「世界観は意外とキレイ、ミュージカルは物足りない。。」トリツカレ男 alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
世界観は意外とキレイ、ミュージカルは物足りない。。
とにかく見たことのない造形、新しい、珍妙なアニメだった。しかし、こりゃ全く好きになれないぞと思ってたキャラデザは意外とこのパラパラ漫画みたいな世界観にあっていて、段々愛着は湧いてくる。そのうち変な絵、とも思わなくなっていた。
逆に背景画像はめっちゃキレイであらゆるシーンがアーティスティック、ツイスト親分のシーンの色使いとか好きだった。とはいえモノノ怪とかと比べるとそのマイルド版、乙女版、という感じ。
ストーリーはトリツカレて他が目に入らなくなるという一見迷惑な主人公がひとつひとつ真剣に取り組んで逆に人並外れた天才ぶりを発揮し、人を助けたり愛されたりする。少しアスペルガーみたいな性質なのだろうか。ペチカとの出会いは単なる一目惚れなのか取り憑かれの結果なのか。後半ジュゼッペが肯定されだすと少しグッときた。あとネズミ語マスターするのは面白かった。
唯一入り込めなかったのは歌かな。。好みの問題だろうけど、ミュージカルっぽく歌い上げる歌い手さんたちではないので、最初の方とかなんでも歌っちゃう〜🎵なあたりは聞いててムズムズした。主役二人とも本来お上手なんだろうけど、ふわっとした歌い方ばかりなのであまり残らず。。良い曲だった気もするけど思い出せん。。まあモカちゃんはパリピでも違和感あったから相性の問題かな。。
いずれ配信で見直す時用のメモ、タタン登場あたりから少し寝てしまいました、見直すように。。
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