劇場公開日 2025年11月14日

君の顔では泣けないのレビュー・感想・評価

全171件中、1~20件目を表示

3.515年間違う人物となって生きた先に見えたものとは

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

入れ替わりものはエンタメではよくある話ではあるけれど、15年も戻らずお互いの外見で生活をし続けるという内容が新鮮だったので鑑賞。

個人的に入れ替わりモノで楽しみにしているのが、役者陣が入れ替わる前と後でどう演技の差をだして、別人になり切れるか、だと思っている。
けれど今作は、最初から入れ替わった状態からのスタートだったので、そこが見れなかったのが残念だった。(おそらく原作がそうなのだろう)

入れ替わる前がわからないので、元から男まさりな女性と物腰柔らかな男性に見えてしまい、最近はそういう男女も珍しくないのも相まって、なかなか入れ替わった感が感じられず。寄り添って見ることができなかった。

過去のシーンと現在のシーンが短いスパンで切り替わるのも、個人的には忙しくて少しごちゃっと見えてしまい、ここは好みが分かれそう。

自分のアイデンティティは外見や性別あってのものなのか、それを奪われた時“自分”はどうなるのか。想像するだけで絶望するし、日常なんて普通に送れるものなのか?
性同一性障害と近い感覚になるのかな?とも思ったけれど、この場合は生まれた時からの違和感というわけではないから違うのか?と、なかなか解釈が難しかった。

坂下の弟役で「愚か者の身分」の林裕太くんが出ていた。それほど長くはないシーンだけれど、印象的なシーンになっていて、ますます今後が楽しみな俳優さんだ。

最後は観た人に委ねる感じで終わったのは良かった。

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AZU

4.5シーンの切り替わりが上手かった。 複雑そうに見えてシンプルに観れる...

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

シーンの切り替わりが上手かった。
複雑そうに見えてシンプルに観れるから内容も入ってきやすい。
感情も分かりやすくて物凄く見やすくて良い映画だった

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ニックネーム

2.0疲れる・・・

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

疲れる映画 年代を行ったり来たり
 自分としては 10代のからだが入れ替わるか
葛藤を見つかった
最後も・・・中途半端

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まっっん

5.0冒頭5分で心を鷲掴みされる面白さ!最後まで持続する切なさ!年末に本作に出逢った嬉しさ!

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

相変わらずどんな作品であるかも調べないで観たものだから、冒頭5分の喫茶店シーンで本作の物語設定に触れて心を鷲掴み。こりゃめっちゃ面白そうだと前のめりになった次第。

まさか男女“入れ替わり“が、高校生時代で発生して15年の歳月が流れてしまうなんて設定、どう考えても面白すぎでしょう。喫茶店の会話シーンでの、芳根京子が「ボク」と言い出し、高橋海斗が「ワタシ」と言い出した瞬間の違和感(まー私は粗筋を見ていないので)からの、設定がわかった瞬間のカタルシスはえも言われぬ楽しさでした。

そこから15年の歳月に渡っての、入れ替わったままの彼・彼女の人生を、あえて時系列をシャフルしながら描かれていきますが、そこには普遍的で誰もが経験する人生の喜怒哀楽が、特殊な“入れ替わり“の要素が加わることで、より際立って浮かび上がっていき、観るモノの心に深く訴えていきます。

捻りの効いた設定だけど出落ち感もなく、丁寧で素晴らしい脚本な上、主演ふたりの素晴らしい演技で、最後の最後まで前のめりのママ、堪能できました! まだ未見の人はぜひ観てほしい作品です。

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ヘマ

4.0大切なのは家族とか生活

2025年11月30日
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15年間中身が入れ替わったまま、器(外見)の人として人生を歩んできた同級生の話。
性的なところは割とあっさりクリアできても、15歳まで一緒に過ごした家族と自分の居た場所、そして新たに作った居場所に対する思い入れというのは簡単に手放せないんだな。
高橋海人と芳根京子が性差を個性として表現していたのか、男女の入れ替わりものだったけどいやらしい描写がなく見やすかった。

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may 618

5.0心に届いた作品

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

斬新

とても好きな映画。
入れ替わり自体はフィクションだけど、心と体が違うことで苦しんでる人は世の中にたくさんいる。

自分なら?我が子なら?大切な友人なら?一体どうする?と映画を観終わってからずっと考えている。

映画を観るまではタイトルに「強さ」を感じていたけれど今はとても「優しさ」を感じる。

それぞれの役者さんたちがすごかった。
芳根京子さんはもちろん、高校生時代の若いお二人、そして髙橋海人さんの複雑な思いを表現する演技は心にまっすぐ届きました。

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ともね。

2.5何かと惜しい映画

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

入れ替わり物の変化球の映画。何かと惜しい作品。まず時間が長い、エピソードを一つ抜いても良い。2人の15年の変化が乏しく時間軸がバラバラであるが年を出さないと解らないのは失敗では。
どうせベタベタな手垢のついた結末はわかりきってる描き方をするのならラストの車の迎えのハイハッチでは終わるほうが映画的では。
最大のポイントは2人は何故一緒に歩む事を選択肢に無かったのか?ここが気になり始めるとモヤモヤする。何かのきっかけで原作に戻せるのではないかと思う。ここが最大の失敗だと思う。
オスメスの生物を抜きにして考えるならそのまま生きていく選択もあるのではないか?ジェンダーを考えない面白い作りにはなっている。

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るい

3.5私には難しかったです‥

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

15歳で入れ替わったまま大人になった男女の、その後の15年の振り返り。
喫茶店や、田舎の風景、実家の様子が懐かしい。
入れ替わりはしてなくても、誰にとっても、その年代の体験や問題は、皆んな平等に初めてのことばかりだ。悩んでは友達と語り合うし、でも全部は伝えられない。
確かに、若い頃は、30歳が何か人生の大きな区切りになると思っていたな、と思い出したり。
しかし、私には最後まで掴みどころがない作品だった。
芳根京子の横顔がキレイでした。

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ルミオ

5.0素晴らしい

2025年11月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

難しい

全く期待しないで、観たが、とても引き込まれて鑑賞出来ました。
主役2人の役者の演技が、素敵で、友人と観た帰りに、
もう一回別の角度から、観たいねと、なかなかそういう作品に出会わないし、派手では無いが、静かな良質な作品だと感じました。

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雷

3.0前原滉と林裕太

2025年11月28日
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鑑賞方法:映画館

癒される

これまたレビューが出揃った2週目での鑑賞。
まあまあの佳作。

製作陣の 絶対に「令和版・転校生」にはしない
〜という並々ならぬ意図が感じられた

特に音響が印象的で、無駄なBGMは押さえて 生活音にフォーカスしてたのは好感

主役の2人はどうなんだろう?
芳根京子は想像通り。

髙橋海人の芝居は初めて見た。
ああ 残った2人のうちの、目黒蓮じゃない方か。
通りで 上手いけど独特にギクシャクした芝居。
テレビだと気にならないのかも知れないが…

先日見た「ブルーボーイ」の弁護士役にも通じる。

10代を演じた2人の方が魅力的に感じた。

実はこの作品 前原滉目当てだったけど
もう あれね!
あの手のキャラを演じさせたら前原滉なのね。

あと、知らなかったけど 「愚か者の身分」の
マモルが出てきて、ビックリ。
この人も 似たようなキャラだったけど
ちょっと琴線にピキッと引っ掛かる良い演技をしてくる。
うーむ。
前原滉&林裕太、今後も追って見ていこう

★今回、改めて気がついたのだがアイドルにカテゴライズされる
役者が主演の場合、オタクによる(他の作品レビューが極端に少なく、ほぼ封切り初週に投稿)
投票操作がエグい!
騙されないようにしなければ

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虎吉

3.5正解のない世界

2025年11月27日
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鑑賞方法:映画館

タイムリープやタイムスリップほどではないにしろ、そこそこ描かれてきた“男女入れ替わりもの”。今作は15年入れ替わったまま戻らないというちょっと変わった設定。
話は2人のやり取り、関係性を中心にかなり絞って展開します。当然ありそうなところもバッサリ切るか最小限に抑えられています。入れ替わり前の描写は無し、通常なら目玉になりそうな入れ替わりの経緯、入れ替わり直後の混乱もごくわずかに触れるだけ。2人以外の登場人物もエピソードでしっかり絡んでくるそれぞれの両親と兄弟ひとり、友人ひとりだけ。彼らでさえ登場シーンは限られるし、それ以外はモブキャラはほぼそれに近い(のちの家族ですら)。上映時間に限りはあるし、15年を描く以上、内容を極限まで絞るのは正解だったと思う。必要な情報は盛り込まれていたと思うし。
所詮、だれも経験したことのない世界でどこにも正解は無い。2人の15年の生き方に違和感がまったく無かったわけでもない。それでも前例無き正解なき世界でもがく2人の姿にちょっと涙が出そうでした。
芳根京子さん、最高です。どうも“頑張っています!”“元気です!”みたいな役柄がい多いイメージだが、もっといろいろな役を見てみたい女優さんです。
高橋海人さん、もうちょっとかな、後半の独り言状態の心情吐露はよかったけれどね。

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お悩み姫

4.5芝居合戦ってくらいメイン4人のお芝居がすごい

2025年11月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

開始早々、しっかりした体つきのはずの髙橋海人くんの背中がとっても華奢に見えたのは錯覚?そこからすでに中身が女性というのが感じられたことにビックリ!

逆に芳根京子ちゃんはとても凛々しくて。わざとらしい動きではなく、細かい目線の動かし方や指先の使い方などが男性らしくて普段他の作品での雰囲気と全く異なりこちらもビックリ。

若い時を演じた2人も同様にしっかりと演じられていて、年代が変わっても本当に違和感なく受け入れられた。

そして若い頃の2人と芳根ちゃん&海人くんの笑い方、頷き方、歩き方などが本当にいちいちリンクしてて一体どうやって合わせたのだろうかと素人ながら気になる〜

自分がもしこうなったら…とは中々考え難いけど、相手のことを思いやる気持ちや、今この瞬間を大切に生きる必要性などちょっと考えてしまう。

作品的には最後のシーンの2人の表情から、一生お互いを大切に想いながら、それぞれの幸せな人生を歩むのであろう、と受け取った。

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さくらん

4.0入れ替わりものは、どちらかというとドタバタ劇が多いように思いますが...

2025年11月27日
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鑑賞方法:映画館

入れ替わりものは、どちらかというとドタバタ劇が多いように思いますが、この映画はシリアスに進んで行きます。それぞれの苦悩がとても切ない。二人の幸せを願う。

舞台挨拶付き鑑賞

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おっけ

5.0自分の人生を大切に生きたい、と思わせてくれた映画

2025年11月27日
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泣ける

元に戻ることをゴールとするのではなく、入れ替わった体でどう生きるか?が描かれている。
自分に置き換えた時に入れ替わった体であんなに誠実に一生懸命生きられるだろうか…と考えてしまった。
陸とまなみの15年の葛藤…吐き出す本音…
本音をぶつけるときでさえお互いを思いやっている2人に涙が溢れた。

映画を観てから、
"今日、私は私としてやり切れたか?"を考えるようになった。
今日の私はやり切れた!
そんな日が増えるといいなと思う。
自分の人生を大切に生きようと思わせてくれる映画。

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yuki

4.5自分の人生を大切に思える

2025年11月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

後半ずっと泣き通しだった。
原作読了後の鑑賞でしたがよかったです。とにかく芳根京子さん、髙橋海人さんを筆頭に皆さんの演技が素晴らしい。

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春雨

4.0もう何回かみたい

2025年11月27日
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2回目みてきました
1回目では気づかなかった2人のふとした表情にギュッとなるシーンが何ヶ所もありました
今から小説も読んでみようと思います
その後にもう一度みたいです

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ゆっこ

5.0何回も観たい作品

2025年11月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

回数を重ねるほど登場人物の心情の解釈が深まり涙の量が増える作品。何回でも観に行きたいです。

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ありこ

3.0ラストシーン、よく観ると・・・

2025年11月26日
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入れ替わったまま15年は、あたらしいかも。
しかし、違和感とか、両親も気付かない?いや、気付かないフリをしているのかも。
細かい演出が、多い気がします。
映画のタイトル、鍵をかける音、など。
ラストのシーンも答え出してると思います。

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かぜ

3.0不思議な余韻

2025年11月26日
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鑑賞方法:映画館

難しい

カワイイ

男女の体が入れ替わってしまう話ですが、正直話の内容は、なかなか2人の感情や想いがつかめず、面白くなかったです。
でも、最後の方で不思議な余韻を感じました。
子役の女の子が抜群に可愛かったです。
プールで何回も試す機会はあったと思うのですが、主人公の2人がどうしたいのかが、よくつかめなかったです。

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ゆきとう

4.5君の顔では泣けない

2025年11月26日
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鑑賞方法:映画館

何の予備知識も無く、繋ぎに鑑賞しました。
水曜11時の回。
タイトルからして、相対する顔を見て泣けないのかな?と勝手に思ってました。
全然違いました。
もっともっと深い意味がありました。
芳根さんも高橋さんも、異性を内包した役、見事に演じられていました。
設定はありきたりですが、そのままに15年は意外性があり、その長い時間だからこそ、深い話になったんだと思います。
良い小品でした。
八木さん、「愚か者の身分」まんまでした。
良い意味でハマってましたね。

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