死霊館 最後の儀式のレビュー・感想・評価
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シリーズ最高作ではないが、そこそこ楽しめる
本作の上映時間はシリーズ最長の135分。いざ蓋を開けてみると、なぜそのような長尺になったか納得できる。まずは数十年前の前日譚と呼ぶべき過去の回想から始動。次に今回のメインとなる家族(および家)が見舞われる恐怖と、さらに並行して悪魔払いのエド&ロレイン夫妻の間に育った年頃の娘とその恋人を加えた「新たな旅立ち」というテーマも添えている。つまり相変わらず”家族”に焦点を当てつつ、たった二人で始まった悪魔払いの活動が新たな形へと進化していく大河の行き着く先を示そうとしているのだ。その点、シリーズを長く見守ってきた人にとっては、ある種の見応えと感慨深さがあろう。ただ、これまでの悪魔的キャラ(アナベル、シスター)と比べると今回は「鏡」が災いの元となる分、ややインパクトに欠ける。ホラー演出もこれがジェームズ・ワンならどう楽しく怖く調理しただろう、と考えてしまう。それさえ割り切れば、そこそこ楽しめるはず。
肝心な部分が疎かになったかな・・・
過去作とは、なんか違うな・・・
違和感を感じながら、結末まで見届けたんだが・・・
この『死霊館』なるシリーズって、依頼を受けて調査開始。
そして、呪いの謎を追求する謎解き要素があるから面白いんだけど、今作は引退している設定で展開しちゃったからなぁ・・・
過去作と違い、娘が覚醒して失踪。
何故か、行き先を知っている娘のフィアンセと行った先が、騒ぎとなっている気の毒な家。
で、娘がお邪魔したんで調査開始なる展開。
最後の作品なんで、家族愛やら家族の絆を全面にして描きたかった部分は理解する。
そのおかげで、騒動の元凶である呪いの一品。
「この家には3人の霊がいて、それを操る・・・」(こんな字幕あったと思うけど、間違えていたらゴメンナサイ。)
取り憑いている悪霊の謎部分は、大分疎かな描き方しちゃっているんだよね。
しかも、スピンオフ作品なんかも絡んで、全てが繋がるかと思いきや、そうでもないような・・・
時間があれば、シリーズ全てマラソン鑑賞なとか、今の時代ならサブスクで可能なんだろうけど、そこまでする必要あるかなぁ?
って感じ。
シリーズを締めくくる作品としては、個人的には残念でした。
有終の美
シリーズ完結編は、ファミリー映画として大団円!
ホラー映画連続鑑賞の〆は、シリーズ完結編の本作をAmazon primeで鑑賞。
死霊館シリーズとして、確りとホラーしながらも、本作は主役のウォーレン一家のファミリー映画として大団円でした。特に娘の彼とのエピソードはほっこり!
ウォーレン一家のヒストリーを振り返る序盤から始まって、確りジャンプスケアを織り込みながらも、家族の絆を描いたファミリー映画として仕上がっていて、後味も良い〆でした。
ホラーあるあるも確り踏まえていて、鏡を捨てたら戻って来るはホラーあるあるですが、そんな感じで戻って来るのね!はちょっと斬新でした。でもその後完全に復元して戻ってくるのね!
ラストの実物写真がちょい胡散臭いんですが、我々の記憶にあるウォーレン一家は、映画の中の一家ということで。
分かっちゃいるけど!
鬼気迫る表情でこちらに視線を送る二人と「これで最後」の文字。劇場に貼られた本作のポスターからそこはかとなく漂う安っぽさは、ここ最近頻繁に劇場へ足を運んでいる私の視線をその度に惹きつけるのです。ところがそもそも私は死霊館シリーズがいつからはじまって、何作あるのかも知りません。たぶん過去に2作くらい観ているのですが、それが何作目だったのかも、そのタイトルも内容も今となってはロクに思い出せないのです。その程度の思い入れ…と呼ぶのもおこがましい思い入れしかないシリーズに「これで最後」と言われても「そうなんだ…」くらいにしか思わなかったのですが、いつものように劇場の端末でU-NEXTのポイントで発行したムービーチケットにてお目当ての作品の座席を購入しようとしたところ、対象外の作品だったようで発券できなかったのです。結局お目当ての作品は普通にお金を支払って鑑賞したのですが、それではこのムービーチケットはどうしたものか?と考えていると劇場の壁から例の視線を感じるのです。そちらへ顔を向けると当然ポスターの二人と目が合い、この死霊館ニワカがシリーズの有終の美を見届ける事を決意したのです。
ちょっと長めのプロローグが終わり迫真の音楽とともにタイトルが表示され「これは真実の物語である―」の字幕。もう真実かどうかなんて関係ありません。このあまりに大袈裟で制作者の「ビビらすぞ~」という気合が伝わるオープニングだけで私は本作に好感を抱き、信頼し、気楽に楽しもうという気持ちにさせられました。思い返してみればこの冒頭部分でこちらの心を解きほぐしてくる手練手管からして流石というべきだったのでしょうが、本作での恐怖演出の数々の実に堂に入っていること。「くるぞ、くるぞ~」と身構えさせて「こないのか?…本当にこない?いや、そう見せかけて~~~ほらきた!」という、もう分かり切ったパターンの連続。そう、分かりきっているのですがそれでも結局ビクッと体が軽く跳ね上がってしまう感覚が実に心地いいのです。これまで数多のホラー作品が積み上げてきた恐怖演出のノウハウ。もちろんその蓄積に本シリーズも大いに貢献してきたのでしょう。その目新しさはないけれども積み上げられた歴史の厚みと洗練を感じさせる恐怖演出を奇をてらう事なくそのまま作品に込められる素直さに感動するのです。
映画の序盤は割と何も起こらずに80年代の一般的な?アメリカのカトリック系家族の生活を観させられるのですが、まぁ個人的にはそれも結構興味深く観ましたし、わざわざ夜中に電気も点けずに一人で…という事を指摘するのはもちろん無粋ですが、ビデオテープを再生、スロー再生、一時停止と操作して目的のコマで止めたいのに失敗してイラつきながら巻き戻して操作を繰り返す様子などは実に懐かしい光景で共感できます。そしてどうやら歴代シリーズに登場したキャラクターが続々登場するシーンもあるのですが、それらのキャラクターたちが変に出しゃばってこないおかげで、シリーズ作品を知らない故に置いてきぼりをくらうという様なこともありませんでした。もちろんシリーズのファンなら感慨深いシーンやシリーズを知っているからこそ気付けるさり気ないファンサービスもあったのだろうと思いますし、もしかしたらシリーズファンだからこそ「せっかく誰々が出てきたのならもっと物語に絡めてほしかった…」というような不満も抱いたかもしれません。しかしこの一見さんお断りではない間口の広い作りが私のようなニワカでもすんなり物語に入ることが出来てよかったのです。
そもそも悪霊だか悪魔だかの目的がよくわからないのですが、まぁこの類が理不尽なのはいつもの事なのでいいにしてもマリリン・マンソンに似ているのが妙に気になってしまったり、ウォーレン夫妻の一人娘がいきなりペンシルベニアに単騎特攻したり、一人娘の恋人の背景が思わせぶりな割に薄かったり、被害にあっている家族が引っ越せない理由がちょっと強引な印象だったり、捨てた鏡がシレッと返ってくるのはいいにしても捨てた人に返ってきた事を知らしめるでもなくヒッソリ隠れているのはホラー的にどうなの?とは思うのです。思うのですが、世間から嘲笑されながら健康面に不安を抱えつつ、自分たちだって怖いのに他人を励まし、目を背け続けてきた過去にケリをつけるために立ち上がる夫妻から漂うヒロイズムに正直ちょっと泣きました。なのでドラゴンボールの親子かめはめ波よろしくな気合の構図も個人的には好きです。
宣言通り「これで最後」なのか『あれは広報が勝手に言ったこと』とシリーズ新章をシレッと発表するのかはまだ誰にも分かりませんが、死んだと思わせて復活するのはホラーの王道ですので、もしその時がくるのなら生暖かく見守りたい。そんな気持ちにさせてくれる映画でした。
最高な夫妻に相応しい最後
私が死霊館シリーズという作品に手を出したのは本当に最近のことである。
もちろん、この映画の存在は知っていたが、勝手な偏見のせいで手を出せずにいた。
"本当に怖いホラー"、"トラウマ級に怖いホラー"
そのフレーズだけを信じ込み、恐る恐る一作目に触れた瞬間,全てが変わった。
最高じゃねぇか‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
なんだこのホラー‼︎‼︎今まで何故観たことがなかったんだ‼︎‼︎
予想不可能な展開に驚き、不安でハラハラ。そして何より安心感のあるウォーレン夫妻。
ずっとずっと怖いホラーとは違ってこの作品は完璧なるドラマである。
実話という事実も後押ししているだろう。
そんな感動を綺麗に最後にまとめてくれたのが今作である。
ホラー映画なのに観ていてすごく心地よかった。
ここまでスッキリする映画は他にない。
ラストは信じられないくらい興奮した。
ありがとう、ウォーレン夫妻。
そして何より、ありがとう、ジェームズワン。
死霊館シリーズの集大成
最後の儀式を劇場で観れてよかった
え、気合いで解決?
やっぱり一作目には敵わないけど、かなりおもしろかった。
「死霊館」シリーズのいいところを詰め込みながらも、ジュディ&トニーという新しい風を吹き込んだ今作は期待以上だった。家族同士の対話は、さすが手を抜かず、ささやかな描写の中でもそれぞれの絆と愛を感じられる。一作目ほどの被害者家族の仲や関係性が描かれていないが、それもジュディに焦点を向けたいからだろうか。他の方々が書かれている通り、ラストシーンがもったいない。え、それで解決?今までなんだったの、と消化不良。「最後」ならジュディのアナベルのトラウマについてももっと納得のいく描写が死霊館シリーズならできたのでは。
今作全体で登場する過去の家族たちが元気そうに画面に出てくるのはとても嬉しいサプライズ。こうやって元気に生きられるのが、このユニーバスでは何より嬉しいね〜
ジュディ役のミア・トムリンソンのインタビューで読んだが、映画内でジュディがつけているブレスレットは、本物のジュディのものなよう。エンドクレジットに本物のジュディ&トニーの名前があるのも、リアリティがでて嬉しいのか嬉しくないのか分からないが、最後の実際の写真には、やっぱりドキドキさせる。やっぱりおもしろい。
今作を通して、また「死霊館」ユニバースが見たくなった。過去作をまた観たいと思わせる続編は成功なのでは。
ウォーレン一家の物語をありがとう
ドルビーシネマで観ました!それが超良かったので、ホラー系の作品のリバイバルとかもっとドルビーシネマでやってくれたらなと思ったりする。
暗いところもよく見えるから、え!?暗がりになんかおるよ??おるって!みたいな怖さがすごく伝わってきて良かったです!
1作目を見返してから鑑賞したので、ホラーとしては確かに1作目と比べるとあんまり怖さはないんだけど、悪魔の狙いや、ウォーレン一家の行く末を見せてくれる今作は、最後というのもあって、感慨深く。ラストには泣けてきてしまった、全然泣くとこじゃないのに。
家族愛にはとても弱いのですよ。1作目も相変わらず観たら絶対泣くし。
2人が末永く幸せに暮らしたことを知ってるので、ハラハラ感が薄いのも怖くない要因かもしれないけどw悪魔のやり口が卑怯で、利用された人間が可哀想。
ジャンプスケアがほんとにただババーンとびっくりさせようとしてくるのでちょっと嫌だったかも。椅子揺らしたの2回ほどだけど。
2人の物語を完結させてくれてありがとうという気持ちのスコアです。
【パンフレット】
まだ全部は読んでないけど、内容は薄め。見開きで過去作時系列や解説あるのは良かったかな。
ウォーレン夫妻に拍手
死霊館を観てきたけど映画館で観たのは初めてでしたやっぱり迫力ありました!
夫妻に子供が生まれてでも一分間呼吸しなくてドキドキしたけど可愛く成長霊見える能力付き婚約者はありえないけどいい人。
娘ジュディドレス試着の合わせ鏡は絶対何か出てくるに決まってるし入りたくないわー。
人形のアナベルが大きくなってたのもゾッとした。悪魔が取りついてるのか?
ジュディが悪魔を押さえつけて退治してるのは初めて今まではウォーレン夫婦が念じてだったから今回は皆で協力しあってという感じ愛情一杯で今までとは違った。
ウォーレン夫妻が観れなくなるのは寂しい…
一番最初の作品が一番怖かった。
エンドロール後は最終電車の関係で観れなかったのですかどういう感じでしたか?
とても気になるのでどなたか教えて下さい。
可観測と再現性とObservability and Reproducibility
異論はあるでしょうけど
私の中で【科学的】の定義は
可観測と再現性です。
つまり観測できる方法が見つかり
その方法に従えば、
同じように観測できる再現性が確認できる時
その事象は科学の領域に入る
と思っています。
最近、YouTubeチャンネル「七四六家」の影響で
半透明な人(巷では幽霊)の見方が変わってきました。
半透明な人が見えて
話ができる人と
半透明な人がレギュラーの中にいます。
他に民俗学のオタクな人、
それらを取りまとめる人がいます。
見ている限り、
観測できているのは
見える人だけですが、
半透明な人たちの在り方は
再現性があるように見えます。
前置きが長くなりましたが、
そこで聞いた事を鑑みると、
この映画で出てくる悪魔的な存在は
やっぱり、
もとは人だった存在なんじゃないかと。
生前触れた、宗教観から
悪魔のイメージを学び
そこからインスピレーションを受け
悪魔の様な振る舞いをしているのかなと。
半透明な人の中に、
現実世界に干渉する方法を見つける人がいて
そうして
「悪魔だぁ、恐ろしいだろ?ワイルドだろぉ?」
と振る舞ってるんじゃないかと。
そうすると、これからの可能性としては
漫画やアニメの影響で
そのキャラクターの様に振る舞う
半透明な人が出てくるんじゃないかと
この映画を見ながら思ってしまった。
映画に描かれたあの時代まで
アメリカ人の知る
悪魔のイメージは
ある意味あのくらいで、
配信サービスが盛んになり、
日本の漫画がこれだけ読まれ
見られる時代になると、
といろんな事を考えてしまった。
There may be differing opinions, but in my view, the definition of something “scientific” lies in observability and reproducibility.
That is, when a method of observation can be established, and when following that method allows others to observe the same phenomenon in the same way — that’s when the subject enters the realm of science.
Recently, influenced by the YouTube channel “Nana-Shi-Ro-Ke” (746-Family), my perspective on half-transparent people — what most would call ghosts — has changed.
Among the show’s regular members are people who can see and talk to these half-transparent figures, along with a folklore enthusiast and someone who moderates them all.
From what I can tell, only those who can see them are truly observing the phenomenon, yet the behavior and nature of these half-transparent beings appear to show a kind of reproducibility.
This is a long preface, but considering what I’ve learned there, I can’t help thinking that the demonic entities appearing in this film were originally human beings.
In life, they were exposed to religious ideas — learned the imagery of demons — and perhaps drew inspiration from that, coming to act like demons themselves.
Among these half-transparent people, there may be some who discover ways to interfere with the physical world, and in doing so, they act out as if to say,
“Behold, I am a demon! Frightening, isn’t it? Wild, right?”
If that’s the case, then in the future, it’s not impossible that we’ll start seeing half-transparent people who behave like characters from manga or anime — influenced by the stories and images they absorbed. That thought crossed my mind while watching the film.
Up until the era depicted in the movie, the American image of “the demon” was probably about at that stage of development.
But now, with streaming services flourishing and Japanese manga being read and watched all over the world, I found myself wondering — what kind of “demons” will we imagine next?
びっくり箱映画
クラシックなホラー
自分は、超常現象を全く信じないというわけではありませんが、呪いだとか、悪魔の存在とか、それが人を操る…とかは信じてません。
「実話」であると聞いて、そんなホラ(ホラとは言わないかもだが)吹く人の心理が知りたくて鑑賞。
このテのホラーは「ここで来るぞ」とわかっていてもびっくりしてしまう…
びっくりすることは、「怖い」と言えるのだろうか?…とは思うが、血がどぴゅー!…とかより身の毛がよだつというか、ホラー好きには満足感がある。
悪魔の実態がよくわからず、オーバーオールの男は誰?とか、謎が多いのはこのシリーズを初めて観たからでしょうか?
ホラー映画にはなぜオーバーオールの男が多いんだ?
あと、「マミー、マミー…」の人形を何故さっさと捨てない??
さて、これが実話であるという件ですが、自分には①薬をやっていた、②少し精神を病んでいた人たちだった、③登場人物の中にいたずらを企んだ人たちがいた…としか思えないです。
でも、いくつかのシーンで鳥肌が立ったので、まあ、満足です。(変な満足)
僕は、ええ、もちろん泣きました。
シリーズものとしての難しさと実話を基にする気概を感じた。
前提として
・原作と思しきものは未読。
・『死霊館』シリーズだと、『〜エンフィールド事件』『アナベル 死霊館の人形』『〜のシスター 呪いの秘密』を視聴済。
・その他マイケル・チャベスの監督作品は未視聴。
シリーズの安定した魅力はあるが、肩透かしが多い印象だった。
"ウォーレン一家"と"スマール一家"、二つの家族の恐怖が重なる。
安定した脚本、一貫したテーマ性、そこに基づいた伏線回収、歴代の登場人物、怪異などのオールスター感もあるし、ファン感謝祭としての遊び心も忘れていない。
率直に言って良作。
なのだが、肝心のホラー描写が弱かった。
ジャンプスケアも色々工夫されているし、ちょっとした瞬間のホラー描写も豊富。Jホラーのエッセンスも感じる。
しかし怖くない。
キャラクターとしてのイメージがついたからか、悪霊たちに愛嬌を感じてしまう。
悪霊たちの造形が似ている。それも恐怖を軽減してしまう。
あと、謎のカメラワークが何箇所かあった。モヤモヤする。
超怖いホラーを期待すると残念な気持ちになるが、
エンタメという意味ではかなりの良作。さすが死霊館。
特に、シリーズファンにとっては良作なのは間違いないと思う。
怖さが物足りない良作。そんな作品。
シリーズはまだ続くのかな。
エド、ロレイン・ウォーレン夫妻に対して、敬意を捧げるべく作られた作品
心霊研究家のエド、ロレイン・ウォーレン夫妻の活動を最後を描いた内容の作品。
「死霊館 エンフィールド事件」が良く出来ていたので、本作は、ある意味、夫婦の体験での再現作品であり、ホラー作品である見方をした場合、少し物足りなさを感じます。
本作品は、エド、ロレイン・ウォーレン夫妻の活動の本当に最後をお話したので、夫婦の私生活的なものの話の方が比重が高く、「死霊館」としてのテーマの悪魔の対決する部分、対決前のエピソードや、体験、対決が、ある意味、あっさりとして終わっていて、ホラー作品として見た場合、なんか物足りなさがありますね。
娘が、しきりに「アナベル」の妄想?と言うか、その様な体験をどうしてしてくるのかもなんとなくよく分からない・・・・
本作品のシリーズを締めるべく、エド、ロレイン・ウォーレン夫妻に対して、敬意を捧げるべく作られた作品なんだろうな・・・
日本でもかって日本テレビが、「あなたの知らない世界」と題してお昼の1時間に毎週、視聴者の体験を募集してドラマとして再現していたけど、なかなかレベルの高い作品が多かったのだから、日本も負けじと作ればいいのにな・・・
エド、ロレイン・ウォーレン夫妻の体験って、ある意味、1000件以上あるのだから、これでおしまいではなく、もう少し描いてもよさそうなものだと思いますが・・・・
しかし、もう少し、キリスト教の事情や、エド、ロレイン・ウォーレン夫妻との関係など、お話にしていい部分はもっとありそうな感じですが・・・・・
しかし、よく分からないのが、こうして悪魔が、ある意味、悪さをして表に出てくるのだから、神様はどうして、表に現れないんだ・・・神様と仕立て映画は何作品かありますが、悪魔と対決したお話って聞いた事がないので、この辺、私は疑問に思えるね・・・ま、悪魔と言うより、生きていた人の因縁や恨みなどが、引き起こす現象を悪魔と言うのかもしれないね。
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