「一味違った『入れ替わりもの』」君の顔では泣けない ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
一味違った『入れ替わりもの』
15歳の時、心と体が入れ替わってしまった男女が、元に戻らぬまま30歳を迎えて‥、という、一味違った『入れ替わりもの』。
芳根京子と高橋海人、それに二人の若いころの西川と武市の演技を、延々と見ることになるが、微妙な心の動きが瑞々しく伝わってきて、なかなか良かった。
以前から数本の映画のわき役で、意外に(と言ったら失礼になるかもしれないが)上手なので注目していた高橋海人の、抑えた演技が絶妙。勿論、芳根京子には惹き付けられた。
ただ、同じことの繰り返し的な冗長さがあり、30分ほど削ってコンパクトにしたら珠玉作になっていたかも、と感じた。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
