「杉咲花さんは愛にあふれている。」ミーツ・ザ・ワールド にっくさんの映画レビュー(感想・評価)
杉咲花さんは愛にあふれている。
ひいきの杉咲花さん主演の映画ということで、見に行った。
杉咲さん演じる由嘉里さんは、いわゆる腐女子でかなり狭い世界に閉じこもっている。
現状を変えようと婚活パーティーに参加するも惨敗して落ち込んでるときに、希死念慮をもつ美しいキャバ嬢ライに遭い、ライの部屋でルームシェアすることとなる。
ライの知り合いの歌舞伎町No1ホストのアサヒや、BAR「寂寥」では死ばかり題材とする作家ユキやマスター・オシンらにも出会い、世界が広がっていく。
由嘉里(=杉咲花さん)は、食べるときは思いっきり食べ、泣くときは顔をぐしゃぐしゃにして泣く。またライの死を思いとどまらせようとする時も、本気だ。ラーメンを泣きながら食べるシーンでは鼻水も一緒にラーメンを食べていた。
画面のあちこちで、愛にあふれた杉咲花という俳優を観た。
役に魂を吹き込むとはこういうことか、と感じた。
あと、やたらと水が出てきて監督のこだわりを感じた。
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