「紆余曲折、待たされましたが最高!いや最高過ぎる!」ファイナル・デッドブラッド ケージさんの映画レビュー(感想・評価)
紆余曲折、待たされましたが最高!いや最高過ぎる!
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ファイナルディスティネーション・シリーズ第6作、ジャンクフード的に大好物なシリーズの最新作、待ちに待たれた最新作。
好きで全5作は観賞しているが、パターンのバリエーション映画だし、前作にしても10年以上前で細かい記憶はなく、ただ好きだけが残っている、ある意味正し娯楽作シリーズだ。
本最新作はというと、このシリーズ、ここまで面白かったっけと思うほど出来が良く、シリーズ最高作と一部で言われているのも納得の面白さだ。
とくに冒頭のタワーでの惨劇の一連の流れは出色の出来栄えで座布団100枚差し上げたい。
あとはシリーズいつもの流れになるのだが、気の利いた小ネタや、来るぞ来るぞからのスカす名人芸で安定の面白さ。
特に長男死なない流れからの母親の告白懺悔なんて抜群だ。
前作から15年と待たせ、全米ヒットで日本公開はいつかいつかとヤキモキさせ、あげくは劇場公開なしとガッカリさせ、一転緊急公開と歓喜させるが、超限定公開となかなかの意地悪をしてくる。
地元では公開無く、隣の県まで行ったことの無いシネコンへ車を飛ばし、ようやく有りつけた好物は格別であった。
しかも少ない劇場公開で、同様のファンがいるようで席の確保も難しいぐらいなので、なかなかの公開戦略だと感じる。
結局のところ、シリーズファンは最初から観る運命に逆らえずに死神に導かれていたのかも知れない。
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