劇場公開日 2025年8月8日

Sky ふたつの灯火 前篇のレビュー・感想・評価

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4.5とても良かったです

2025年8月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

近場になかったので1人で電車で行くか父に頼み車で行くか、の選択肢で父が連れて行ってくれるということで、初めは父は見ないと言っていたのですが父と二人で見ることになりました。
ネタバレはしたくないのでネタバレなしに語るのは難しいのですが、skyを私がやっているゲーム、としか知らない父が「思ったより良かった」と言うくらいには良かったです。
見てる年齢層も幅広く、ゲームをやってる人しかいないからか、時間的な問題か席はかなり空いていましたがその分ゆっくりと見ることが出来ましたし、音や映像もかなり良く、時間をかけて制作しただけあるな、と感じました。
skyを知らない方でも飽きない工夫なのか、ナレーションが時折挟まるのが賛否が別れるかな?とは思いました。

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yu

5.0誰とでも楽しめる傑作

2025年8月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

癒される

カワイイ

ゲームをしていても、していなくても、物語がしっかりとしていて、分かりやすい!!

言葉が無いため,お子様から大人まで,ましてや海外の友達と観に行っても良い!

ここがこの作品の良いポイントだと思いました。

とにかく芸術面において完璧で、映像はもちろんのこと、音楽も素晴らしかった。

そして何より梶さんの使い方が贅沢、笑

ラストの解説も興味深くて,作品に対する深い想いや、
作り込みを感じられてとても良かった。

後編はより面白くなることに間違いない!!

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Mr.MovieMan

4.5画が語りかけてくる

2025年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 ビューティフルな映像でダークな世界観が目の前に広がる。光のエネルギーがこの世界を存続する鍵らしい。

 このゲームには触れたこともなく、全くの初見だが、物語の内容はほぼ理解できた。しかもセリフはなく、章の初めにナレーションがあるだけ。
 画が語りかけてくるとは、このこと。

 最後に開発陣による解説パートがある。物語の奥行きがわかり、余韻が深まる。

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bion

3.5「孤児と動物との触れ合い」

2025年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

今年242本目。

70分。本編60分位プラスインタビュー10分。制作者の方へのインタビューがこう言う世界観だったんだ内容が深い。孤児と動物との触れ合いを描いた作品。隣の女性御二方が次からゲームへの取り組み方が変わってくる。制作者冥利に尽きると思います。

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ヨッシー

2.5ゲーム未経験者には厳しい「心で観る」作品

2025年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

癒される

■ 作品情報
監督 エヴァン・ヴィエラ。脚本 リズ・エリス、チャーリー・ポープ。製作国 アメリカ、中国合作。セリフを一切用いない映像表現で、ゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』の前日譚を描く。

■ ストーリー
身体が結晶化する流行病が蔓延する世界。街の片隅でたくましく生きる孤児は、ある日、傷ついた光のマナティと出会う。人目を避け、辿り着いた古びた神殿の廃墟で、子どもはマナティの苦しみを和らげる魔法のキャンドルを手に入れる。数年の時が経ち、共に成長した子どもとマナティは、やがて世界の運命に立ち向かう存在となっていく。

■ 感想
劇場内のフライヤーからホラー作品かと思っていたら、予告でファンタジックな映像が流れ、ちょっと興味をもって鑑賞してきました。またしても劇場アニメにありがちな一律料金に不満を感じながらも、内容に満足できれば…と思っていたのですが、結果、その不満は鑑賞後にさらに膨らんでしまいました。

とりあえずCGのクオリティは高く、木彫りのお面をつけたようなキャラデザインも味わいがあり、セリフを一切廃した演出と相まって独特の世界観を生み出しています。物語のキーとなる生き物”マナティ”もかわいらしく愛着がもてます。そこに関わる主人公の孤児も、ちょっとした体の動きと目の形の変化のみの感情表現ながら、その思いがしっかり伝わってくるのは秀逸です。そこにこだわり抜いたクリエイターたちの熱意も、あわせて伝わってきます。

しかし、肝心のストーリーがよくわからないのがとにかく惜しまれます。どうやら多くの人にプレイされているゲームの前日譚的位置づけらしい本作なのですが、そのゲーム自体を知らず、本作に関する事前情報ももたずに鑑賞したので、なかなか作品世界に浸れず、少々退屈に感じてしまいます。

そうこうしているうちに何度も意識が遠のき、さらに意味がわからなくなり、そしてあっという間にまさかのエンドロール!? 「え!なんじゃこりゃ?」と思っていたら、その後に今度はまさかのクリエーターズコメンタリー!次々と登場する制作スタッフにより、映像に込めた熱い思いや各シーンの意図がこれでもかと語られます。ここへきてやっと作品理解が深まり、そのテーマに感銘を受けました。いや、だったら最初からセリフをつけて、もっとわかりやすく見せてくれたらよかったのに!とつい愚痴りたくなると同時に、非常にもったいない作品であると感じてしまいました。

きっとゲームをプレイしたことのある人なら、しっかり感動できたんでしょうね。これを機に、ちょっとプレイしてみようかななんて思ったりします。

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おじゃる

4.0ゲーム『Sky』の世界観を一層深く理解したい、というSky民たちの要望を叶えてくれる一作

2025年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ゲーム『Sky 星を紡ぐ子供たち』のファンなら、冒頭のthatgamecompanyの特徴あるロゴマークだけで心が躍るでしょう。実際場内でもこの瞬間に小さな歓声を上げているSky民の姿が。本作は同社が開発し、今も物語を紡ぎ続けているゲーム、『Sky 星を紡ぐ子供たち』の映画化作品です。

同社が手掛けたゲーム『風ノ旅人』と同様、不思議な世界を彷徨うことそれ自体がゲームとしての魅力となっているこの物語を、どのように映画として成立させたのか。鑑賞前から興味津々でした。実際の内容は、全くのオリジナル作品でもなければゲームの進行を忠実に再現した作品でもなく、ゲームが内包していた様々な要素・世界観を、ゲームと同様台詞に依らない表現手法で描いた作品でした。

もともと情感に訴えるようなムービーと音楽を特徴としていた作品だけに、ゲーム内ムービーのロングバージョンみたいな映画になるんじゃあ…、とも思っていたし、実際その予感は当てはまらなくもないのですが、それ以上に細かな部分で映画用に調整を施していて、約1時間の映像は大スクリーンで十分見応えがあるものでした。

不思議な世界観を雰囲気で楽しめる方であれば、たとえゲーム版を未体験でも楽しめるでしょう。しかし、ごく短い時間でもゲーム世界を体験したり(基本無料)、ゲーム映像を配信動画とかで見ておくと、本作の個々の場面が一層印象深く感じられるようになること、間違いないです。

なお本編終了後、制作スタッフによる解説映像が続きます。通常こういった解説は作品を味わう余韻を減殺することも少なくないので、あえて劇場では観ない場合もあるのですが、本作は別。ゲームの世界やそれがどう今回の映画作品の描写と結びついているのか、作り手自身が端的に説明していて、とても興味深い内容でした。

リリース6周年を迎えてますますコミュニティが活発な『Sky』、本作を機会に始める人、しばらくプレイから離れていたけど、これを機会に再開する人は少なくないはず。後編も楽しみです!

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共感した! 4件)
yui
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