ミーツ・ザ・ワールドのレビュー・感想・評価
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自分らしく
危うい街中で出逢った3人の若者。
眩しく光が当たる場所もあるが
暗くて見えない部分もある。
自分らしく生きること
自分の幸せとは、人の繋がりで
包み込まれていく優しさがあった。
大好きな自分の趣味を他人が否定せず
受け入れ和ましていくのは微笑ましい。
早口になる由嘉里役の杉咲花さんも良くて
食べ方も相変わらず上手。
人間の複雑な矛盾した心理をストレートに
演じてたなぁ。
ライ役の南琴柰さん。
あの絶妙な間と空気感は素敵。とても実年齢には
見えない大人っぽさ。
この二人の生きてきた環境も性格も違うのに
距離が縮まり仲良しになっていくのが良い。
ライの元彼。菅田将暉さんなんだね。
あの声だけで姿を感じさせる演技力は
さすがだね。
渋川清彦さんも最高。
人間っぽい人との繋がりや交わり
の中に感じる愛おしさと優しさ。
グラグラ揺らぐシーソーのような
心理状態。
人生ってそうだよね。
絶望の先に見える景色
居心地の良い絶望。
人間らしさ全開の
由嘉里を演じる杉咲花さんと
達観と諦観と母性の
ライを演じる南琴奈さんから
受け取る等身大の幸せ。
正解も不正解も肯定も否定も
必要のない居場所。
作品の持つ空気感が
とにかく好きです。
焼肉と日常と非日常
いい映画でしたね。
ライ役の南琴奈ちゃんは、その美貌がバッチリハマった配役で、本当に今後が楽しみな女優さん。
演出の巧みさもあると思うが、底の見えない人物を好演していて、素晴らしかった。
主人公ゆかり役の杉咲花ちゃんは、安定の超絶演技力お化け。特にご飯を食べながらの演技はピカイチ。完璧に演じ切っています。
特に今回は焼肉が大事なピースだったので、まあよく食べる。
板垣りひとくんもハマり役。美しい男子にしかできないホストNo.ワン役がよかったね。
脇で蒼井優がしぶく光っていたり、本当に配役的には素晴らしかったです。
原作は未読。金原ひとみの小説なんですね。 流石の芥川賞作家。完全に文学です。
ライが帰ってこないこと、そしてそれでも日常は進むこと、これらは完全に文学的テーマを映画として消化&昇華した作品であることを示している。
映画の特徴としては、長回しのシーンが多いこと。 俳優さんの力量あっての演出だと思うが、この長回しが効果的。 特に僕がスゴいと思ったのは、ラーメン屋での花ちゃんと蒼井優とバーのマスターのシーン。 淡々とした雰囲気から花ちゃんの号泣のシーンから、ラーメンをほうばって笑いが出るシーンまでを長回し。
これ、役者の力量がないで絶対できない。スゴい演出です。
しかもそれがハマっている。技術に溺れていない。
また、文学的には、花ちゃん演じるゆかりの「ライに生きてほしい」という願望が、ゆかりの母がゆかりに言う「あなたに幸せになってほしいだけ」という言葉と呼応して、アイロニックな対照を成しているところ。
ライは結局そこから逃れた。
それでもゆかりたちの日常は続く。
ある種暴力的に。
君が魅せてくれた世界。
歌舞伎町で酔いつぶれ路上に座り込むアニメが趣味で銀行に勤める腐女子・三ッ橋由嘉里と、その酔いつぶれる由嘉里に「大丈夫?」と声を掛けるキャバ孃・鹿野ライと、ライが勤めるキャバクラ店近隣にあるホストクラブのNo.1ホスト・アサヒの話。
趣味と仕事だけで生き彼氏歴ゼロの由嘉里が性格真逆のキャバ孃ライと出会い、新しい世界の扉を開けていくが…。
ストーリーの起伏はなく、それぞれの日常と性格真逆な2人がルームシェアをし、由嘉里とライの関係性と生活を見せる作品って感じですかね。
由嘉里に肯定的で柔軟な2人ライとアサヒの優しさ温かさみたいなものも良かった、アサヒが由嘉里の推し活に付き合い大阪まで行くとこも含めて。バーのマスター、バーの右恥に座るユキといい出てくる人達が皆温かくていい。
ライ演じた彼女も素敵だし、ライのキャラが何とも魅力的でミステリアスで彼女の存在に惹き込まれた。
オタク道とは絶望しないことと見つけたり
実家暮らしで金融機関での安定した職もある主人公の由嘉里。
時間と金をつぎこめる作品がある恵まれたオタクだが、それでも相次ぐ周囲の「卒業」を目の当たりにして気が気でないというのもわかる。
そんな付け焼き刃で始めた婚活が上手くいかず、痛い酒席での失敗に陥るのもよくわかる。
オタクが一度は感じるリアルでまともな(と世間で評価されやすい)大人になることへの強い希求。
学生生活においてこなれた人付き合いをしてこなかった人間が、思い立っただけで変われるはずがないのだが、そういう光が差す(あるいは魔が差す)瞬間は確かにある。
由嘉里はわたしだ。
人生に絶望したライが由嘉里を拾った理由は明確に説明されない。
現時点では、お節介でよくわからないことを早口でまくし立てる由嘉里の存在に関心が生じて、暫時死への暗い希求を忘れさせたからと考えている。その生活が続き、いずれは希死念慮を失うことを恐れて家を出たというようにつながる。
ユキが言うようにだれもが世間一般の幸せをそのまま受け止めて人生を送れるわけではない。人とはかけ離れた個性は、常にその人に苦しみをもたらす。
といって不幸とは限らない。
他人が容易に面白がれないものを興味が湧き、他にはない豊かな人生の可能性が広がっているからだ。
ユキが言うように、絶望ー死に至る病ーに罹らないよう、関心を持てる何かを探してすがり続ける外に、人生という厄介な敵に立ち向かう方法はない。
若さを失ったころに観ると、平静に観られていいんじゃない。
蛇足だけど、由嘉里の同僚の眼鏡女子。
木南晴夏に似た女優だったので、「トクサツガガガ」の別の世界線のように感じられて、少し愉快だった。
偶然の出会い繋がる
偶然の出会いで繋がる一生友人もあるのだなぁとこの作品を見て思った。全く出会う事が無い偶然の出会い趣味嗜好や学校や会社で出会える事の出来ない本音で話しが出来る出会!!運命の友人とこをこの作品作品に教えられた!!友情超えた!!
淡々と
腐女子と水商売。新宿を舞台にお固い仕事の腐女子がホストやキャバ嬢など違う世界の人々と交流していく。大きな山場はないものの、水商売の人々独自の生活に腐女子が関わっていく姿を明るく描いている。
ライさんは死ななくても仏です
杉咲花は素朴で純粋なイメージなのにBL好きの腐女子はないわ
あれって男同士が裸でイチャイチャするいかがわしい漫画やん
杉咲花に変なイメージ付けないでくれよ
それに擬人化とか薄い本とか攻めや受けや変なセリフ言わすなよ
口腐るやろ
歌舞伎町だから立ちんぼ半グレなどダークな展開になるかと心配しましたが大丈夫でした
ルームシェアで百合展開もなし
杉咲花にそういうのは求めてないので
歌舞伎町に咲く一輪の花を終始丁寧に扱っていてよかったです
ちょっと早口だったかな
ライさんはイヤな質問でも優しく答えてるいい人だったけど結局出て行きました
腐った女子は周りも腐らすんですかね
でも大丈夫です死にたい死にたい言う人は死にません
たぶん馬鹿のウソです
ほっとけばいいんです
それよりルックス良くて銀行務めで300万貰ってリア充まっしぐらやん
同僚の貴腐人と仲良くなれるとうれしいかな
【”ミート・イズ・マイン”今作は、過去に心に傷を負ったり、生きづらさを感じながら新宿歌舞伎町界隈で生きる心優しき様々な人達の姿と共に、その生き方そのものを肯定的な視線で描いた作品である。】
ー 松居大悟監督の作品は、ソコソコ映画館で観て来たが、「これなずめ」「ちょっと思い出しただけ」など、人間を優しい視点で描いた作品が特に好きである。
今作も、その中に入る作品だと思う。-
■BL好きのユカリ(杉咲花)は、それに引け目を感じつつ銀行に勤めている。ある日、銀行の飲み会で潰れた彼女が、町の片隅で壁に寄りかかっていると、優しく声を掛けて来たキャバクラ嬢のライ(南琴奈)。銀行の人は、誰も介抱していないのに・・。
ライは、彼女を自分のマンションの家に連れて行くが、その家の中はゴミだらけで、驚いたユカリに言った言葉。”アタシ、死ぬから。”
ユカリは驚きつつ、ライの部屋を掃除し、奇妙な同居生活が始まるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作に登場する人たちは、皆、とても優しい。
ライもそうだが、ライの知り合いで妻がいるNO1ホストのアサヒ(板垣李光人)や、アサヒ達の行きつけの酒場のゲイの店主(渋川清彦)、過去に漸く出来た幼い娘を窓から投げ捨てる夢を見て、荒んでしまい、幼い娘を旦那さんに渡し離婚した作家のユキ(蒼井優)など、皆、人間として優しいのである。
・彼らはユカリに対しても、偏見無く接する。(というか、BLって何でイケナイの?と思うんだな。)
そんな彼らに、ユカリは銀行の同僚たちとは違うものを感じ、素直に自分の気持ちを打ち明けて行くのである。
この辺りのユカリの心が変わっていく様を杉咲花さんが、見事に演じているのである。
・或る日、ライが300万を残して失踪してしまう。その300万は、ユカリが”300万あれば、ライみたいに綺麗になるのに。”と言ったからである。十分にユカリは綺麗なのに、彼女は、自己肯定感が異様に低いのである。
・けれども、ユカリはライが言っていた”昔、一緒に住んだ事もあり、今でも好きな男”を探しに、アサヒと共に彼がいる大阪まで探しに行くのである。
ー この、二人で大阪に行くシーンはこの作品の流れの中でアクセントになっている。ー
■アサヒとユカリは大阪グルメを楽しむ中で、アサヒは自分をNO1ホストにするために協力していた妻から離婚を切り出されている事を告げるが、ライの想い人を探すのである。
漸く、探し当てた元恋人の家。だが、出て来た母親が告げた言葉は”息子は、ライさんのところから戻ってから、精神を病んで病院に入っているのです。昔はライさんと一緒に来た事もあるんですよ。”と告げるのである。
ライだけではなく、彼女と別れた元恋人も、傷ついていたのである。
・その後、東京に戻った二人だが、アサヒは彼を頻繁に指名していたストーカーの様な女に刺されてしまう。だが、彼の病室には酒場のゲイの店主、ユキ、ユカリが見舞いに来ている。アサヒの同僚たちも見舞いに来る。皆、優しいのである。
・ユキが、久しぶりに27年住んだ実家に”ミート・イズ・マイン”のグッズを取りに帰った時に、母(筒井真理子)から”貴女の幸せを願っているのよ。”と言われるが、逃げるように家を出るユキ。
彼女にとっては、母も馴染めないのであろう。”ミート・イズ・マイン”のグッズは、なるべく見えないようにしてあるから・・。
ー 母娘でも、分かり合えないのに、他人たちライ、アサヒ、ユキたちとは分かり合えるユキ。その理由はお互いの価値観を否定せずに受け入れる姿勢なのだろうと思うのである。-
・そして、掛かって来たライの元恋人からの電話。抑揚のない声で喋る男(多分、菅田将暉)。このシーンは、イロイロな解釈の仕方があると思うが、重要なシーンだと思う。
<ユカリは、ライの家を大屋に許可を受け自分の家として住んでいる。そこには、彼女が本音を言える人達が集うのである。
今作は、過去に心に傷を負ったり、生きづらさを感じながら新宿歌舞伎町界隈で生きる心優しき様々な人達の姿と共に、その生き方そものものを肯定的な視線で描いた作品なのである。>
由嘉里の成長物語
原作未読。なかなか掴みどころのない物語で、結局何が言いたかったのか、はっきりせず、意外と難しい話だと思いました。
なので個人的な感想になりますが、おそらく由嘉里の成長物語なのかなと感じます。
ライも後半に突如行方をくらまし、死亡の可能性も否定できません。しかし、ライが好きだった人物から、これは実験だと発言し、由嘉里はライの消失を前向きに捉えるようになったのだと思います。
人生は行き詰まることもあるが、前向きに生きていけば新たな世界に出会えるといったメッセージかなと思います。
だからなんだって話
先行試写会にて鑑賞。
クリープハイプの主題歌が良すぎてすでに傑作の匂いがしていたんですがその予感はバチコリ的中。
大傑作でした。
歌舞伎町で酔っ払ってた由嘉里が、助けてくれたキャバ嬢のライとの共同生活をスタートしてからの日常を描くという作品です。
最初は遠慮しがちにしていた由嘉里がゴミ屋敷を見た瞬間に肩の荷をおろしてユキと距離が近づいていき、そしてユキと仲の良いホストのアサヒが合流し、バーのマスターのオシンやユキさんとも交流が生まれていくという、一つの出会いがどんどん広がっていくっていうシチュエーションが素敵で尚且つ羨ましかったです。
腐女子である事を気にしながらの生活、同じ腐女子たちが結婚をきっかけに少しずつ離れていってしまってる事を気にしており、由嘉里も婚活をスタートさせるも頓挫しまくりというところがなんとも言えないリアルな感じがしました。
かくいう自分もゴリッゴリのオタクなので、自分の趣味に突っ走ってしまう気持ちは分かりますし、結婚とかの将来とかどうなるんだろうとも考えたりもします。
でも由嘉里のように、自分の推し作品で強烈にエモいシーンがあったら悶え倒してしまう気持ちの分かりみが深すぎました。
だからこそ腐女子だということを告白するシーンって相当大変だったろうなと共感しっぱなしでした。
夜の仕事にはどうしても偏見を持って見てしまう事が正直あるんですが、今作ではキャバ嬢もホストも普段は何気なく生活しているし、あれだけ盛り上げていても何もない時はおとなしかったりと、この人たちも人間なんだなーと思わされる描写が盛り込まれていたのも印象的でした。
作品内の「ミート・イズ・マイン」の作り込みも素晴らしく、少しではありますがアニメーションもあったり、ガッツリ声優さんが命を吹き込んでくれていたり、なんなら二次創作でのカップリングも生まれていたりアニソンまであったりと、一つの作品内で何個も作品が派生して生まれていってるのでイカついな〜と思いました。
後半ではライがスッとどこかへ消えてしまい、ライを探すために動き出す由嘉里が描かれますが、その道中でライの恋人の存在を突き詰めたり、同僚との関係の変化だったり、親との繋がりだったりと多く盛り込まれており、フフッと笑えるシーンもあれば、思わずウルッときてしまうシーンもあったりとで大変でした。
今作は食事シーンがとても印象的で、たくさん食べるシーンが出てきますし、それぞれの食への向き合い方や生き方が食べ方に反映されているらしく、モリモリ食べる由嘉里に対して、細く丁寧に食べるライの対比は面白かったですし、日課になったチョコフラペチーノを嗜む由嘉里とアサヒの様子はザ・友達って感じがして好きですし、300万円の使い道の一つとして高級焼肉を自宅でジュージューするってのも良いですし、オシンやユキさんと一緒にラーメン啜って泣きじゃくってる由嘉里を励ますってところも生きているな〜って感じがするシーンが多くて微笑ましかったです。
終わり方も切ないながらにどこか吹っ切れている感じのシーンがあり、由嘉里の心境の変化が目線から伝わってきたり、SNSとのふれあい方も変わっていたりとで成長とはまた違う変化というものが感じ取れて良かったです。
役者陣はもう皆々様素晴らしく、杉咲花さんのがむしゃらな感じ、南琴奈さんの気だるげな透明感、板垣李光人くんの活発な感じ、蒼井優さんの不思議な魅力、渋川兄貴の頼もしいオネエ感とどこを切り取っても印象的で最高でした。
アドリブも効きまくっていたみたいで空気感も最高でした。
音楽めちゃくちゃ好きだなーと思って観ていましたが、クリープハイプが作っているというところで納得いきましたし、主題歌も切なさの中にある優しさだったり前向きさだったりが反映されていて超好きでした。
松居監督のティーチインも行われ、撮影中の裏話だったりが多く聞けてとても良かったです。
「ミート・イズ・マイン」のアニメ制作から二次創作の制作までやっていて、それがほとんど映ってないという監督の苦労がヒシヒシと伝わってきました。
本当にご苦労様です。
自己肯定をし続けてくれるって点だけでも救いになりますが、どんな人も普通な生活を目指して暮らしているんだなーと思うとほっこりもさせられました。
色々と考えることが多い時期にこの作品を観れて元気づけられました。
また本公開したら観に行こうと思います。
今年ベスト候補です。
鑑賞日 9/29
鑑賞時間 18:00〜20:08
鑑賞方法 試写会にて
生きるのに理由なんていらない
オンライン試写で観賞。
未知なる歌舞伎町で見つけたキラキラした青春。生きるのに理由なんていらないし、誰かのために生きる必要もない。善意も悪意も容赦なく飛び交う世界で、好きを否定しない優しい人達。永遠に分かり合えなくても、思い続けるのは自由だよね。
序盤の由嘉里(杉咲花)は腐女子って事に少しだけ羞恥心を持ってて、でも彼女がオタ活をする描写が物凄く幸せそうで可愛くて何だか応援したくなっちゃうんだよな。ライ(南琴奈)やアサヒ(板垣李光人)はあきらかに由嘉里とは住む世界が違うのに、彼女の好きをめちゃくちゃ肯定してくれるのが素敵すぎる!
由嘉里はライに出会って恋愛や結婚はマストじゃないことを知るし、ライは由嘉里と居ることで生きるを継続して自分が自分でなくなるのが怖くなっちゃったのかもしれないな…でもだからって由嘉里の前で死を選ぶこともできなくて。
由嘉里はライからもらう水で息ができるようになったのに、だんだん水の中で息苦しくなって。雨上がり、雨降り、水を張った灰皿、水溜まり、水槽、本編にはどこもかしこも水が効果的に使われていて。でもそれはキラキラしてたり汚れていたり様々で。2人が一緒に見ていた景色も違って見えていたのかな?でも確かにあの朝陽は同じように見えていたはずで、だからこそそれが続いてほしかったんだよな。
由嘉里が推しのことを話す時にめちゃくちゃ早口になっちゃうのかわいかった。メイクしてもらって行ったところがオタ友との集まりだったり、なんか推しの前では可愛い自分でいたいのかな〜って。
音楽と主題歌がクリープハイプで嬉しかったし、エンドロールで流れる曲に生きる力をもらった気がした。
そういえば発表されていないキャストの方が居て、私も大好きな人だったのでテンション上がった!声だけでも存在感抜群ですね。
焼肉とラーメンが食べたくなる
主人公には趣味があって楽しそうだった。
自分に素直でまっすぐで、
生まれて初めて価値観の違う相手に出会い、
分かり合いたいと思ったのだろう。
所々で突っ込んだ質問をする主人公にひいたけど、
優しく答える歌舞伎町の人たちがとても大人だった。
特に、ユキの受け答えが印象に残った。
主人公はただただ純粋で、
見ていて痛々しいところがあったけど、そこが良かった。
電話での演技は、さすが杉咲花、という感じでした。
ネタバレになるので言えないが、お相手も良かった。
最後に、クリープハイプの音楽がとても素敵でした。
杉咲花でしょう
原作未読、舞台挨拶付き完成披露上映会にて鑑賞。先行なので細かい感想は控えめにしときます。杉咲花の腐女子ヒロインが歌舞伎町で偶然出会うみんなが、とにかく暖かくいい奴らだったことが救いであり、また本作の魅力になっている。クリープハイプのテーマ曲も暖かい。役者も映像も良かった。高比良くるまも登場した舞台挨拶も良かった。ただ、目が悪いので画面上のLINEや手紙の文字が読み取れなかったのでついていけてるか不安なところが数か所あったのが個人的には残念。
2015/11/11追記
少し気になった点は、歌舞伎町には悪意の存在や汚い輩も少なからずいるわけで、良い面だけが掬い取られている様に感じてしまいました。
全34件中、21~34件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。








