エレベーション 絶滅ラインのレビュー・感想・評価
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【全くもう、ドキドキするなあ。けれど、怪物の造形や息子を想う父の姿や、女物理学者の復讐の銃弾など、ナカナカな作品でありました。可能性としては、ムッチャ低いと思うけれど、続編を期待してしまったぞ!】
■リーパーと呼ばれる怪物たちが地中から現れ、人類の95%が死滅する。
だが、何故か怪物たちは標高2500m以上の地域には侵入できない事が分かり、残った人類は山岳地帯で過ごす様になり、3年が過ぎる。
ウィル(アンソニー・マッキー)は呼吸器に病を抱える息子ハンターの医療器具が底をつき、平地の病院へ器具を取りに行くことを決意し、彼を慕うケイティ(マディー・ハッソン)、物理学者で且つてウィルの妻たちと地上に行き、独り生き残ったニーナ(モリーナ・バッカリン)が彼に同行することになる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・いやあ、結構今作、オモシロ怖かったんですけど。怪物が跋扈跋扈走って来るVFXなどは、マアマア怖い。
・でもって、何故か仲が悪いケイティとニーナが徐々に、信頼関係になって行く様などもナカナカである。
・何で、怪物たちは野放しになった馬たちを襲わないのかな、と思ったら、アーラそういう事ね!
■不愛想だったニーナが、山岳地帯でも怪物の鱗にバンバンと銃で弾丸を打ち込んでいた理由が分かる、彼女の研究室もある病院内で、彼女の家族写真をウィルが見つけるシーンは、”成程”と思ったね。
でもって、彼女が弾丸に塗り付けたモノ・・。
その後の展開は爽快でありました。
<可能性としては、ムッチャ低いと思うけれど(ごめんね、制作陣。アンソニー・マッキー君はキャプテン・アメリカの方で頑張るよーに。)、是非、蒼空に浮かぶUFOとの対決を描く続編を期待してしまったぞ!>
昨今あまりないタイプの映画
面白かった! こういったアイディアと勢いのネタを ゴリゴリに作って...
避暑には良い映画でした。
気楽に見たら、そこそこ面白かった
これ系はもうやめましょうよ
最近、よくある
1つの特徴や弱点を持った
正体不明のクリーチャーと人類の攻防を描いた作品。
また出て来た「クワイエット・プレイス」の系列です。
最近だとケイジくんの「ナイト・オブ・アルカディアン」とかですね。
今回は一定の標高までしか登って来られないクリーチャーなので
生き残った人類は山の上にいます。
新しいキャプテン・アメリカと公開当時、きれいな人だなぁ、
と気になったデップーの奥さまが出ていて
内容もキャストも好みだったので観賞しました。
よくある感じですが、内容がうすい。うすすぎます。
例にもれず、何の脈絡もなく人類がピンチです!から始まって
何も解決しないまま小さなエピソードが終わる。
観た直後からどんどん記憶から消えて行きます。
「ナイト・オブ・アルカディアン」もひどかったけど
こんな三番煎じ映画、よくスタジオのGOサインが出ましたね。
配信で十分。
エレベーション 絶滅ライン(映画の記憶2025/7/27)
細かい突っ込みは抜きにして
シンプルな恐怖を味わえるサバイバルスリラー
◾️作品情報
監督はジョージ・ノルフィ。主要キャストはアンソニー・マッキー、モリーナ・バッカリン、マディー・ハッソン。2024年米国公開のSFアクションスリラー作品。
◾️あらすじ
謎の生命体「リーパー」によって人類の95%が死滅してから3年が経過した世界。生き残った人々は、リーパーが侵入できないとされる標高2500メートル以上の高地で生活している。ロッキー山脈の避難所で息子ハンターと暮らすウィルは、ハンターの肺の病が悪化し、薬を求めて危険を承知で低地への降下を決意する。元科学者のニーナらを伴い、ウィルはリーパーが待ち構える危険な領域へと足を踏み入れ、命懸けのサバイバルが始まる。
◾️感想
予告は目にしませんでしたが、アンソニー・マッキー主演ということで期待して鑑賞予定に入れていた本作。ところが、公開2日目のレビュー評価はまさかの2点!近年まれに見る低評価に不安を抱えながらの鑑賞でしたが、思ったほど悪くなかったです。
冒頭でサクッと世界の現状と主人公ウィルの目的が提示され、物語の舞台設定があっという間に整えられます。そこからは、リーパーからの執拗な追跡と、その中で生き残るための知恵と戦略を巡る、シンプルながらも手に汗握る展開が繰り広げられます。観客はただひたすら、ウィルたちの決死の逃走劇に身を委ねればよく、余計なことを考える必要がありません。この「観る者を選ばない」親切な構成は、多くの人が純粋にエンタメとして楽しめる要素だと感じます。
一方で、いくつか疑問点も残ります。地球人口の95%がわずか1か月で失われたにもかかわらず、コミュニティの暮らしが意外にも豊かに見えたのはなぜでしょうか。物資の調達方法や、その過程で払われたであろう犠牲、あるいは自給自足の術など、具体的な説明が一切ない点が気になります。また、世界規模の惨事であるはずなのに、描かれるのは一つのコミュニティの様子にとどまり、事態の深刻さが今一つ伝わってこなかったのも残念です。
また、リーパーの正体は途中でなんとなく予想がついてしまうのですが、その背後にある全貌が明かされないのはモヤモヤします。さらに、物語の鍵となるはずの「2500メートルの謎」も結局解明されないまま終わってしまい、消化不良な印象を受けました。率直な感想としては、もう少し深掘りしてほしかった部分が多々あります。
そんなモヤモヤを残しながら続編を匂わせるようなシーンがあることに、さらにモヤモヤします。まずは、本作をきちんと完結させてくださいと言いたいです。あれ?結局ダメ出ししちゃってる? いやいや、そこそこおもしろかったんですよ、本当に。
体たらくな内容なのに続編?
THE MONKEYとは関係ありません
地底から現れた標高2500mより上には上がってこないクリーチャーに地上を支配されて3年後、山の麓にある病院に向かうウィルと仲間たちの話。
息子の肺の病の補助器具のフィルターが無くなり、病院に向かうことになるけれど、そんなに頻繁に発作起こしているなら、無くなる前に手を打ちませんか?
渋る物理学者?のニーナを強引に誘い、自己評価の高い足手まとい女ケイティと共に境界線を越えるけれど、単純な話しの割にテンポがイマイチでどうもノリきれず。
内容的には悪くないいんだけどね…。
そしてそんなんで倒せるヤツに世界中の軍隊が?と、クワイエット・プレイスさながらの無理ある設定に、鱗みれば正体はなんとなく想像つきませんかね?
結局のところ、超都合良い設定の数々は謎のままだし、中途半端な終わり方で続編へですか…とモヤモヤした。
鉄壁の標高2500メートル
高所に追いやられた新キャップ
地下から現れた謎のモンスターが襲ってこられない標高2500メートル以上の地帯で暮らす父が、病身の息子を救う為に地に下る事に…
高所での戦闘を得意とするファルコン→新キャプテン・アメリカとなったアンソニー・マッキーが、こちらでは逆に高所が不利な場に追いやられている。それを狙ってのキャスティングかは分からないが、とにかく「2500メートル以下はモンスターの陣地」という設定は興を惹かれた。
ただ面白いと思ったのはそれぐらい。高所から地に下りた人間達のサバイバルがストーリーの根幹になるわけだが、それ以降はモンスターとどう戦うかという興味が希薄で、単に逃げる追われるの『ジュラシック・パーク』に落ち着いた感。それでいて謎の核心部をボカし、あわよくば「謎を知りたかったら続編作れるよう応援して」みたいなオチにしているのも鼻白む。
アンソニーは好きな俳優なだけに残念。91分という短尺にせず、ちゃんと物語を完結させてほしかったよ。
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