「幸せとは?常識とは?歌舞伎町でオタク女子がもがく!」ミーツ・ザ・ワールド UUUさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せとは?常識とは?歌舞伎町でオタク女子がもがく!
「人が人によって変えられるのは45度まで」
▼感想
クロックワークスのオンライン試写会で鑑賞!ありがとうございました!
オタク女子の由嘉里が歌舞伎町の色んな人々と出会っていくストーリー。自分がこの作品で感じたのが幸せと心の傷。
由嘉里は作中で「幸せになって欲しい」と言葉をかけられる。誰もが幸せを求めなければいけないのか?幸せでも不幸せでもない現状維持も良いのではないか?…そんなことを鑑賞後に考えていた。由嘉里もライに幸せを求めてしまっていたのかも。
歌舞伎町が舞台ということもあり、登場する人物は大なり小なり心に傷を抱えている。心に傷を抱えてるからこそ、人は人に寄り添えたり優しくできるのかもしれない。現実の歌舞伎町はこんなに生やさしくはないと思うけど、こんな世界があってもいいなと思えた。
俳優陣は皆演技が自然だった。主演の杉咲花は「こんな一面があるのかも?」と思ってしまうくらいオタク役がハマっていた。あとはちょい役だったけど、お笑い芸人のくるまも良い役回りだった。
幸せとは?常識とは?歌舞伎町でもがく由嘉里を見てハッと何かに気付かされるかもしれない。
▼お気に入りのシーン
終盤に由嘉里が電話で自分の想いをぶつけるシーン!ここは杉咲花の表情がすごく印象的だった。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
