ミーツ・ザ・ワールドのレビュー・感想・評価
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なんか好き
主人公は現代日本の27歳、リアルなんだろうと思う。
昔の感覚だと大人だけど、18歳くらいの感じ。
でも、それが悪いとは思わない。
アニメオタクで、大人と子どもが混在してる。ここまで不自由なく育ててくれた親への感謝も今はまだわからない。
流れるように見入ってしまえた。キャバ嬢の子も可愛くて綺麗だし、杉咲花ちゃんはほんとに自然で、繊細かつ力強い演技。
日本は幸せだから、ゆっくり人生を送れていける。それぞれの個性は活かすべきだけど、アニメや推しに自分を投影する。
子どものようでも、頭が良いし、やる時はやるし、アニメっていうキャラが癒やしをくれる。こんな日本が守られるといいなと思いながら観てしまった。死ぬ事を考えながら、命の意味や大切さをその人それぞれ感じていけるといいんだろうな。いい映画だと思いました。
すごい没頭して見た 大筋は良かった でも、特別な理由もないのに家族...
すごい没頭して見た
大筋は良かった
でも、特別な理由もないのに家族を大事にしない人は苦手
友達とか、自分が知り合って行く人たちだけじゃなく、
いつか、お母さんに対しても素直になって欲しい
ちょっと趣旨がずれました、すみません
タイトルなし(ネタバレ)
良すぎた
南さんの存在感
誰もが知りたくなるような
やりすぎずでも隠しすぎず
花ちゃんの自然で媚びない魅力
もう人柄が良いでしかない
結局演じる方のそういうのが出るよなぁと思う
板垣李光人くん良いよなぁ
いるよなあ
っていう共感もありハッとさせられるメッセージもあり
ああいう関係性めっちゃ羨ましいし
ああいうの楽しいよなって思い出した
幸せにしたいはエゴだけど
幸せにしたい守りたい
と毎度思う
でもそこの幸せが合わない人とはもう
合わないと思ってしまう
相性は合わせられる部分と合わせられない部分がある
自分にないものを尊い
理解できないものに苦しみ
愛するものに寄り添い似てくる
合わせようとしても理解できないことであれば
のちに苦しむ
『圧倒的な分かり合えなさを描きながら
一緒にいれるんじゃないかっていう祈りも込めた』
タイトルが思いつかない
映画観終わって、今年一好きな邦画であると決まったのに感想が書けない。
自分の記憶にある経験、思い、迷い、思い出が炙り出され結局はどんな映画なんだっけ?と語りきれずにいます。
登場する様々な人物に思いや事情があって、それでもって嫌な奴が1人も出てこない。由嘉里の母親も一見は、嫌な奴風ですが子を持つ身としては、痛いほどわかる。
親も子を思い通りにしようとしていた。由嘉里もライを生かそうとしていた。思いの一方通行は、恋愛、母性や父性どの感情を持ち出しても、共通していて。
親子の話し合いの場面でも、別れ話をしている様に観えてきて。こうやって子離れするのかと思うと、かなり寂しくなりました。
人との出会いに別れがあったとしても、思い出となってその人の一部となり、また出会いと別れを繰り返していく。
ライとの出会いがあったからこそ、また新たな出会いがあり。好きな人と真剣に向き合ったからこそ、自己開示が出来て、自分を見つめ直す事が出来て。とても素敵なことだなと思いました。
最後は、全く恋愛に繋がらなそうな二人が良くて。異性愛同性愛むしろ作品愛でも良い!
枠に嵌めない、好きの感情が沢山詰まった作品でした。
泣きながら飯食べれるアンタは強いよ。
ここで終わっても、良い映画!
続きが始まり、あ!ここで終わっても好きな映画!
いやいや続きが始まり、ここで終わったらサイコー!
で、終わりな映画でした。
(なんとか書けた)
杉咲花の安定感と南琴奈の新風
ただただ良かった。ストーリーの評価は、内容が重ためで、鑑賞時の自分のメンタルの調子によるのかなと思うけどやや下げ。でも金原ひとみへの妙な信頼もあり、そこまで崩れることなく見れた。
今回、思わぬ発見だったのが南琴奈。キャラクターにぴったりなトーンをまとっていて、かなりの存在感があった。色々な作品で見てみたいと思った。
一方の杉咲花は安定感ばつぐんで、何よりよく食べる。昔から演出でよく食べさせられてる訳だが、食べることがこんなに絵になる俳優も珍しい。圧巻だったのが、号泣しながらラーメンをすするシーン。こんな演技できるのは杉咲花しかいないんじゃないだろうか。
歌舞伎町舞台の映画を歌舞伎町で見るということも相まって、総じて良い映画を「みたな」という感想を持った。
杉咲花の力
「だからなんだって話」
押し付けない幸せ
好きな物は好きと、胸を張って好きでいつづけることが、そのものに対する一番のリスペクトだと日々思っている。
その気持ちがより一層強くなった映画だった。
自分が好きなものが相手も好きとは限らない。それと同じく自分が幸せと思うことが、他人もそうだとは限らない。
ただ、好きにならなくてもいいから、幸せと思わなくてもいいから、それを共有したいと思う相手がいることが素敵だと感じた。
由嘉里にとって、自分はこれが好きだと知って欲しい、この人なら私を受け止めてくれるという信頼と嬉しさからくる自己表現をできたのがライだったのだ。
出会って数時間で全く世界の違うふたりが、会話のテンポが合うなど、言葉に表しきれないこのふたりは出会うべくして出会ったのだ、運命とは何かを理解できた気がする。
弱いようにみえて由嘉里はとても強い。逃げることも、完全に向き合うこともしないが、自分が強く生きていけるように自分の中で噛み砕いて、前向きに生きている姿がかっこよかった。
原作既読だったのが裏目に出たかな
夜の歌舞伎町がなんとなく懐かしい。
個人的には訪れる機会がほとんど無くなって相当の年月が経つが、スクリーンの情景は自分の記憶の中にあるものと同じような気がする。欲望渦巻く巨大繁華街の本質はそう簡単には変わりないってことか。物語自体、一応は舞台をほぼ今と想定していると思うが腐女子という言葉が一般化してから10年以上は経っているし、あまり厳密な時間軸は必要ないのだろう。
杉咲花さんはさすがです。拗らせ腐女子になりきってくれています。ライもアサヒもこちらの勝手なイメージと100%合致するわけではありませんが、もう十分合格点です。
ストーリーはほぼ原作に忠実に進みます。もちろん映像化するにあたっての細かい変更や省略などはたくさんあるのでしょうが、オリジナルと言えるほどの場面はほぼない(厳密に比較したわけではないですが、たぶん)
序盤は好調だったのですが、物語が進むにつれ段々、由嘉里やアサヒが薄っぺらに見えてきてしまいました。原作は由嘉里の語りで物語が進みます。そのため会話や客観的な情景描写に加えて彼女の自分語り・様々な感情がふんだんに盛り込まれています。映像はそこも配慮した作りになっているのですが、文章と映像で伝わるものはイコールではなく違和感が生じてしまったのかと。原作を知る映画の場合、原作にこだわらず鑑賞しようとは思っているのですが、人間なかなか100%そうならないですね。終盤のライの元恋人からの電話の描写(雨、荷物、菅田将暉)はかなり独自色を出しているシーンなのですが、そこにたどり着く前にはすっかり冷めていました。
もっと独自色の強い脚本演出にしたほうがよかったのでは?と思いつつ、中途半端な改変は原作破壊するだけだしなーと、製作者の苦労を知らない私は無責任に思いつつ、でもはまらなかったのは事実なので杉咲さんの熱演を考慮してもなお、やや辛めの点数です。
演者はみんな良かった。南琴奈さんをツモったのは偉い。令和ロマンのく...
人を思って生きてる人たち
久しぶりに杉咲花さんの生命力溢れる役が観られて嬉しかった。「片思い世界」は見過ごしてしまったので、その時はどんな役だったのかは分からないけど、今回の役の「由嘉里」は腐女子と言っても食べる事大好きで擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」と言う大好きな趣味も持っている。なのに自分に自信を持てない役。それでもライと出会ってからは、只管ライに生きて欲しくアクティブになって行く。
後半で由嘉里の幸せを願う母親に反抗するシーンがあるが、今の自分は果たして母親の気持ちと同じでは無いのか気付けるのかな。気付いた時にどう思うかは分からないが、母親の気持ちも少しは理解できるのでは無いだろうか。
この自分の大好きな事になると、凄い早口になったり大声で叫んだりと、杉咲さんがとてもキラキラと魅力的に腐女子を演じてくれて満足だったし、よく分からないけど有難うと言いたい気持ちになった。
いやぁ~、杉咲花が良かった(^ ^)
いやぁ~、杉咲花が良かった。
演じていた腐女子役がなんとも愛らしくて楽しく映画を見る事ができました。
若い頃の彼女は実は苦手だったんですよね。
でも、最近彼女の映画は劇場でたくさん見ている。
『市子』、『52ヘルツのクジラたち』、『朽ちないサクラ』は映画館で見た。
それと、昨年の日曜劇場の『海に眠るダイヤモンド』が良かったですよね。
日本を代表する女優さんになってきたと思う。
映画の中に出てくるアニメ。
テレ東でホントにやってるんですね。
焼き肉が擬人化した日常系学園アニメ『ミート・イズ・マイン』。
映画のためだけのキャラにしては作りこんでるなーと思ってたんですよね。
そして、もう一人の主人公の女の子、南琴奈。
私は今回初めて彼女の事を知りました。
雰囲気ありますねー。
この二人のやりとりは良かったです。
この映画を見る前に、『愚か者の身分』とどっちを見るか少し悩んだ。
若い男の子たちと女の子たちと思って考えたら、最近お気に入りの杉咲花ちゃんも出てるし『ミーツ・ザ・ワールド』を選択。
悪い人が出てこず、早口でしゃべる杉咲花が演じる腐女子の女の子を楽しく見れた映画でした(^^)
45°とラーメンと餃子と歌舞伎町と
とてもとても良かった。
ぽっかりと空いた心の穴にすっと入ってきて、なんだか背中を押されたような気持ちになった
主人公の由嘉里は27歳にしては世間知らずすぎる腐女子。でも杉咲花ちゃんから滲み出る素朴感があって可愛らしいキャラクターになってた。ライはとっても綺麗で、全てを諦めているような執着していない、そんな儚い美しさが彼女にはありました。
由嘉里と出会う登場人物はみんな優しくて素敵な人たち。でもみんないろんな経験を経てきたからこそこんなにも人に優しくできるんだろうなと思った。私だったら、自分と明らかに住む世界が違う人に優しく接することができるだろうか、失礼とも捉えられる質問に優しく答えられるだろうか、寄り添えられるだろうかって考えさせられた
いつか自分もそんな誰かに対して優しく寄り添える人間になりたいと思います。
この映画の魅力はきっと登場人物の台詞だと思う
とくに蒼井優が演じるユキの台詞が終始刺さりまくって心に残るし、とても学びになった。
"人によって変えられるのは45°まで。90°180°捻れたら人は折れるよ"
人間は接する人によって態度が無意識に変わっていたり、誰かに影響されて変わることもたくさんある。だけど誰しもが自分という軸を持っていて、それは成長するうえで培ってきたものであるから、変わることができないものだと思う。また人は自分の持っていないものを持っている人に惹かれてしまうし、自分の言動で相手を変えることができるのではないかと思ってしまう。でもそれは45°までであって、45°以上の変化を期待することは相手を苦しめることとイコールになるんじゃないかって思った。
きっと由嘉里にとってもライにとっても2人でいた時間は大切で、楽しかったと思う。でもお互いどこかで息苦しく感じていたんだなって。それは住む世界が違っていたからなんだろう。
そして、一般的な幸せを幸せと感じ取れない人間もいるってこと。この映画を見るまでは、誰しもが幸せを望んでいるのだと思ってた。でも幸せを望んでない人もいて、幸せを幸せとして受け取れない人もいるし、考え方も幸せも人それぞれだということを改めて感じて、自分の中にはなかった新しい視点と出会えました
自分にとっては生きることがすべてで、生きてさえいればって思っていたとしても、死にたい誰かにとってはそれがすごくすごく苦しいってこともある。相手の立場になって考えるって口では簡単に言えてしまうけど、本当はすごく難しいことで、自分が相手とまったく同じ状況になって経験しないと理解できないよなって思う。どんなに近い存在でも、血縁関係でも、想い合っていても分かり合えないこともある。それでも生きることを選択したなら、好きなことをしてなんだかんだ生きて、死に向かっていくもんなんだろうな〜
人と出会い、別れを経験した今の自分だからこそこの映画はとても刺さったと思う。この映画に出会えて良かったし、この映画を好きになれて、魅力が理解できる自分で良かったと思える、そんな作品でした。
「だからなんだって話」主題歌も最高です。
ラーメンと餃子食べに行きたいなぁ〜〜!!
登場人物たちのバランスが良かった
なんとなく気になり見てみました。
演者さんたちの演技が皆さんとてもよく
ずっとその世界観に引き込まれました。
ライ役の子は初めて見ましたが彼女の存在感が
とても良かったですね。
あとはやはり板垣李光人くんや渋川さんの存在がこの作品にとってのある意味救いになっていたなと思います。
終盤にかけての展開はなんとなく予想できていたのでそこからどのように持っていくのかが気になりましたが、やはりまああのような終わり方なのが妥当ですよね、自分的にはそう思いました。
あと気になったのは主人公と母の関係性がよく見えなかった点、その背景には何があったのか、この辺は原作だと描かれているのかこの作品でのあのやりとりだけではちょっと不親切というか何もわからなく母とのシーンやその要素は必要あったのだろうか?と、思いましたね。
あと、池田エライザ主演の「リライト」に老けた学生の役で出てた女性がオタク役で出ててこの方の存在感もめっちゃ気になるというか、今後バイプレーヤーとして飛び抜けてくるんじゃないかと思います。
それとラーメンがとても美味しそうに見えて帰りに私もラーメンを食べちゃいましたね(笑)
ま、暗く重い感じはなく
なかなか良い作品だと思います!
舞台挨拶が楽しかったです
先日観た「愚か者の身分」と同じ歌舞伎町を舞台に別の側面からの物語を観た。こちらは、人と人の関係の紡ぎ方の繊細さを改めて、辛く切ない場面もあるが、こちらも最後は何か突き抜けた感じの終わり方だった。偶々、新宿バルト9での松井監督と金原先生のトークショーが付いている回が取れて、ご本人方のトークや質問の内容も充実しており、大変良かった。杉咲花の安定の演技は勿論、南琴音のトーンと表情に引き込まれた。
既視感のある杉咲花
「ちょっと思い出しただけ」の松居大悟監督、そして応援している杉咲花さんの作品ということで必観だろうと思い鑑賞。
ストーリー自体では大きな展開があるわけでもなく、予想されていたクライマックスに向けて少しずつ進んでいく。
その過程でどうしても主人公のキャラクターの"思い"が見えてこなかった。
もちろんキャラクター自体は腐女子ということでかなり立っていた。
しかし、あのような界隈の人間がなぜああも溶け込んでいったのか、同界隈の人達も出ていて、その人達はまるで受け入れなさそうな中で感じがする中で、なぜあそこまで溶け込め、思うことができたのか。
ここが描かれていたはずだが、自身の中では消化しきれなかったのか、ぼやけたまま終わってしまった。
また、どうしても杉咲花が腐女子を演じきれていないということも集中を欠いてしまった→消化しきれなかった理由かもしれない。
セリフは腐女子のそれなのかもしれないが、口調や表情は別作品のどこかで観たことのある杉咲花でしかなかった。
少なくとも身なりについてはもっとリアルに寄せられたのでは。同界隈の人達の解像度が高いだけにより目立つ結果となってしまった気がする。
どうしても「ちょっと思い出しただけ」が名作だっただけに比較してしまったし、今回は題材・脚本・キャストの相乗効果があまり出なかった作品だったと感じました。
他人の心に踏み入る、この距離感
擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛しながらも、
自分のことが好きになれない27歳の由嘉里。
同世代のオタク仲間たちが結婚や出産で次々と趣味の世界から離れていく現実を前に、
仕事と趣味だけの生活に不安と焦りを感じた彼女は、婚活を開始する。
しかし、参加した合コンで惨敗し、歌舞伎町の路上で酔いつぶれてしまう。
そんな彼女を助けたのは、美しいキャバクラ嬢のライだった。
ライとの出会いをきっかけに、愛されたいと願うホスト、
毒舌な作家、街に寄り添うバーのマスターなど、
さまざまな人たちと知り合い、関わっていくことで、
由嘉里は少しずつ新たな世界を広げていく。
といったあらすじ。
どんなストーリーかなと思ったけど、ちょっと難しかった。
友人、家族との距離感はもちろん、同性、異性という捉え方、
いろいろと考えさせられました。
人それぞれだし、自分だけでなく相手との相性もあったり、
ホント難しいですよね。
でも、腐女子を演じる杉咲花さん、可愛らしいわ~。
早口もすごいし笑
重いテーマがややライトになった感じでした。
ライさん、どこへ行っちゃったのかな~。
演じていた南琴奈さん、初めて見ましたが奇麗な人でしたね。
あのラーメン、食べてみたい。
ついでに餃子も。
この映画が好きな人とお話したい〜
ゆかり以外のみんなはちゃんと自分の人生を生きている。
ライに出会う前のゆかりは生きてるようで生きてない。
ライと出会ったあとのゆかりは変わり始めたけどまだ道半ば。そんな主人公だから観ていてずっとモヤモヤするしイライラする。
ストーリーが好みかどぉかでは判断したら多分評価は星3.0程度 。だけどモヤっとした嫌な気分のまま終わらせないのはキャストの力量。素晴らしすぎた。腐女子ゆかりを見事に演じきった杉咲花ちゃんはもちろん、蒼井優と渋川清彦の両名の役割は大きい。元カレ役もいい味出してる。キャストすべてに共感できるのに、ゆかりにだけは何にも共感できない……
とにかく焼き肉食べたくなる。トモサンカク食べたい。
相変わらずクリープハイプの歌がいい味付けしてる。
今度のシネパラでこの話が大好きだという人がいたら好きポイント聞いてみたいなー。
宇宙とは
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