「地球の温暖化は止まらない‼️」未来への警鐘 原発を問う minavoさんの映画レビュー(感想・評価)
地球の温暖化は止まらない‼️
オリヴァーストーン監督の新作ドキュメンタリー、めちゃくちゃおもしろかったし、悪い意味で世界がやばいことがよくわかった!
原発推進の映画ときいてましたが微妙に違って、地球温暖化による異常気象に対して人類がどう立ち向かうか?ひとつの提案として、原発を見直してみようというという内容でしたね。
地球温暖化と言えば、最近の日本の近海漁業でも豊漁不漁などと言われる本来のエリアで獲れる魚の種類が、明らかに変わり始めてることはご存知の通り。
映画としておもしろかったのは、ドキュメンタリーでよくあるモキュメンタリーパート(再現ドラマ)を過去の映画の引用でみせてくれるところ。10作品くらい使ってるのかしら。ディザスタームービーとかハマりすぎ。
怖かったのがアメリカの反原発の運動が、昨日観た「サタンがおまえを待っている」の世論形成のメカニズムと似ていること。はっきり言うと集団心理的な何かです。ブルーススプリングスティーンも乗っかっちゃってさあ。
日本の状況もバッチリ描かれてます。広島、長崎、ゴジラ、原発建設、東日本大震災、福島、民主党政権、リニアモーターカー、そして日立!
映画観て考えたのは、近い将来、日本のエネルギーは中国が原発で生産する電力に頼らざるをえない状況におちいるかもということと、そうなったら電気代はじめ今よりもさらに物価高になるのは避けられそうにないなということ。
日本みたいに資源のない国がアメリカに宣戦布告したのは、アメリカに石油止められたから。だから戦後の石油はアメリカ中心から中東からの輸入に移行してます。これが中国にエネルギーを頼るとなるとなかなか大変なことになりそうですよね。
まあ、原発推進すれば解決するんですが、今の日本だと議論するのも無理っぽいですもんね。
このままだとボクらの孫の世代くらいは大変な思いをしそうですよー。知らんけど。