ラストシーンのレビュー・感想・評価
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Wikiによると。
ファミレスにてプロデューサーとのドラマ撮影の打ち合わせ終わり、1人残る脚本家・倉田の前に現れた、タイムマシーンに乗り50年後の未来から来たと言う由比に持ち掛けられる話。
撮影中のドラマ、倉田が手掛ける脚本「もう恋なんてしない」の“ラストシーン”の脚本を変えてと由比に持ち掛けられ、そのラストシーンで未来は…。
冒頭の入り脚本家・倉田とプロデューサー山瀬の食事を取りながらの打ち合わせ、何て言ってるか聞き取りにくい~、から始まり未来から来た彼女は脚本家・倉田の孫の由比と分かってくれど。
iPhone16PROで撮影、本編はたった27分だけど、ラストシーンの脚本どうこうより、まだ結婚もしてない倉田の前に現れた孫の由比、由比目線でおじいちゃんとの思い出ではないけれど、ラストシーンの脚本変更してるところを写真で納めたり、未来では無くなってる観覧車に乗りながらも脚本について話合うが…おじいちゃんと孫の思い出作りみたいに見えてグッときたね。
なかなかいいんじゃないかと
ここ(映画.com)を開くと強制的に出てくる赤いジャージ(スウェット?50年後は何て呼んでるんだろ)の少女?の姿。正直「いちいち鬱陶しいな!」って思いながらとりあえず閉じて目的のページに進んでみたものの土曜日深夜、ふと「なんかテレビCMでやってたヤツ?」っていきなり観とおすにはちょうどいいサイズ!
最近(じゃないかな?)メキメキと存在感を増している仲野大賀さん(もうチョロの息子さんとは言わせない)の演技に引き込まれていきます。プロデューサーの山瀬(黒田大輔さん)の怪しげな、昭和っぽい佇まい(今窮地に立たされてる某テレビ局にいそうなキャラ)もいい味出してます。
失ってしまうことに躊躇いを感じながらも未来を変えてしまう脚本家小倉(仲野大賀さん)何が彼をそうさせたのかは少しわかりませんでしたが、この短いストーリーの中でいい余韻を残してエンディングに向かいます。
少女と書きましたがもうベテランの域の福地桃子さん、千と千尋の舞台にも出てたんですね?!東海ローカルの銀行CMにでてらっしゃるので地場のタレントさんかと勘違いしてました。素朴な雰囲気がなかなかよかったです。なんとお父様はチョロの元同僚のカブトムシマニアのあの方なんですね。びっくりです。一世風靡からたくさんの方々が輩出されてて驚きです。
iPhone16の長編CMにまんまとやられた感は否めないですが、よかったと思います。さすがの是枝監督作品でした。リリーさんはさすがに50年後は?って思いましたけど多分銀河鉄道999に乗ってメーテルと旅したのかもしれませんね!?
是非不意打ちを食らって見てほしい
全編iPhone 16 proで撮影されたということで、つまりまるまるiPhone の広告というわけです。YouTube のCMとして始まって「監督是枝裕和」と出るので、おやっと思って気になって最後まで見てしまいました。完全に心のガードが下がった状態で見てしまったので自分でも意外なぐらいくらってしまった。
しかし主人公をテレビドラマの脚本家にしてさりげなくテレビ批判をさせるあたり是枝監督も人が悪い(しかもApple の金で作っといて)。
仲野太賀と福地桃子のやりとりが軽妙なだけにラストが切ない(でも後味はさわやかで余韻は悪くない)。気にいったので僕は最低でももう一回見ますよ。約30分ですぐ見れるし。
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