「こうして悪魔崇拝ブームが育まれた」サタンがおまえを待っている カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
こうして悪魔崇拝ブームが育まれた
サタンがおまえを待っている
何だか、
スリラー映画の名作「ミザリー」を思い出す
患者と看護者と言う立場から一線を越えると洗脳者と隷属者へ、
或いは、依存関係から共生関係と相互に転換して行き、
取り止めもなく膨張して行く、
その過程が、出版からバチカンの教団や社会も巻き込み、似非悪魔崇拝者や被害者が続出してくる
これは創作映画ではなく、
実話のドキュメンタリーなので、
エゲツない画面や激しい音響もない
でも、そう言えば、
あの頃、エクソシストや悪魔祓いなどの映画も加担していた
帰りの映画館のエレベーターで、
マジ黒ずくめで顔や腕にタトゥー入れの五人ヘビーメタルグループと地下まで同伴してしまった🤟🏻🤟🏼🤟🏽🤟🏾🤟🏿
エンド
(°▽°)
サタンがおまえを待っている
1980年代のアメリカで悪魔崇拝に関する儀式を被害者目線で記した書籍をきっかけに起きた、
「サタニック・パニック」とも呼ばれる社会的な騒動の真相に切り込んだドキュメンタリー。
1980年にミシェル・スミスとその精神科医ローレンス・パズダーの共著として出版された「ミシェル・リメンバーズ」。
「エクソシスト」「オーメン」などのヒットでオカルトや悪魔が注目を集めるなか、ミシェルは退行催眠のようなセラピーにより、心の奥深くに封じ込めてきた禁断の記憶を思い出す。
それは、彼女が5歳の頃に悪魔崇拝教団に引き渡され、儀式に捧げられたという衝撃的な記憶だった。
残虐な儀式の様子を詳細に描写した同書の内容はテレビのバラエティ番組やワイドショーでも取り上げられ、大きく拡散される。
さらに、自分も幼い頃に儀式に参加させられたという告発が続出し、カトリック教会やローマ教皇、FBIをも巻き込んだ大騒動へと発展していく。
映画では、ミシェル・スミスとローレンス・パズダーの親族をはじめ、
サタン教会のブランチ・バートンや当時を知るFBI捜査官、配信者らにインタビューを行い、さまざまな角度から悪魔崇拝の実態とパニックの真相に迫る。
サタン教会の創始者アントン・ラベイの姿など、貴重なアーカイブ映像も多数収録。
サタンがおまえを待っている
Satan Wants You
2023/カナダ