君の顔では泣けないのレビュー・感想・評価
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もう一回見て違う視点で味わいたい。
入れ替わりの物語なのに、戻ることがメインで描かれているわけではない。
15年もたつと、戻れたとしてそこで生きられるのかが重くのしかかってくる。
陸には、新しい家族ができた。愛してくれるパートナーと子ども。
まなみは、ひとりのまま。
元に戻れるとして、まなみは“好きというわけでもないパートナー”と子どもと暮らし、人生を引き受けられるのか。
陸は今の家族を手放すことができるのか。どちらの未来も、苦くて簡単じゃない。
また、印象に残ったのは、陸の母親の冷たさだ。
陸には帰る家がない。それで新しい家族と作る決意をしたのか。
運命を受け入れ、その中からでもどうにか幸せを作っていく陸とまなみの強さに勇気をもらった。
最後はきっと、戻らなかったのだろうと私は思う。けれど、見た人に委ねて終わるこの結末が粋だ。
原作を読みたくなったし、映画もまた見たい。
2人の未来が幸せであって欲しい…
芳根京子チャン、髙橋海人クンの演技が素晴らしかった。
最初から最後までずっと目が離せなくってどんどん感情移入して引き込まれていく感じ。
2人の台詞だけではない表情の演技が胸がギュっとなるくらい切なかった。
『俺の顔で情けなく泣かないでくれる?』と陸(芳根チャン)に言われた時のまなみ(海人クン)の泣き方、涙の拭い方がまなみそのもので、今まで我慢していた色んな感情が溢れ出してるのを感じた。
陸(芳根チャン)が『りょう(旦那さんの名前)を裏切れない…』と言った時の、【今更戻れない】という陸の気持ちもまなみ(海人クン)の【元の身体に戻りたい】という気持ちも痛いほど伝わってきて、ほんとに切なかった。
最後はどうなったのか…それはわからないけれど、
陸とまなみの未来が幸せであって欲しいと願うばかり…
もう一度観に行きたい。
没入感と余韻がありました
他の方のレビューにもある通り、人格入れ替わりの作品はいくつかあると思いますが、この作品も面白く観ました。設定はファンタジーなのに、脚本と演技が素晴らしく、没入感があり、自分ならと思ってしまいました。メインの4人が特に素晴らしく、ひたむきで、思い切った後の余韻を感じました。ラストも良かった。
«な»が【ぬ】でも、伝わるのが肝(キモ)😝
何だかんだで戻るもんね、入れ替わりモノって。
それが戻らぬまま…15年。
座り方一つ、歩き方一つとっても、お互い慣れるまで四苦八苦😫
それでもなんとか歩んだ15年。
それぞれに言いたい事も有ったけど、お互い核心を隠したり、少し晒したりの15年。
どちらも[いつか戻った時を考えて]と、思いっ切り«自分»を生きられない15年。
図らずも、望まぬ肉体へなった嫌悪感を払拭する様に《恋多き男》を演じる彼女の辛さも、
そんな彼女の陰に滲んだ明るさを知ってか知らずか、、
貞操を守りつつ、[女]として愛する男と結ばれて[母]となる事に、確かな幸せと罪悪感を感じて戸惑う彼の辛さも、
互いを想い遣れる二人だからこその【正しい】答えなんだろうな…って。
男としての苦/楽
女性としての苦/楽
比べてもしょうがない。
人間としての喜怒哀楽、艱難辛苦に大して違いなど無いのだから。
なぜ男が(女)を演じるとオネエになるのか
2025年映画館鑑賞112作品目
11月23日(日)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
監督と脚本は『ピンカートンに会いにいく』『決戦は日曜日』『金髪』の坂下雄一郎
ロケ地
群馬県高崎市
蛮珈梦(喫茶「異邦人」)
純和食店そばっ喰ひ
Bar Keizo
高崎商科大学
男女入れ替わりもの
それだけではありふれた話
斬新なのは元に戻らない点
いや今まで企画段階ではそういったアイデアが出たはずなんだ度々
小説にしろTVドラマにしろ映画にしろ
でもボツになった
そのどれもシナリオ的に面白くなかったからだろう
このての作品は必ず最後には戻るんだ
少なくとも数ヶ月後に
それなら青春コメディーとして成立するのだが
それなのにいつまで経っても戻らないものだから話が重くなる
長い年月を重ね受け入れていく2人ではあったがまなみ(見た目は陸)の本心は戻りたかった
しかし陸(見た目はまなみ)はほぼ完全に受け入れた
セフレはいるものの独身のまなみ(見た目は陸)に対し陸(見た目はまなみ)は結婚し出産を経験し母親になったからだ
原作者も脚本を務め映画監督も男性
女性の一部レビュアーからは女性視点じゃなくて男性視点でがっかりという意見もあった
平田満はかつて爆笑問題と真鍋かをりがMCのトーク番組に出演したがそこで脚本を書く際にあたって「男なら子宮を持て 女なら睾丸を持て」という名言(迷言?)を残した
小説や漫画と違いドラマや映画の脚本を書くなら異性の視点も持って書かないとダメだってことだろう
僕はそれができてると思うんだがなあと
女同士だから共感できるものでもないでしょう
女なら共感できるというなら高市早苗総理をもっとみんなで応援してあげてほしいな
ファイティングポーズをとっているのはむしろお前だろと言いたい時もある
30歳になった2人が馴染みの喫茶店で再会
入れ替わった高一の頃からこれまでの回顧録
時系列が行ったり来たりするは自分には合わず減点ポイント
ふせえりが出てきただけでなぜか笑ってしまう
どちらかというとお笑い系だけど特に面白い言動しているわけじゃないから失礼かな
陸の母がまなみ(中身は陸)に対して異常に冷たいのが笑える
強く違和感を覚えたのは2人の母親
陸の母親とまなみの母親
なぜ中身が違うと気づかないのか
男親はその点では鈍感だがトツキトウカを共にした母親なら異変に気づくと思うのだが
『寄生獣』の田宮良子の母親は見抜いたぞ
女性の多くは男性と違い非科学的なものを信用する傾向が強い
理屈より直感を大事にするのではないか
リケジョは別かもしれないが(あっ「STAP細胞はあります」の人は違うか)
あともう一つ苦言
男女入れ替わりモノだと大抵男性俳優の方がオネエっぽくなる
中身が女であってオカマを演じて欲しいわけでない
テレがあったのか高校生時代を演じた武市尚士は自然体だっただけに
陸(見た目はまなみ)を演じた芳根京子も西川愛莉も自然体だし
女がオレって言っても抵抗感はない
岩手と宮城の県境に住む僕は幼少の頃に曽祖母が自分で自分のことをオレ(方言でオラがさらに訛ったものかと)と言っていたことを覚えているし
女が胡座なんてヨガとかで普通にやるでしょ
でも男の前ではチノパン履いていても正座なんだよな上品な家庭で育ったわけでもないのに
女は大変だ
職場の後輩がパイプ椅子を要求するので武器として使用するのかなと思ったら座るために使った
正座はやっぱり辛いのだ
まなみと陸は戦友ではあるかもしれないが男女として決して結ばれることはなかった
陸(見た目はまなみ)は男だった頃からの陸の親友と田崎とSEXをする
田崎と結婚するのかと思いきや別れることになり職場の同僚の蓮見と結婚する
なんか女の姿になった陸が幸せになり男の姿になったまなみの方が不幸になった気がする
切ない
双方の両親との仲はまなみ(見た目は陸)の方がうまくいっているけど
エンドロールのあとにおまけなし
書いててややこしくなってくる
あともう一つ苦言
2人の高校時代もっと芳根京子と高橋海人に寄せて欲しかった
『いま、会いにゆきます』の浅利陽介&大塚ちひろは中村獅童&竹内結子にかなり寄せただけに
オーディションの段階でそのくらいの配慮はしてほしかった
苦言ばっかりだが陸の父の葬儀でまなみ(中身は陸)と弟禄(金髪)が再会するシーンで幼少の頃の雪だるまに関する思い出話をする2人のやりとりがとても良かった
あと歴代朝ドラ主演女優のわりにいまひとつパッとしない芳根京子だが今回の役どころはとても良かった
「可愛い」はまだまだだ卒業できそうもないけど「可愛いだけ」は卒業できたようです
もう28歳だしね
あっあくまでもいまひとつであってマジでパッとしないわけではないから誤解しないでね
そう言えば入れ替わる前が殆ど全く描かれていないのも異例だな
配役
高一の夏に体が入れ替わってしまい30歳になっても元に戻らない坂平陸(見た目は水村まなみ)に芳根京子
陸の高校時代に西川愛莉
高一の夏に体が入れ替わってしまい30歳になっても元に戻らない水村まなみ(見た目は坂平陸)に高橋海人
まなみの高校時代に武市尚士
陸の友人の田崎淳一に中沢元紀
田崎の高校時代に窪田吏玖
陸の弟の坂平禄に林裕太
禄の中学時代に酒井禅功
陸の母の坂平葉月に片岡礼子
陸の父の坂平春樹に山中崇
まなみの母の水村渚に大塚寧々
まなみの父の水村治に赤堀雅秋
まなみの結婚相手の蓮見涼に前原滉
陸(見た目はまなみ)が産んだ娘の蓮見まどかに白井希果
まなみの同僚(セフレ)に石川瑠華
喫茶店「異邦人」の店員にふせえり
喫茶店「異邦人」の店員に前野朋哉
女だった頃からのまなみの友人の桜に米満寧花
桜の成人期に中村莉久
女だった頃からのまなみの友人の高美に佐々木告
高美の成人期に小川沙羅
まなみ(見た目は陸)と一緒にいる同級生の田村に松長里依
看護師に山本裕子
まなみ(見た目は陸)の交際相手に鈴木ミ夏
まなみ(見た目は陸)の交際相手に村山朋果
まなみ(見た目は陸)の交際相手に小田龍哉
ラストがもっと…
たまにあるファンタジーな男女入れ替わりの映画。数々のシーンでは少し間がありすぎるようにも思った。何度も時間経過が複雑で…。ラストにハイタッチを男性が遅れて手をつけ出してくれるだけでスッキリするのにな。あとの想像はお任せ致しますより、そこで確信出来る方がハッピーエンドなのになと歯軋りしてしまう。それが映画といえばそれまでなのだが…
自分達を大切に俯瞰し合える幸せ
先に白状するとこの映画は時間潰しを目的に鑑賞を決めた。この点は先に詫びねばならない。大変申し訳なかった。非常によく出来ていた。
「君の名は。」をはじめ、男女の入れ替わりの作品は数多く存在する。本作はそんな雑多の中の1つだろう、と思っていた。そんな事は全くなかった。
寧ろ切り口としては全く別角度。しかもオチまでちゃんとしている。恐れ入った。
作品は題材と打って変わってドキュメンタリーチックな仕上がり。作風としてリアリティが役者に求められるが髙橋海人さん、芳根京子さんはそのハードルを上手く乗り越えられたと思う。特に髙橋海人さんの演技力は自分の予想を遥かに超えていて、ヒロイン(?)の水村まなみを熱演して下さった。本当に女性のようだった。女性のような男性だった。
またこの作品、衣装もかなり凝っていて、当時の流行を上手く取り入れており、よくある現代のみの時代考証で作中の過去のリアルを片付けていない繊細な点も評価できる。
終始落ちついた雰囲気で物語は進むが、この作品、恋愛映画と思いきや人生ドラマ映画。恋愛要素も確かに内包するが焦点はそこではなく、入れ替わった2人が互いが元に戻れない事の苦さを様々なシチュエーションで覚えながら、互いの人生を支え合い生き方を模索してきた様子を振り返るといった内容。2人ともやってる事は普通なのに題材のお約束とは程遠い事を平然とやってのけてるせいでこれがまぁ面白い。同じようで同じには進まないから。
逆に他の男女入れ替わり系のお約束みたいなものは控えめであった。
鑑賞後の満足感もあって久々にパンフレットを購入した映画だった。
ドラマ系としてはよく出来ている反面、キャストのファン層の好みよりかは大人向けの映画ではあるのは留意して見に行った方がいい。
どちらに感情移入しても切ない
実は二度目の鑑賞。
一度目はラストに??となりちょっとピンと来なくてもう一度鑑賞。二度目の方が陸とまなみどちらにも感情移入してとても切なく苦しかった。
でもやっぱり同性としてまなみに感情移入するかな。とても濃い15歳からの15年、うまくやってるように見えたまなみがずっと戻りたかった気持ちを抑えていたことが最後に分かってとても辛くなった。
ラストに注目していたけどやっぱり戻ったのかどうか分からなかった。いずれにせよ2人が幸せでいてくれたらと思う。
主演の2人の自然な演技と感情表現も素晴らしかった。
どちらの15年が重いのか
いろいろな口コミを見て、今回初めて鑑賞。とても良質な作品だった。時系列が跳ぶので混乱するのかと思っていたが、かえってその切り替えがよく、世界観により没入できた。全てを内包しつつも、静かに物語が紡がれていて、時にシリアスな描写も胸にストンと落ちた感じがした。
芳根京子さんと髙橋海人さんの演技が秀逸。
特に、陸の家での芳根さんの衝動からなる激しくも抑揚を抑えようとする皮肉の効いた台詞回しと、髙橋さんのオフィスでの熱を持ちつつもフラットに語られる、まなみの孤独や葛藤を吐露する独白シーンが胸にグッと迫るものがあり、素晴らしかった。
高校生時代を演じたお二人も、どの姿も陸とまなみであり、将来がとても楽しみになった。
良い作品に出会えて感謝。
わたしの身体は誰のものか
クィア作品として鑑賞(クレジットを見るとしっかり監修が入っている様子)
コメディ作品の多い入れ替わりというテーマに対し、終始静かな進行のこの作品。元に戻れず、大切な人にも打ち明けられない二人の15年間が、時代を前後しながら描かれます。悲しいシーンも多いですが、この構成のお陰か、そこまで暗くなりすぎずに見ることができました。
明確な身体違和が描写されるまなみや、アセクシャル・デミセクシャルな描写がされる陸など、クィアな経験を経て、まなみは身体を求められること、陸は信頼できる相手との関係性に救いを得ます。一見対照的な二人ですが、決してお互いの選択を否定しません。なぜならそれは、入れ替わった現実に適応し生き延びる為の手段だと理解しているから。
二人は元に戻ることの無責任さを認めつつも、最後には元に戻れるかもしれない方を選択します。結果は明示されませんが、その選択こそが重要。周りなんて関係ない、わたしの身体はわたしのものだから。二人の15年とその選択に勇気づけられるラストでした。
切ない
芳根京子見たさに鑑賞。思ったより髙橋海人が上手かった。入れ替わったことで親の死に目にも会えない、今の親ともうまくいかない、となかなか切ない話だった…思春期からの15年を性別変わって過ごしたら30で元に戻ってもそれはそれで苦労しそうだなぁと、見ながら思った…
ラストはどっちにも取れる終わり方なのが良かった。
結末は、原作と変わらないのか変わってしまったのか
(ネタバレさせたくないので、映画だけでなく原作も読んだ、という方以外はこの先は読まずにお願いします。)
主役の陸とまなみが、とあるきっかけでお互いの心が入れ替わってしまい、入れ替わってしまっている間の2人の生活・人生や心理・葛藤を描くのをメインテーマにした作品なのだと思います。
入れ替わり状態が解消できるのか、それはどんな風に、という、本題ではない方を過度に期待してはならなかったようです。入れ替わりのきっかけとなった出来事が、原作どおりでずいぶんあっさりしていたのは、戻るための行動や2人のその後についても、映画だからといって独自に加えることもない、という表れだったのでしょう。
戻れたとも戻れなかったともどちらともとれる(どちらともとれない、と言った方が良いかも)ラストの数秒くらいシーン、原作にはなかったのですがフラストレーションが残りまくってしまいました。
・外見が陸の方は生存している
(「中身」は戻ったか不明)。
・外見がまなみの方は(ラストに出てきていないので)
生存していない可能性もありえる?
ということで、原作よりも謎が深まったように思うからです。
陸は入れ替わりから無事戻れたが、まなみは(プール飛び込み時か、その後間もなくかに)なくなってしまっている、といういちばん辛そうな結末の可能性も想像されて、何とももどかしい思いで鑑賞を終えました。原作から変えないけれども、物語の続きに関する監督からの何らかのメッセージ、ということでしょう。
まあ、そういう細かいことを気にさせてくれるのも、全体として良い映画作品になっていたからこそだと思いますので、見て良かったです。
この作品も、出来映えに見合うほどには話題に上がっていないような気がしています。上映館数も上映回数も、もっと多くて良いのにと思います。いろいろと事情があるのでしょうが、宣伝不足の気がしてもったいないです。
非日常なのにリアル
入れ替わりというリアリティがないお話しのはずなのにすごく共感が出来るお話しでした。それはきっと無意識に人と比べてなんとなく自分の生活の物足りなさみたいなものに重ねてみえ、涙が止まらなかったのだと思います。陸は親との関係や寂しさがあって旦那さんの存在が支えだったんだろうな。逆にまなみの戻りたいという強い想い、そこで俺の顔で泣かないでと言われた時の気持ちを考えて苦しくなりました。演技が上手いという感想では無く、すごくリアル。本当にその人が居る様な不思議な感覚でした。最後はどちらか分からないけど、自分の中では喫茶店に先に来て待っていたまなみのままなのかな…と思ったり。だけど前とは何か違う雰囲気で2人の変化を感じられる終わり方も心地良かったです。
映画って素敵だなと改めて思い最近あまり観れていなかった映画に沢山触れたくなるそんな作品でした。
今でも頭の片隅にある位私は好きな作品です。
ありがとうございました。
ありそうでなかった入れ替わり系の新たな形
芳根ちゃんが大好きなので見に行きました。
いわゆる男女の体が入れ替わる系の作品です。
その中でも私が見てきた入れ替わり系の作品の中では見たことなかった15年も入れ替わったまま月日が流れているという設定がとても良かったです。
ストーリー的には見ている側が転生ものを見ているかのように現在と過去の回想が行ったり来たりしていきます。
それを見ていくことで彼らの人生がどのように過ごしていきそこにはどのような背景や心の変化や心境があったのかということが徐々に紐解かれていきます。
各時代に変化などはその都度ありつつも基本的に作品の主となるのは主役2人が喫茶店やその時代のどこかで2人が語り合うという場面で進められていくこの物語の進め方も自分的にはすごく良かったです。
終わり方もあれで良かったかなと思います。
プールに飛び込んでエンドロールかと思いきや、そこにやはり戻ってくるんだーとなりました。
自分としては2つの結末が浮かびました。
いつもどおり喫茶店で高橋海人君が待っていたのでそのまま入れ替わらなかったのだろうというパターンと、もう一つは入れ替わりが成功していて、いつも高橋海人くんが喫茶店で先に待っていたからそれに合わせて早く到着しておこうとしたのかな?というパターンです。
一つだけ納得いかなかったのが高橋海人くん側の家族のお母さんがなぜにあんな感じの人なのかが詳しく描かれていないので、ただただ嫌な人って感じでした。
心の病でもあんのかな?って感じでしたよね。
お父さんも良い人そうだけど芳根ちゃんにあんなこと言わなくてもいいのでは?って感じで弟は良い人だったけど、あの家族が本当意味不明の嫌な家族でした。
そこだけは見ていて不快な要素でしたが
作品自体はとても良い作品だと思います。
何より主役の2人、学生時代の役者さん含めとても良い演技を見せてくれています。
2時間ずっと引き込まれてしまいました。
めっちゃオススメです!
難しかった
映画を完成させる最後の1ピースって、観た人の経験とか想像力だと思うんですよ。
だから、同じ映画を観ても人によって感想が違うんですよね。
それで結論から言うと、私はこの映画を上手く完成させる事ができませんでした。
ファンタジー作品の醍醐味って、非現実的の極端な設定の中での登場人物の行動や思慮を見ることで、日常の中で見落としていた事や忘れていた事に気付ける事だと思うんです。
逆にそれが無いと、ただ非現実的な何かを見せられただけになっちゃう。
私は今回、それを見付ける事が出来なかった。
経験や想像力が足りなかったんだと思うんだけど。
それでも、そんな時にこのサイトで高評価を
付けている人のレビューを読むと、目から鱗が落ちる時が有るんですよね。
そういった楽しみも、映画レビューサイトには有ると思うの。
結局、何が言いたいかというと、映画ドットコムさんありがとうかな。
この映画の感想を一つ言うなら、同窓会の芳根さんのヘアスタイル、とても素敵だったな。
SFかファンタジーかと思ってたら純文学作品だった
原作は未読で入れ替わりものとだけの知識で観たら、全然別物でした。
肉体の性が変わる事で起きた認識についての物語でしょうか。
15歳というのがひとつのポイント。それより小さい子どもならもっと簡単に別の性に馴染んだでしょう。逆にもっと大人であれば、肉体の性が変わっても元の性のメンタリティで生きる事ができたでしょう。
15歳というのは第二次性徴と思春期のタイミングでメンタリティはまだ確立していない、肉体の変化に引きづられて変化して成長していく時期です。
そのために主人公の男の子は精神的に不安定なまま、生きていく事になる。目覚める度に自らの顔に触れて確かめる仕草を繰り返し描く事で表現しているのは上手だと思いました。(君の名はなどでもよくある様におっぱいを触ったりしてコメディに走りがちな所です。)
もうひとりの主人公の女の子は正反対に、男性に変わっても上手に生きていく姿が描かれます。恋愛をし、セックスの経験も豊富に、大手の会社に就職もする。
しかし、クライマックスでそれが逆転する。
男の子は葛藤を抱きつつも女性としての自分を受け入れて、結婚、出産を経て、夫と我が子を得て家族を作る。しかし、女の子は本心では男性の肉体を受け入れる事が出来ずにいて孤独なまま、無理矢理に男っぽく振る舞う事で何とか生きてきた。最後は昔話にすがってでも元に戻りたいとまで思い詰める。
このストーリーだと元に戻る事は出来なかったのだろうと思います。一応、どちらとも取れる終わり方でしたが・・・。
なかなかに考えさせられる作品で興味深い作品でした。ラストで戻ったとしても戻れなかったとしても、今後どうやって生きていくのだろう・・・。
難しい演技が要求されたと思いますが、髙橋海人さんと芳根京子さんは見事な演技で素晴らしかったと思います。ちょっとした仕草にも本来の性が垣間見える所などは、特に髙橋海人さんは上手かったと思います。芳根京子さんも男性でありながら女性として初体験をする、妊娠する中で死を意識する、という極限状態を演じていて、なかなかの迫力でした。
今年に観た映画の中でもベスト3に入る良作だと思いました。
ただ、「君の名は」などのエンタメを想像してきた方には拍子抜けというか肩透かしな感想を持つのも理解できる所で、評価は分かれるだろうな、とも思います。
田崎、実家かよ
『累』ぶりの芳根京子の入れ替わり演技を目当てに。
作風的にあれほどの凄まじさはないが、髙橋海人や高校時代の2人も含めてそこは満足。
表情筋とか関節の角度とか、ちゃんと上手かった。
設定としてはラブコメの定番ではあるが、割とシリアス目な雰囲気。
裸見られたくないとか、人間関係や習慣が分からないとかはすっ飛ばすので、違和感はある。
性差の影響ほぼ無いので、同性の方がよかったかも。
それでも、15年という他に類を見ない長期スパンな点が気になって見ていく。
どこまで相手の人生を引き受けるかって、難しいよね…進路や恋愛なんかも…
と思ったら、アッサリ童貞捨てやがった。笑
意味深にじっくり振り返るけど、戻る戻らないに田崎まったく関係ないじゃん。
高校卒業の時、なんで陸は一人で坂平家に?
ワンちゃんがとても長生き。
各家庭の受け入れ具合の差が、親の死にまで尾を引くところが感情的なピーク。
だって人生の半分(=実質半分以上)、社会人生活の全部を入れ替わった状態で過ごしてる。
仕事とか人間関係とか諸々、陸は出産までしてて、自分なら今さら戻ろうとは思えない。
身体がどうであれもう自分の人生だよ。
結果をボカすのは察してたが、ラストカットと前フリからして戻ったような印象。
陸は石川瑠華には入れ替わりのこと話してそうだが、特に何もなかった。
今回は美男美女だったが、美醜の差が極端だとまた話は全然変わってくるんだろうな。
入れ替わった2人の恋愛要素ゼロなのは珍しかったが、万年筆や動画のオチなど弱すぎたのが残念。
自然な会話と笑いの演技は魅力的だった。
そんな終わり方...
15年間の入れ替わり中の苦悩は深さがなくあまり描かれていないように思いました。入れ替わっているのが男女なのでかなりハードルの高そうな童貞を捨てることも簡単にしている(しかも入れ替わってまもなくの学友の身体なのに)し、周りの人も入れ替わったことによる性格の変化に殆ど気付かず、比較的あっさりと環境に馴染んだような印象。
多くの場面が喫茶店でのたわいもない話で間延びしており、もっと簡潔に出来たのではと思います。全体的に内容が薄い。過去の回想も細かく入りすぎて時系列が乱れやすく感じました。
そして、身体が戻れたかどうかの結果を観客に丸投げされたこと。入れ替わるというテーマの提起だけをして回収しないなんて、これはいただけない。オチが思いつかなかったのでしょうか。これで評価が格段に下がりました。最後まで内容が薄い。
あと、「君の顔では泣けない」割には2人ともよく泣いているところは少し笑えてしまいました。
男女入れ替わりの演技は難しいですよね。
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