「二人の道」君の顔では泣けない なほこの島の夢たちさんの映画レビュー(感想・評価)
二人の道
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私は入れ替わり物が大好きです。切ない、とにかく切ないです。何でこんなにも、切ないのか。私にも、長年のことなので、わかりません。大林監督のも好きだけど、昔に見た観月ありさといしだ壱成の放課後が大好きでした。
私も女性だけど男性みたいな部分があり、それは皆さん、そうなのだと思いますが人には男性性も女性性も両方あると思うのです。私は昔から、「帰りたい」と願っています。しかし悲しいことに何に帰りたいのかが、自分にはわかりません。わからないのか、もはやその事も忘れたのか、とにかく私は私ではなく、私は私に帰りたいと願っています。だから、この手の話しは悲しくて悲しくて。胸が苦しくて苦しくて溜まりませんでした。ラストは、互いに戻ったのではないかと私は思いました。私も私に戻りたいです。
物語には関係ないかもしれないし、私が感じただけだけど心理的なショックからの解離性障害など離人症なども思い出しました。性同一性障害なども思い出しました。上戸彩が金八先生で演じた鶴本直のことも思い出しました。
何でこの、男女入れ替わり物はこんなにも、私の胸に響くのか。長年、この話が繰り返されるのは私たちにも、似たことが起こっているからなのかもしれない。私も私に帰りたいし、あなたもあなたに帰りたい。でも、それがいつになるのかは、私にもあなたにも、わからない。だけど、だから、人生は続くのだ。私は答えが見えないけどあなたに会えるまで私に戻れるまでそれ(人生を)楽しもうと思いました。何か、ポエムみたいになってすみません。あくまでもファンタジーな物語ですが現実的には、そんなことにも通ずるのかなと思いました。
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