ザ・フー キッズ・アー・オールライトのレビュー・感想・評価
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CSI
“My Generation ”から”Won’t Get Fooled Again” まで、「このクソみたいな世界を作った奴等」への怒りで一貫していることに感動する。まさにあの国の労働者階級の代弁者だな。
それにしても、このバンドでいわゆる「まともな人」はひょっとしてロジャーだけ?キースとピートは言わずもがな、ジョンも演奏中は直立不動(ビル・ワイマンと勝負させたい)の割に目がイってるし。ロジャーがあからさまにキースを嫌がっている様に見えるし(「絆なんて無いよ」の一言が妙に真に迫っていた)。
観客年齢層はレッド・ツェッペリンの時と同じくらいか。ま、当たり前だが。
フーを好きになれないコンプレックス
フーを好きになれないコンプレックスを持ってまして、このドキュメンタリーを観たら大好きになるんだろうと思ったら、いや、好きじゃない、やっぱり(笑)
なんなら観る前より好きじゃなくなった(笑)
この映像では、ボーカルの人がソバージュのロングヘアーで素肌にレザー着て前あけて十字架のネックレスしてて、ハードロックやメタルの人みたい(笑)
あとアメリカのサーファーみたいな時もある(笑)
モッズ族が崇拝してるバンドのイメージだけど、ボーカルはモッズっぽくないですね…
「My Generation」といえばフーよりジュンスカが思い浮かぶんですが、ジュンタさんが腕を回転させてギターを弾いてたのはピート・タウンゼントの影響では?
ピート・タウンゼントはステージでギター壊しまくってるけど、ステージで楽器を壊すのはポール・シムノンよりピート・タウンゼントが先だったのね(笑)
キース・ムーンもドラムを壊してますね…
ピート・タウンゼントとキース・ムーンは、よく話に名前が出てくるけど、ボーカルの名前って出てこない(笑)
思うに、フーって、この2人のバンドだといえるのじゃないでしょうか?
「My Generation」も「The Kids Are Alright」も好きだし、いい曲だと思うけど、他の曲は…
ビジュアルも好きじゃないしな…
1stの時みたいなクールでオシャレなモッズスタイルがいいのにな…
「My Generation」で始まり「The Kids Are Alright」で終わるドキュメンタリーです。
ロックは俺の子守唄
熱量半端なし!
The Whoでお腹いっぱい。
The who は現代を生きる魂達への祝祭だ。
ライヴ・アット・キルバーン1977』に続き、『The Kids Are Alright』を観た。
どちらも45年前の映像で、70歳の今、画面に映る彼らを眺めていると、時の隔たりの深さを感じます。
若い人には、この奇跡のような演奏はどんな風に届くのだろうか。もし、存在そのものを祝う祭りのように感じるなら、私もまた若い人に負けず、The Who の本質に触れているのかもしれない。
キースとピートの迫真の演奏。友情・絆をぶつけ合うような言葉。ロジャーもジョンも、それぞれが自分の役割を全力でぶつけ合う。4人の熱量がぶつかり合うステージに、思わず胸が熱くなり、夭折したキースの姿に、どうしても涙がこぼれてしまう。
当時の彼らの演奏は、東京の下町で、ドーナツ盤2曲とわずかな記事や写真にしか触れられなかった半ば不良じみた私に、こう語りかけてくれていた――「拗ねるな、元気に生きろ」と。その一音一音が、意欲であり、希望そのものだった。
そして今、あの熱を受け取った一人として、次の世代の同事にどこかで響いていけるように、彼らの音を胸に刻んでいます。素敵な映画でした。
バワフルだがやかましい?!
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