ミーツ・ザ・ワールドのレビュー・感想・評価
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meats ザ・ワールドだったのか、笑
杉咲花はやっぱ素晴らしい。なりきりますねーいい腐女子っぷりでした。ミーツザ・ワールドって焼肉のことだったんですね、うん。
人にスポットをあててる映画で杉咲花がずっと出てます。独特な画角?スクリーンの狭い形がそれを映させますね。
出演者が皆魅力的なので引き込まれて見てました。杉咲花のお母さんとの関係、南琴奈の元彼との過去の関係をもうちょっと見せてくれるともっと感情移入できそうな気もしますが、そこを想像で補うのもまたいいのかな。
さて、舞台挨拶付きでした。蒼井優が来るの知らなかったんで嬉しかった。監督と仲良さそうで一番面白かったなーいい人そう。杉咲花はイメージ通り。いい子そう。南琴奈と板垣李光人は現代の美男美女ですねー南琴奈がどれだけ売れるか楽しみだなー白石麻衣と小芝風花を足して割った感じ。ぐるナイゴチですな。
そして今日はその後ナイナイのオールナイトニッポンライブいってきましたーおもしろかったーながかったー
自分らしく
危うい街中で出逢った3人の若者。
眩しく光が当たる場所もあるが
暗くて見えない部分もある。
自分らしく生きること
自分の幸せとは、人の繋がりで
包み込まれていく優しさがあった。
大好きな自分の趣味を他人が否定せず
受け入れ和ましていくのは微笑ましい。
早口になる由嘉里役の杉咲花さんも良くて
食べ方も相変わらず上手。
人間の複雑な矛盾した心理をストレートに
演じてたなぁ。
ライ役の南琴柰さん。
あの絶妙な間と空気感は素敵。とても実年齢には
見えない大人っぽさ。
この二人の生きてきた環境も性格も違うのに
距離が縮まり仲良しになっていくのが良い。
ライの元彼。菅田将暉さんなんだね。
あの声だけで姿を感じさせる演技力は
さすがだね。
渋川清彦さんも最高。
人間っぽい人との繋がりや交わり
の中に感じる愛おしさと優しさ。
グラグラ揺らぐシーソーのような
心理状態。
人生ってそうだよね。
腐女子・ミート・A Girl
『由嘉里(杉咲花)』は筋金入りの「腐女子」だが、
自身の嗜好を母親も含め周囲には隠し暮らしている。
唯一自己を解放できるのは、
推し友との推し活中だけだ。
ある日、合コンののち、
歌舞伎町で泥酔しているところをキャバ嬢の『ライ(南琴奈)』に拾われ、
彼女のマンションで同居生活を始める。
初対面にもかかわらず、
何故か『ライ』には素の自分をさらけ出せる『由嘉里』。
そこにノリの良いホストの『アサヒ(板垣李光人)』も加わり、
今までよりも充実した日々が始まる。
ただ、『ライ』には時折見せる影が有り、
その理由を知った『由嘉里』は、
彼女を助けようと動き出すのだが・・・・。
『杉咲花』の「腐女子」っぷりが見事だ。
息継ぎをしているのか?と疑うほど、
速射砲のように言葉が唇から溢れ出す。
推しについての愛を語る時は勿論、
感情が昂った時も同様に口角泡を飛ばす演技の真骨頂。
周囲に対して己を抑えた口数の少ないシチュエーションと、
まりっきり正反対に豹変する。
観ていてほれぼれするほども、
もし身近に同一人物が居たらかなり引くかも。
が、ゴールデン街のバーのマスター『オシン(渋川清彦)』や
常連の作家『ユキ(蒼井優)』も
さも当たり前のように優しく彼女を受け入れる。
見目も悪くはないのに、
二十七年間、恋愛経験の無い自己肯定感の著しく低い主人公が、
今までは周囲に居なかったタイプの人々と触れ合うことで、
少しずつ変化する。
胸が激しく痛む挫折を味わいながらも、
タイトル通り、本人にとっての新たな世界が広がって行く。
二次元や2.5次元の対象には感情を込められるし、
同好の士とは共通の話題で盛り上がれる。
一方で周囲は同種ばかりとなり、世界は狭く
自他の境目は曖昧だ。
殻を破ることで、未知の人たちかかわりが生まれ、
相手を知ることもでき、なによりも自分が好きになれる。
始まりはひょんなことでも、
その後に新たな可能性を見い出すかは
あくまでも個々人の気の持ちよう次第なのだ。
杉咲花の熱演が素晴らしい幸せとは何かを考えさられる映画
金原ひとみ原作の映画です。金原ひとみは「蛇にピアス」が芥川賞を取った時に読んで以来でした。その時は半分も理解してなかったですが今回もおそらく理解はできていないと思います。ただとても深い内容だと感じました。
その人にとっての幸せは何なのか、人を幸せにすることはその人にとって幸せなのか、なぜ人は人を想うのか、を問いかけていたように思います。幸せってあるんですかね、と思ってもしまいます。ライは幸せが世界にあるのかためしていたんですね。クゲヌマも言ってたし。ただ、主人公杉咲花演じるユカリといるときは幸せという言葉が合っているかどうかわかりませんが、安心していられたか、居心地がよかったか、なのだと思います。誰もが「幸せ」なるものを探していて幸せがあると思えることが幸せかもしれないが、「これは幸せか?」と懐疑的になったり、人々が言う幸せを幸せと感じらなかったりすることってあります。そうなると気分は暗鬱とします。だとしたら、あの4人のように笑って楽しく生きることが大事なのかもしれないなと思いました。
人が人を想う気持ちは人それぞれに出方、表出の仕方がちがって、それを大きく感じられる、小さくしか感じられないとかあるけれど人が人を想う気持ちが「ある」ということを信じることが出来て希望を持てる映画でした。
まだ見たばかりで考えがまとまってないですが良い映画であることは間違いないです。
エンドロールで菅田将暉の名前があって端役にもでもいたかなと思ったのですがもしかしてクゲヌマの声だったのですか。
この映画はとにかく杉咲花の演技が光ってます。表情、目線、しぐさ、しゃべり、とてもいいです。
人が変われる角度は45度まで
絶望の先に見える景色
居心地の良い絶望。
人間らしさ全開の
由嘉里を演じる杉咲花さんと
達観と諦観と母性の
ライを演じる南琴奈さんから
受け取る等身大の幸せ。
正解も不正解も肯定も否定も
必要のない居場所。
作品の持つ空気感が
とにかく好きです。
杉咲花の食いっぷりが素晴らしい
杉咲花はめちゃくちゃ演技が上手いが食いっぷりも素晴らしい。ドラマ「アンメット」で焼き肉丼を大きく口を開け頬張る姿がかなり好きだったが、この映画でも泣きじゃくりながらラーメンの麺を大量に口に入れる姿が凄く良かったし、大阪の焼肉屋で推しキャラのセリフを叫びながら食ってるところもとっても頼もしかった。きっとこの映画は「生きることは食べること」とでも言いたいのだろうと思う、。
彼女が演じる由嘉里は27歳で仕事と趣味だけで生きていくことを疑問に思い婚活をはじめた矢先、合コンで「腐女子」であることを一緒に行った同僚に暴露され打ちひしがれ酔いつぶれていたところをライに助けられ、奇妙な同居生活をすることになった。由嘉里とは全く違う世界に居るライなのだが、最初に自分を見つめてくれた時の眼差しと差し出してくれた手に惹かれたからだ。歌舞伎町が舞台となってるが基本、悪い人間は登場しない(アサヒを刺した客は悪い人間とは違う)ライもアサヒもユキもオシン(BARの店主)も皆、心根が優しい。ライはキャバ嬢でアサヒはホストをしているがそのお店の仕事場の画像は出てこない(物語の本質とズレるから不用なのだ)。だから嫌な場面が出てくることを心配することはない。心配なのは死にたい願望があるライの安否だけだ。由嘉里はアサヒを連れ大阪にライの元カレを探しに行ったが辛い現実を知る。ラストでその元カレ(何と声だけ出演の菅田将暉)からかかってきた電話に由嘉里がいつもの早口で泣きじゃくりながら話すシーンは前後のシチュエーションも含めかなり秀逸だった(一気にこの映画が愛おしくなる)。
調べたら、「腐女子」とは、男性同士の恋愛を描いた作品(ボーイズラブ、BL)を好む女性のこと。自虐的に「(趣味が)腐っている」と表現したことから生まれた言葉で、「婦女子」をもじったものとのこと。又劇中のアニメ「ミート・イズ・マイン」は金原ひとみの原作どうり、焼肉の部位が擬人化されたキャラクターが登場する架空の作品でこの映画の為に本格的に作りこんだと言う。監督をはじめスタッフの映画作りの情熱が素晴らしいと思います。
あと、ライ役の南琴奈。透明感のある落ち着いた演技が良かったです。
公開したばかりで皆さんの評価はまだよくわかりませんが、私はかなり刺さりました。
今期上位にランクできます、。
浮遊する腐女子
焼肉と日常と非日常
いい映画でしたね。
ライ役の南琴奈ちゃんは、その美貌がバッチリハマった配役で、本当に今後が楽しみな女優さん。
演出の巧みさもあると思うが、底の見えない人物を好演していて、素晴らしかった。
主人公ゆかり役の杉咲花ちゃんは、安定の超絶演技力お化け。特にご飯を食べながらの演技はピカイチ。完璧に演じ切っています。
特に今回は焼肉が大事なピースだったので、まあよく食べる。
板垣りひとくんもハマり役。美しい男子にしかできないホストNo.ワン役がよかったね。
脇で蒼井優がしぶく光っていたり、本当に配役的には素晴らしかったです。
原作は未読。金原ひとみの小説なんですね。 流石の芥川賞作家。完全に文学です。
ライが帰ってこないこと、そしてそれでも日常は進むこと、これらは完全に文学的テーマを映画として消化&昇華した作品であることを示している。
映画の特徴としては、長回しのシーンが多いこと。 俳優さんの力量あっての演出だと思うが、この長回しが効果的。 特に僕がスゴいと思ったのは、ラーメン屋での花ちゃんと蒼井優とバーのマスターのシーン。 淡々とした雰囲気から花ちゃんの号泣のシーンから、ラーメンをほうばって笑いが出るシーンまでを長回し。
これ、役者の力量がないで絶対できない。スゴい演出です。
しかもそれがハマっている。技術に溺れていない。
また、文学的には、花ちゃん演じるゆかりの「ライに生きてほしい」という願望が、ゆかりの母がゆかりに言う「あなたに幸せになってほしいだけ」という言葉と呼応して、アイロニックな対照を成しているところ。
ライは結局そこから逃れた。
それでもゆかりたちの日常は続く。
ある種暴力的に。
君が魅せてくれた世界。
歌舞伎町で酔いつぶれ路上に座り込むアニメが趣味で銀行に勤める腐女子・三ッ橋由嘉里と、その酔いつぶれる由嘉里に「大丈夫?」と声を掛けるキャバ孃・鹿野ライと、ライが勤めるキャバクラ店近隣にあるホストクラブのNo.1ホスト・アサヒの話。
趣味と仕事だけで生き彼氏歴ゼロの由嘉里が性格真逆のキャバ孃ライと出会い、新しい世界の扉を開けていくが…。
ストーリーの起伏はなく、それぞれの日常と性格真逆な2人がルームシェアをし、由嘉里とライの関係性と生活を見せる作品って感じですかね。
由嘉里に肯定的で柔軟な2人ライとアサヒの優しさ温かさみたいなものも良かった、アサヒが由嘉里の推し活に付き合い大阪まで行くとこも含めて。バーのマスター、バーの右恥に座るユキといい出てくる人達が皆温かくていい。
ライ演じた彼女も素敵だし、ライのキャラが何とも魅力的でミステリアスで彼女の存在に惹き込まれた。
オタク道とは絶望しないことと見つけたり
実家暮らしで金融機関での安定した職もある主人公の由嘉里。
時間と金をつぎこめる作品がある恵まれたオタクだが、それでも相次ぐ周囲の「卒業」を目の当たりにして気が気でないというのもわかる。
そんな付け焼き刃で始めた婚活が上手くいかず、痛い酒席での失敗に陥るのもよくわかる。
オタクが一度は感じるリアルでまともな(と世間で評価されやすい)大人になることへの強い希求。
学生生活においてこなれた人付き合いをしてこなかった人間が、思い立っただけで変われるはずがないのだが、そういう光が差す(あるいは魔が差す)瞬間は確かにある。
由嘉里はわたしだ。
人生に絶望したライが由嘉里を拾った理由は明確に説明されない。
現時点では、お節介でよくわからないことを早口でまくし立てる由嘉里の存在に関心が生じて、暫時死への暗い希求を忘れさせたからと考えている。その生活が続き、いずれは希死念慮を失うことを恐れて家を出たというようにつながる。
ユキが言うようにだれもが世間一般の幸せをそのまま受け止めて人生を送れるわけではない。人とはかけ離れた個性は、常にその人に苦しみをもたらす。
といって不幸とは限らない。
他人が容易に面白がれないものを興味が湧き、他にはない豊かな人生の可能性が広がっているからだ。
ユキが言うように、絶望ー死に至る病ーに罹らないよう、関心を持てる何かを探してすがり続ける外に、人生という厄介な敵に立ち向かう方法はない。
若さを失ったころに観ると、平静に観られていいんじゃない。
蛇足だけど、由嘉里の同僚の眼鏡女子。
木南晴夏に似た女優だったので、「トクサツガガガ」の別の世界線のように感じられて、少し愉快だった。
偶然の出会い繋がる
偶然の出会いで繋がる一生友人もあるのだなぁとこの作品を見て思った。全く出会う事が無い偶然の出会い趣味嗜好や学校や会社で出会える事の出来ない本音で話しが出来る出会!!運命の友人とこをこの作品作品に教えられた!!友情超えた!!
たこ焼き味
「ミート・イズ・マイン」というマンガが大好きなアニメ・マンガヲタにして腐女子が、27歳になり生き方に迷子になり、違う世界をみる話。
婚活という名の合コン帰り、酔って道端で座り込んでいたらキレイなおねいさんに話しかけられ、あなたみたいな顔に産まれたかったー、からの300万あればなれんじゃね?300万あげるよ、と始まっていく。
自分はもうすぐ死ぬ様なことを仄めかしつつ、由嘉里の心情を全てわかっているかの様な振る舞いをみせるライの影響で、今まで知らなかった世界を知り、人を知り、生き方を知り、メンヘラ女子が自己肯定感を取り戻すお話しってことですね。
そして結局ライは良くわからなかったけど、それが良かったってことですかね。
淡々と
腐女子と水商売。新宿を舞台にお固い仕事の腐女子がホストやキャバ嬢など違う世界の人々と交流していく。大きな山場はないものの、水商売の人々独自の生活に腐女子が関わっていく姿を明るく描いている。
歌舞伎町
死にたいと生きて欲しい
私は小学生高学年の時にクラスほぼ全員から無視されるというイジメを受けていた。その時の担任がホームルームで、なぜ私をいじめるのか?という内容で話し合いを開いた。それから30年以上経つが、自分自身は死んだ方が良い人間だと思っているし、ふとした瞬間に死にたいが付きまとってくる。
そんな私を支えてくれているのはクリープハイプの音楽だ。
さて映画の話に戻るとライの死に対する気持ちも分かるし、ゆかりの生きていて欲しい気持ちも分かる。生きていて欲しいを押し付けられる人の気持ちについて、この映画を観て初めて考えた。今まで考えたことなかった。
それにしても杉咲花はすごい。作品の選び方も、そこで見せる生と死の体現も、食べている姿も素晴らしい。そして今回、推しを語る時のキラキラした目も早口もたまらない。
杉咲花が出ているなら、間違いないと映画を観る基準にもなると思う。
チラホラ松居監督ならではの俳優が出ていて嬉しくなる。
クリープハイプの主題歌は映画を観る前に聴くのと、エンディングで流れてくるのでは全く違う。
生きづらさを感じているとは違うかもしれないが、自分は今のままではいけないのではないかと思っている人、全員に届いて欲しい。
肯定して、受け入れ包み込んでくれる環境の大切さ。
ライさんは死ななくても仏です
杉咲花は素朴で純粋なイメージなのにBL好きの腐女子はないわ
あれって男同士が裸でイチャイチャするいかがわしい漫画やん
杉咲花に変なイメージ付けないでくれよ
それに擬人化とか薄い本とか攻めや受けや変なセリフ言わすなよ
口腐るやろ
歌舞伎町だから立ちんぼ半グレなどダークな展開になるかと心配しましたが大丈夫でした
ルームシェアで百合展開もなし
杉咲花にそういうのは求めてないので
歌舞伎町に咲く一輪の花を終始丁寧に扱っていてよかったです
ちょっと早口だったかな
ライさんはイヤな質問でも優しく答えてるいい人だったけど結局出て行きました
腐った女子は周りも腐らすんですかね
でも大丈夫です死にたい死にたい言う人は死にません
たぶん馬鹿のウソです
ほっとけばいいんです
それよりルックス良くて銀行務めで300万貰ってリア充まっしぐらやん
同僚の貴腐人と仲良くなれるとうれしいかな
全147件中、101~120件目を表示
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