君の声を聴かせてのレビュー・感想・評価
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そりゃ、惚れるだろ
耳に障害のある女の子と恋を育むストーリーだが、微笑ましい青春に溢れている。主人公のヨンジュンは、実家の手伝いで弁当を届けに来たプールサイドでヨルムに一目惚れする。そのヨルムはオリンピックの出場を目指す妹のガウルをサポートする日々を送っているが、二人とも聴覚障害者である。ヨンジュンは、躊躇なくヨルムにアタックするが、そりゃそーだろ。彼女は癒し系の顔立ちとキュッと上がった口角がとてもチャーミングである。そして何より優しく頑張り屋さんである。そんなヨルムが心無いオバチャン達から差別的な扱いをされれば腹が立ち、ガウルの掴み掛けていた夢が遠退いた責任を背負うヨルムに対しては必死に立ち直らせる努力を注ぐ。ヨンジュンならずともヨルム自身が幸せを掴めるよう応援したくなる映画でした。
大事なのは恋のチカラ
96点/☆4.6
彼は気づいていた。
だからあの時テキストメッセージを送ろうとして止めた。
自分の手によってではなく、彼女自らの意思でその壁を越えて、声を聴かせてくれると信じていたから。
何度も観たくなる映画は、人生の中でそう出会えるものではない。
本作はまさにその一本。初めて観るとき、その美しさと切なさに心を奪われる。
そして二度目、真実を知った後では、物語の深みが胸を貫く。
この映画は、知らないままと知ってからでまったく異なる顔を見せる。
2025年NO.1恋愛映画候補。
夏の陽光とバイクの疾走音。この二つが交差する瞬間、なぜか心がざわめき、恋の予感に胸が高鳴る。それはまるで、青春の記憶に刻まれた普遍的なメロディ。
今作は、台湾映画『聴説』の韓国版リメイクとして生まれ変わった作品。
オリジナル版を日本で観る術は現時点で見つからず、ほろ苦い思いを抱いたが、このリメイクは独自の輝きを放ち、観る者の心を掴んで離さない。
聴覚障害をテーマにした作品は、近年、国内外で注目を集めている。日本のドラマでは古くは『愛してると言ってくれ』『オレンジデイズ』最近では『silent』が印象にある。
映画では『コーダ あいのうた』がアカデミー賞を受賞し、深い感動を呼んだ。
恋愛映画としての枠を超え、聴覚障害者の視点や葛藤を丁寧に描き出す。
設定には既視感があるかもしれない。
確かに「王道」や「ベタ」と呼べる要素も多い。だが、その親しみやすさが本作の力。
すべてのシーンが心を込めて紡がれ、どの瞬間も名シーンとして記憶に刻まれる。
本作の真髄は、細部まで計算されたシーンの数々に宿る。どの場面も、観る者の感情を強く揺さぶる。
バスの絆:混雑したバスの中で、姉と妹が主人公を介して手話で会話を交わす。スマホで連絡すれば事足りる時代なのに、この場面にはそれ以上の意味がある。
言葉を超えた、心の通い合いがそこにある。まるで、家族の絆が一瞬の静寂の中で輝くよう。
クラブの鼓動:若者たちが集うクラブで、爆音のスピーカーに手を置き、音の振動を共有する場面。
日常の喧騒から一歩踏み出し、相手の心に寄り添おうとする優しさがある。
音楽の振動は、言葉を超えた理解の架け橋。このシーンは、純粋な思いやりが胸を温める瞬間として心に残る。
妹の叫び:事故で水泳の夢を絶たれた妹が、抑えていた本音を吐き出す。
「私の人生は私のもの。なぜ姉が私の夢を生きようとするの? 姉の人生は誰が生きるの?」
誰も悪くない。ただ不運が重なっただけ。なのに、なぜこんなにも胸が締め付けられるのか。
姉妹のあまりの優しさが、観る者の心を深く抉る。
「夢を失う痛みより、姉を失望させる方が辛い」と涙ながらに語る妹の言葉は、スクリーン越しに魂を揺さぶる。
夫婦の絆:息子が聴覚障害の女性と恋に落ちるかもしれないと知り、不安を口にする母。対して父は軽やかに返す。
「耳が聞こえても、話が通じない人もいるよ」その言葉に、母は微笑み「だから私はあなたに恋に落ちたの」と応える。この短いやりとりに、夫婦の信頼と愛の歴史が凝縮されている。さりげない会話が、観る者の心を温かく包む。
母の想い:回想として差し込まれる彼女の母の言葉は、決して派手ではないが、心に強く残る。
「私たちと同じように生きようとしている。でもそれは同情よ。たとえ、あなたは違う世界に生きていたとしても、家族という同じ世界で生きている。だから、あなたの人生を歩みなさい。あなたに出逢えたことが、私の人生で最高の出来事」
普遍的でありふれた言葉かもしれない。特別な技巧も、難しい表現もない。
それでも、純粋無垢な気持ちがまっすぐに響き、乾いた土に降る雨のように静かに沁みこんでいく。
自分のせいではないのに自分を責め、誰かを傷つけないために距離を置こうとする切なさ。
それでもなお、相手を理解しようと寄り添う優しさ。その優しさが、本作のあらゆる場面に息づいている。
冷たいプールの水の中で過ごした10年。夢と痛みを抱えながら彼女たちが積み重ねてきた時間を想像するだけで胸が締め付けられる。
相手の立場に立てなかった自分を省み、もっと寄り添いたい。そんな思いが心に湧き上がる。
そして終盤。プールで再会する二人。
胸の高鳴りは最高潮に達し、この瞬間、観客の多くは彼女の秘密に気づいている。知らないのは彼だけ。
いや、彼ではなく、秘密を知らないのは彼女だけなのかもしれない。
“ 知らない彼”の声を背中で受けとめる。
そして振り返ったときの笑顔に、思わず涙が溢れた。
サインネームの理由が本当の意味で結びつき、彼女の“心の声”が聴こえてくる。
タイトル『君の声を聴かせて』が、ここで真の響きを持つ。
本作は、恋愛映画という枠に収まらず、優しさが生み出した、人生の儚さと美しさを紡ぐ物語。
ヒョン・ボンシク最高〜♪
ママもチャーミングで素敵だったけど、
何と言ってもパパ!!
パパのとぼけた感じが可愛くて魅力的で、
人としても最高で、超好き!!
あんなセリフをサラッと言えるなんて
人間何周目か!
(コイツ、バカ!には笑ったw
あと、2人して正装してるのも笑ったw)
ヒョン・ボンシク最高!
(マブリー♡犯罪都市、第何弾?だか忘れたが、あのITのにも出てますぅ♪
ソウルの春も!)
うん!このパパとママの息子だよね!って
うんうん!納得!
ヨンジュン。超良い子。
26歳でほぼ無職?なのはもうこの際いいか!ってなるw
アポ無しで家の前に来られるのはかなり嫌だけど、これもまぁいいか!ってなる(??(^。^)
最近削られているので、人の優しさに弱いw
ヨルムの気持ちもガウルの気持ちも伝わってきました。
姉妹のママの気持ちも。。
私は初っ端からヨルムは"違う"と思っていたから(だって蝶々マークなしのベスパ乗ってるし)
いつまで2人は手話ってんの?と思ったし、
そしてなぜにヨンジュンはヨルムが"聴こえない話せない"と思ってんのか不思議だったし(だって蝶々マーク〜)
ヨルムも何故にそっち設定にしとる??と、色々、んんん??な所はありましたが、まぁ、これも見過ごせた。
だって2人があまりにもピュアピュアだったから。。。
私はもう濁っている雲っているのでね。。
(°▽°)
皆んな応援したくなるキャラでした。
(クレーマーおばさん除き!
伝染るか!ボケェ!!
この差別、偏見は誇張して描いたと信じたい。。
私、障がい者専用スペースに駐車する人凄く嫌いです)
誰かに似てるけど最後まで誰だかわからなかったヨンジュンと、
美山加恋ちゃん似のヨルムがピュアピュアしてて眩しくて、とても応援したい2人だったけど、
個人的には妹ちゃんガウル(さっしーの最上級ver??)とバイク屋君2人のキャラの方が好きだったので、
この2人のこれからも見てみたくなりました
(^。^)
(助けたの絶対彼だったと思いましたよ♪
で、その後の展開もその通りに。。w)
あんな距離感の友達がいるってイイな♪
優しい人の周りには優しい人が集まって、
幸せも集まってくるね。
困ったら助けてと言うから、その時は駆けつければいい。
自分の人生を生きよう。
人の優しさに触れた、今の私には必要な映画だった。
ありがとう。
(レイトショー。
人生で2回目の貸し切りだったぁーーー泣)
おまけ
ヨンジュンの、お店のドアの開け方にも注目
(^。^)b
リアリティは欠けても、優しさが残る映画
本作を観て思うのは、アジア映画がいかに“青春恋愛もの”という王道ジャンルの中で、社会的テーマを忍ばせる手管に長けているか、ということ。台湾映画『聴説』のリメイクという時点で、新しさよりも「どう現代の韓国社会に置き換えるか」が問われるのは自明。
一見すると単なる“弁当屋の息子と耳の聞こえないヒロインの恋物語”だが、その背後には韓国社会における聴覚障がい者への根深い偏見が横たわる。驚かされるのは、聾唖者がいまだに「伝染病のように扱われる」という描写。これは誇張ではなく、結婚や就職において「家系の欠陥」と見なされる文化的背景が現実にあるからこそ観客に突き刺さる。日本人からすると「さすがにそこまで?」と思うが、社会の偏見を映す鏡として本作は十分に機能している。
主人公ヨンジュンは、常に相手の痛みに寄り添える“理想的な青年”として描かれる。彼が自然と手話を使い、ヨルムやガウルに差別なく接する姿は、社会の冷たさとの強烈なコントラストになっている。さらに両親までが偏見なくヨルムを受け入れるのだから、これはもはや“理想的な家族像”の提示であり、監督のメッセージ性が透けて見える。社会全体に蔓延する偏見の中で、せめて映画の中では「理解と受容の共同体」を描きたい、という願望と理解した。
しかしながら、作品としてのリアリティにはいくつか難がある。まず年齢設定だ。ヨンジュンもヨルムも26歳という設定だが、弁当屋を手伝う“夢を探す青年”も、オリンピックをめざし草大会レベルで泳ぐ妹を応援する姉にしても、どうにも不自然さが残る。見た目的にも22歳前後の設定であれば自然に見えただろう。さらにヨルムとヨンジュンがお互いに「声を出せること」を長らく気づかないという仕掛けも、現実的には一緒に買い物や外食に行けば一目瞭然であり、観客によっては「ご都合主義」と受け取られる。
一方で、こうした不自然さを補うだけの映像的な詩情と、優しさに満ちた演技がある。ノ・ユンソの瑞々しい存在感、ホン・ギョンの包容力ある演技は、観客に「リアリティよりも象徴性を受け入れさせる」力を持っている。つまりこの映画は、論理的に突き詰めれば矛盾だらけだが、感情としては素直に受け止められる作品。
総じて、『君の声を聴かせて』は、恋愛映画という枠を超えて「声なき声をどう聴くか」という普遍的な問いを観客に投げかけている。『コーダ あいのうた』が家族唯一の健常者として、“家族に縛られる健常者の少女の葛藤”を描いたのに対し、本作は同じ家族唯一の健常者であるが、“家族から自分の人生を生きろと背中を押される女性”を描く。ここにアメリカ映画と韓国映画の文化的な差異がくっきりと現れているように感じる。
不自然さやご都合主義を抱えながらも、それでもなお優しく心に残る映画。むしろその矛盾を抱えたまま観客に問いを委ねるあたりに、アジア映画の底力があるのではないだろうか。
ひと目惚れでそっちいくか〜
2025年劇場鑑賞265本目。
エンドロール後映像無し。
勝手に中国映画だと思ってたら韓国映画でした。とはいえ台湾映画のリメイクだそうで、ポスターの空気感がそうだったのかな。
聴覚障害に関わる恋の話で、たまたま主人公が手話が特技で、たまたま無職だったのでたまたま実家の弁当屋の手伝いで配達に行った先でプールサイドにいた手話を使う女性に恋をして、たまたまその後トラブルにあっているたまたま同じ26歳の彼女に出くわすというどんだけたまたまあんねん、という導入でしたが、その後はまぁ自然に話が進んでいったと思います。
友達になりたいって絶対それで終わりな訳ないのに全然恋愛に発展しそうにない彼女にこれ大丈夫かとハラハラさせられました。
それにしても内面を知ってからはともかくあの超絶美人な妹さんと同時に会ってお姉さんの方よく行ったなとは不思議に思いました。
同化の気持ちは分かるんですが・・・
良かった。ほんとに良かった。台湾作品は観て無いんですが韓国映画の真髄でした。特に手話シーンのBGMが素晴らしいです。手話を知らない人への翻訳音を感じました。何故か全編手話シーン、涙ぐみながら観てました。ライブハウスシーンは我々にろうあ者の世界を体現してくれました。あのシーンにはビックリしました。彼と同じ驚愕しました。全く気づきませんでした。ひょっとしてそれ迄のシーンで暗示があったかも知れません。私が気付かない。もう一度観たいです。彼がメールで、君の声が聴きたい、を削除したシーン、意味深です。彼女の意思を、この題名に感じます。韓国映画、素晴らしい。
【”コーダの家族への献身。そして、誠実な青年との出会いをきっかけに自分の幸せも・・。”今作は、聴覚障碍者”姉妹”と心優しき青年との交流と、夫々の成長と恋する様を描いた爽やかな物語なのである。】
ー この映画では、鑑賞側に対しラストまで或る仕掛けがなされている。だが、その仕掛けは、私は気持ち良く受け止めたいと思うのである。映画製作サイドは、ズルをしているわけではないのだから・・。ー
■大学卒業後も、やりたいことが見つからず、両親が営む弁当屋で配達バイトを始めたヨンジュン(ホン・ギュン)
或る日、嫌々行った配達先のプールでヨルム(ノ・ユンソ)に一目惚れをする。彼女は聴覚障碍者で、オリンピック出場を目指す妹、ガウル(キム・ミンジュ)を手伝っていたのである。
ガウルと、手話でコミュニケーションを取るヨルムを見たヨンジュンは、大学で学んだ手話を使いながら、ガウルの練習費を稼ぐために、コンビニで食事を摂るヨルムの為に、自分で料理を作り、喜びながらも訝しむ両親をそっちのけで、弁当を届けるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・これは、私だけかもしれないが、ずっとヨルムも聴覚障碍者だと思って観ていた。だって、彼女一言も喋らないんだもん。
けれども、良く考えると、ヨルムは作為的にヨンジュンの前では、喋らなかったのかな、と思う。
・それは、ガウルとヨルムが住むアパートでボヤが出た時に、ヨルムがヨンジュンとデートに言っていた事で心を悩まし、ヨンジュンに別れを告げるシーンから察したけれどね。
・その後、ガウルがヨルムに対し、”お姉ちゃんは、ずっと私とプールに居る。私の為ではなく、自分の人生を生きてよ!”と手話で伝えるシーンや、ヨルムが母に会いに行った時に“貴女は、私達の誇りよ。”と言っていたもんな。
・そして、ヨルムはヨンジュンの想いを改めて知り、彼の”僕の家でアルバイトしない?”と言う申し出を受けて、初めてユンジュンの、チョイ緊張した両親と会うのである。
このシーンは、紙に自己紹介や息子の事を書いていた両親の姿が、可笑しくて、それに対し、とても綺麗な声で挨拶するヨルムには、ビックリしたなあ。ええっ!って感じだったけれど、上記の事を思い出し、成程なあと思ったのである。
<今作は、聴覚障碍者”姉妹”と心優しき青年との交流と、夫々の成長と恋を描いた爽やかな物語なのである。
コミカルトーンを基調にしているが、素敵なる恋物語だと思います。
ガウルと、彼女をボヤから助けた心優しきヨンジュンの友人との、恋も上手くいけば良いのなあ。>
あっ!
そう言う事ですか!最後の展開でビックリします。二人ともバイクを普通に運転しているのだから‥ね。これを検証でもう一度観たいくらいです。あの姉妹は等身大な感じの可愛らしい姉妹でしたね。
プールサイドにいる君を見て。
両親の経営する弁当屋の配達を頼まれ、とあるプールへ届けたら“耳が聞こえず喋れない”1人の女子(ヨルム)に一目惚れしてしまったヨンジュンの話。
あの娘は誰?と学生時代に覚えた手話で1人の女性(ガウル)に聞いてみれば、気になる彼女の妹と分かり…、ある日バイクの故障で立往生してるヨルムとの再会から2人の距離が縮まり始めるが…。
リメイク作品なんですね~良かった!
好きな娘にピュアなヨンジュン、妹の夢が私の夢と自分の生活より妹、家族に合わせがちな姉ヨルム、姉の期待に応えようと合わせ頑張る妹ガウルって感じの人物像ですかね。
ガウルの察する優しさ、その中でヨンジュンとヨルムの縮まる距離…、デート中に起きてしまった事故でまた出来てしまった2人の距離に切なさを感じながらも。ヨルム母の“娘の性格は分かってる”優しさだったり、ヨンジュン父の「耳が聞こえていても話が通じないヤツはいる」って言葉が印象的だし笑えて泣けて。
終盤ラストのプールで向こうを向くヨルムに話かけるヨンジュン、ヨルムのリアクションに!?両親の経営するバイト面接で…なるほどそういうオチできたか!でやられました(笑)
とりあえず本作観ててずっと思ってたのはヨルム役 の女子も可愛いけどガウル役のキム・ミンジュが可愛いすぎ♡
沈黙の艦隊に埋もれてはいるが良作。
今年193本目(合計1,734本目/今月(2025年9月度)12本目)。
個人的には、10月だったかの「おいしい給食」が農林水産省の後援枠なのに、この映画は厚労省の後援すらついていないのが、ちょっとどうかなぁ…と思ったところです。
さて、本作品です。一応、建前上はバリアフリー上映ではないですが、韓国映画なので字幕はつきますし、手話の部分も当然つきますので、「実質的な意味で」バリアフリー映画であるといえます。
お弁当屋さん(というか、韓国料理を出していて、その「余り」をお弁当にしている?)で働いている主人公が、プールで出会った女性2人との交流を手話を交えて描く作品で、個人的には極めて評価が高いところです。
一方で、主人公が手話をかなり理解でき表現も可能である理由はかなり最後のほうになるまで明かされず、日韓共通のろう者文化特有の語句(サインネームなど。本名等を手話で表現すると長くなるので、それらを短く表現するものをいう)、あるいは「口の動きで内容を推測する」(読唇術)といった、ややハイレベルな語が最初にどどっと出てくるのが、やや厳しいかな(実質的に当事者または、当事者と接したことがあるようなある程度、福祉に精通していないと難しいか)といったところは配慮が欲しかったところです。
時間の関係でやや急な展開もありますし、上記の事情でやや前提知識を深く要求してくる部分がありますが、原作ありの作品ですし、そこは仕方がないのかなという気がします。また、上述通り、「映画全体で」バランスが取れていないように思える(コナンやドラえもん祭りの週ならともかく、今週はしいていっても沈黙の艦隊が本命枠にきても、本作品が2枠というのは理解しがたい)のも気になったところですが、映画側の帰責事由ではありません。
また、2025年時点において、ろう者や中途失聴者のその原因となる事情が「感染する」ものではないので、序盤の描写については気になった(隣国の韓国とはいえ、2025年時点においてこのような考えを、いい年をした主婦団体が差別の意図で持っていて発言するシーンについては、韓国が日本と並べるほどの経済力を持ち、また同水準の福祉国家という前提では、かなり奇妙な部分になる)ものの、ここはおそらく程度の差はあれ原作準拠なのでしょうし、指摘はしますが映画側帰責事由ではないのでフルスコアにしています。
何やこれは🤣(いい意味です)
心が温かくなる
韓流の爽やかなラブストーリー
上手いね!
換骨奪胎、いや褒めてるんですけど。
ちょっと中盤トロい展開でしたが、惨事が無くて良かったのかもしれない。最初姉妹で?と思ったのも違ってほっとしました。
何と言っても、クラブビート体感とお父さんの言葉に泣けるよ。
全41件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。