「何かに取りつかれたように一つのことに集中してしまうおとこが、一人の少女との出会いによって新たなことに取りつかれるお話です。鑑賞後に心が暖かくなります。」トリツカレ男 もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
何かに取りつかれたように一つのことに集中してしまうおとこが、一人の少女との出会いによって新たなことに取りつかれるお話です。鑑賞後に心が暖かくなります。
最初は鑑賞の予定が無かったのですが
何故かこの作品のことが妙に気になり続けて
最終的に誘惑に負けて鑑賞しました。・-・
シートに座った後、この作品がミュージカルっぽい
という紹介文を見つけて少し後悔。(…やや苦手)
とはいえここまで来たからには
鑑賞あるのみ。
◇
キャラクター設定などから感じていたのが
「ちょっと異端なストーリー作品」
だったのですが、違いました。すいません。
王道を行くストーリーとは予想外。
誰かが死んで終わるのかが心配でしたが・△・;
大団円でした。うーん。こういうの好き。
あ、コーチは…。 うん。
ストーリー開始時点で亡くなっているから除外。
取り憑かれ男に
取り憑かれ女に
取り憑かれコーチに
なーんだ みんな 取り憑かれてたのか。
ポスターやタイトルから連想した、ややマイナスな
イメージとは正反対。
70年代のTVアニメ「まんが世界昔ばなし」を彷彿
するような珠玉の作品でした。
観て良かった。観逃さなくて良かった。
満足です。
※もっと上映する劇場が多くても良いのに。
◇あれこれ
■左利き
続編作るなら(たぶん無いでしょうけど)主題歌か
ペチカのイメージソングにどうでしょう。
「私の彼は左利き」
♪わたしのワタシの彼は、(ちゃっちゃっ)左利き♪
■ペチカにとってのコーチ
恋人というよりも、父に対する想いを
重ねていたのかもしれませんね。
かなり年齢差がありそうな気が…。
■声優さん全般に
イメージ通りの声で、違和感ありませんでした。
上白石モカさんの声、ペチカに合ってました。
■オマージュ?
オマージュかな?と脳裏をよぎった作品
・最後の一葉(散りませんでした)
・雪の女王(舞台のせいかも。フランス?)
・トトロ(離れた場所で療養中の母 とか)
・ガンバの冒険(ネズミ)
・イニシャルD(雪中を疾走するシーン)
◇最後に
歌の入る場面に無理がなく、音楽がストーリーの進行を
邪魔しなかった気がします。
そのためかミュージカルということが気にならずに
最後まで集中して楽しむことができました。
ミュージカル好きな方にとっては物足りない感じなの
かもしれませんが。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
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