面、地獄絵図に。今年観た映画の中で一番目の前が真っ暗に、息苦しさを感じた映画かもしれない…。『ロスト・バス』というタイトルから『オンリー・ザ・ブレイブ』のような最悪の結末が待っているのかと予想して、観るのに少し躊躇したが、その結末はぜひ自分の目で確認してほしい。原因は、"これくらい"が罷り通るPG&E社による人災、大企業と自分勝手な人々のエゴと振る舞い(ex. 公害からポイ捨てまで他人事じゃない)。人の愚かさ。
『スピード』のように正反対の男女2人が緊急事態下で同じバスに乗り、互いに似た境遇にあることを知り、そしてはなればなれになった家族の元へ帰れるか。必要にしているこんなときにも行ってやれない…。自分の家族は遠くにいてそばにいてやれなくて、外界との通信を遮断され孤立した中で目の前にある命たちを救おうとしている。けど救えたとしても一件落着でなく、自分の家族が無事か気が気じゃない。考えたら絶望的な状況すぎて、息が苦しくなって、気づいたら泣きそうになっていた。途中の手に汗握る展開は、『恐怖の報酬』ですらある。
主人公ケヴィンの決断といざとなったときの行動力も、ルールに縛られた石頭メアリーも子どもたちを引率しながら真摯に向き合う姿勢もよかった。最後の最後まで諦めてはいけない。アクセル全開死ぬ気で生きれば、手遅れになる前に人生やり直せるかも。バスに乗るときのやたら形式張った感じ(子どもたちがパニックにならないためには大事だが)と、降りるときのメアリー先生の変化。広い世界に出るのも、地元で生き直すのもどちらも正解。
急激に燃え広がる火視点の『死霊のはらわた』ショットが怖かった。ドキュメンタリータッチなハンディ撮影はもちろん、シーンの繋ぎが前後のカットで一致しているようなところも見られてよかった。あと、並行して描かれる、隊長を視点人物にした消防隊サイドのサブプロットなストーリーラインは、混乱した主人公サイドを俯瞰した状況で観客に伝えながら、"緊張と緩和"ではないけど陽が見える場面としても機能していたし、本作のテーマを語る上でも必要でしっかりと納得感があった。観終わった後には、酸素・水・太陽がほしくなる映画。

P.S. ゆえにディザスタームービー苦手な自分にもハマった。一方でそれゆえに、テーマの打ち出し方や作品クライマックスの見せ場の作り方には、些か説教臭さや作り手の作為を感じて、一部の観客を遠ざけてしまうかもしれない。だけど、自分としてはこれでいいと思えた。

キャンプファイヤー

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とぽとぽ