「サタンがおまえを待っている(映画の記憶2025/8/9)」サタンがおまえを待っている motorad_kiraさんの映画レビュー(感想・評価)
サタンがおまえを待っている(映画の記憶2025/8/9)
悪魔憑きというよりは、アメリカの80年代悪魔崇拝者の被害者のドキュメンタリー。それで社会現象が起きるという時代を感じるお話。
ちゃんと2方面取材しようとしてたし、欧米っぽい感情論やキリスト圏らしい反応をした人々のリアルな意見は刺さるものはあった。ちなみに本人には取材拒否されたらしい。
サタン教というのは今もあったんだと驚きもあり。
まぁ情報は自身で確かめないとダメだよね。特に公に出すものは。人は自分が信じたいものしか信じないし。都合が良ければ盲信して、都合が悪ければ排斥する。まぁ、そんな人間にならんように気をつけなきゃねと気づかされる作品。
メディアは自分たちの考えを押し付けるから、それを鵜呑みにしない。
また周りも騒ぎ立てない。愉快犯が生まれる環境を作ってはならない。
こういったものは特に犯罪者が出来上がりやすい題材だから悪用してはならぬ。
思っていたのとは方向性は違ったが、心の弱さに付け込む輩がはびこる今日にはいい作品。
万人受けはせんけど・・・。邦題はほぼ直訳だがいい題名だな。
(個人的評価6点/10点中)
コメントする