劇場公開日 2025年11月14日

「ちょっと冗長」君の顔では泣けない りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 ちょっと冗長

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

難しい

カワイイ

15歳、高校1年生の坂平陸と水村まなみは、プールに一緒に落ちたことで体が入れ替わってしまった。いつか元に戻ると信じ、入れ替わったことを周囲に秘密にしたまま日常生活を送ることにした。陸として上手く生きるまなみと、不器用な陸は入れ替わったことをなかなか受け入れられず、時が過ぎていった。そのまま高校を卒業し、進学、恋愛、就職、結婚、出産、そして親との別れと、人生の転機を入れ替わったまま経験していった2人は、30歳となり、まなみは陸に、元に戻る方法がわかったかもしれないと言った。さてどうなる、というという話。

30歳の時から15歳、17歳、18歳、21歳、24歳、27歳、と行ったり来たりしながら心の変化を描いたのはわかる。
しかし、多くが喫茶店での会話であり、変わり映えしない話の繰り返しに感じ、冗長で退屈だった。
あんなに頻繁に情報交換が必要なら、いっその事、2人が付き合えば良いのでは、と思って観てたが、そんな感情はお互いなかったのだろう。
人生の半分、他人の体で過ごし、その経験をすると、元に戻るのが良いのか、このまま過ごすのが良いのかわからなくなるのだろう。それも納得した。
自分だったらどっちを望むかなぁ、と考えながら観てた。
お腹を痛めて子供を産んだらその子と離れたくなくなるんじゃないか、とも思った。
ラストはどっちでしょう、という終わり方も悪くなかったと思う。
15歳から18歳までの陸とまなみを演じた西川愛莉と武市尚士はフレッシュで良かった。特に西川愛莉は綺麗で可愛かった。
21歳から30歳までを演じた芳根京子と高橋海人も悪くはなかったが、芳根京子の演じた陸は相当ひねくれてて共感出来なかった。

りあの
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