「今までにない、リアルな入れ替わり作品」君の顔では泣けない あんこさんの映画レビュー(感想・評価)
今までにない、リアルな入れ替わり作品
公開前から気になっていた作品だったため、公開初日から観てきました。
入れ替わりものとしてイメージしていた感じとはいい意味で違い、ファンタジーなはずなのにどこかリアルで、感情が揺さぶられました。
前半はクスッと笑えるシーンもあり肩の力が抜ける瞬間もありましたが、後半になるにつれて陸とまなみに感情移入してしまい、苦しくなりました。
バラエティーになりがちな印象がある入れ替わりものですが、原作者の君嶋彼方さんと坂下雄一郎監督はもちろん俳優の皆さんの演技がリアルで、素敵な作品に出会えたなと思いました。
芳根さんは陸にしか見えず、男性らしい話し方や目の演技に引き込まれました。
髙橋さんはまなみにしか見えず、女性らしい仕草やセリフの“間”に鳥肌が立ちました。
高校生時代を演じられたおふたりのリアルさも素晴らしかったです。
この世界にも本当に入れ替わっている人がいるんじゃないか?と感じてしまうくらいリアルでした。
映画を観終わった後の余韻が凄かったです。
今回は全体的に観たので、次回は陸の視点で、その次はまなみの視点で観ます。
原作も購入したので読みたいと思います。
とにかく素敵な映画です。
自分で選んで自分で生きてきた人生を、もっと大切にしていきたいと感じました。
ひとりでも多くの方々に見て欲しい作品です。
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