「ありそうでなかった入れ替わり系の新たな形」君の顔では泣けない 邦画野郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ありそうでなかった入れ替わり系の新たな形
芳根ちゃんが大好きなので見に行きました。
いわゆる男女の体が入れ替わる系の作品です。
その中でも私が見てきた入れ替わり系の作品の中では見たことなかった15年も入れ替わったまま月日が流れているという設定がとても良かったです。
ストーリー的には見ている側が転生ものを見ているかのように現在と過去の回想が行ったり来たりしていきます。
それを見ていくことで彼らの人生がどのように過ごしていきそこにはどのような背景や心の変化や心境があったのかということが徐々に紐解かれていきます。
各時代に変化などはその都度ありつつも基本的に作品の主となるのは主役2人が喫茶店やその時代のどこかで2人が語り合うという場面で進められていくこの物語の進め方も自分的にはすごく良かったです。
終わり方もあれで良かったかなと思います。
プールに飛び込んでエンドロールかと思いきや、そこにやはり戻ってくるんだーとなりました。
自分としては2つの結末が浮かびました。
いつもどおり喫茶店で高橋海人君が待っていたのでそのまま入れ替わらなかったのだろうというパターンと、もう一つは入れ替わりが成功していて、いつも高橋海人くんが喫茶店で先に待っていたからそれに合わせて早く到着しておこうとしたのかな?というパターンです。
一つだけ納得いかなかったのが高橋海人くん側の家族のお母さんがなぜにあんな感じの人なのかが詳しく描かれていないので、ただただ嫌な人って感じでした。
心の病でもあんのかな?って感じでしたよね。
お父さんも良い人そうだけど芳根ちゃんにあんなこと言わなくてもいいのでは?って感じで弟は良い人だったけど、あの家族が本当意味不明の嫌な家族でした。
そこだけは見ていて不快な要素でしたが
作品自体はとても良い作品だと思います。
何より主役の2人、学生時代の役者さん含めとても良い演技を見せてくれています。
2時間ずっと引き込まれてしまいました。
めっちゃオススメです!
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