「社会派ドキュメンタリー」サタンがおまえを待っている Sayachanさんの映画レビュー(感想・評価)
社会派ドキュメンタリー
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事前にサタニックパニックについて調べすぎずに、何か実話が元になってるらしい、ホラータッチの映画、という認識で見に行った。が、ホラーではない、社会派ドキュメンタリーだった、いや最初からそうは聞いていたけど、思っていたものと違って、良い裏切りだった。
中盤、ミシェルがどんなおかしな証言をしていたかを執拗に(必要な執拗さだったと思う、むしろ今となってはもっと知りたいくらいだけど)列挙するあたりで、社会派特有の、勉強してる時みたいな眠気が来た。けど、そのあとの(私にとっての)どんでん返しのおかげで目が覚めて、最後まで気持ちよく観れた。
もともとサタニックパニックがどのような社会現象だったのかを理解した上で前半を見ていたら、違った見方ができただろうけど、私は事前知識がなかったので、「えっ、これ、嘘だった(って製作陣は思ってる)ってこと?!」というどんでん返しが小気味よく感じた。最終的には件の2人というよりラリーさんを糾弾する内容だったように感じた。
私のような無知な人も楽しめる作りなのは間違い無いけど、製作側の意図、そして、事前知識があった人たちの受け止め方が気になるところ。アメリカでは「あの本って嘘だったってことだよね、今考えれば…」と、そこまでたどり着いている人とたどり着いていない(気にしていない)人はどのくらいの比率なのか気になった。
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