「登場する人達が好きだと言う結論になった」ミーツ・ザ・ワールド ryosukeさんの映画レビュー(感想・評価)
登場する人達が好きだと言う結論になった
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杉咲花が毎回ながら素晴らしい演技をしている。
完全に腐女子そのものだし、小説を読んでいるときも
彼女以外のキャスティングが浮かんでこなかった。
誰かにただ生きていて欲しいという想いが
これほど届かないものか。
もしかしたら自分の事以上に絶望を感じるかもしれない。
登場人物はみな自分の孤独の世界に生きている。
お互いの世界を変えることは出来ないし、結局は
みな孤独なんだけど、その孤独さを言葉にすると
不思議と自分の居場所が出来ていく。
何も解決はしないし、分かりやすい幸せにたどり着いた
わけでもない。
ただそこに集った人々と自分の部屋で朝を迎える、
それだけで自分まで救われた気分になる。
何が良かったんだろう。
原作も大好きな小説。
結局、この物語に出てくるみんながどこか愛おしいと、
好きだなと、そういう想いになった。
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