「自分だったらどうするのか」君の顔では泣けない トモルさんの映画レビュー(感想・評価)
自分だったらどうするのか
クリックして本文を読む
ファンタジーなのにどこか本当にあるんじゃないかと思わせるリアリティを感じる作品。
入れ替わって戻ることなく15年過ぎる。
生まれてきた15年と入れ替わっての15年は実は分岐点としても思い出としてもこちらの方が濃厚なんじゃないか。お互いに戻ることを考えて、相手のことを考えての15年。しんどい…。女性だからまなみの気持ちもわかるし、結婚して子供もいるから陸の気持ちもわかる。2人が本当に孤独で可哀想で陸とまなみを抱きしめてあげたくなる作品だった。どちらにも幸せになってほしい。
そして、本当に役者さんが上手くないと成り立たないこの作品に挑んだ芳根京子さん、髙橋海人さん、西川愛莉さん、武市尚士さんに拍手。拍手。陸の弟役の林裕太さんも素敵でした。
あ、笑えるシーンも前半はちょこちょこありました。ソファーベッドと“コーラください!”は笑った。
評価に“泣ける”を付けましたが、私は泣いてないです。どちらかというと“せつない”かな…
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
